「ほっかほっか亭」を離脱したプレナスが、新ブランド「ほっともっと(HottoMotto)」を立ち上げ!経営難の新銀行東京が東京都に数百億円単位の増資要請!
プレナスが、新ブランド「ほっともっと(HottoMotto)」を立ち上げ!
手軽に食べられるあったかい弁当の全国チェーンとして「ほっかほっか亭」は高いブランド力を誇っていますが、ほっかほっか亭総本部との交渉が決裂した株式会社プレナスはほっかほっか亭とは異なる新ブランドを設立するという決断をしました。個人的には小学生くらいから「ほか弁」の愛称でほっかほっか亭を呼んでいたので、名前が変わるのは残念ですが、近畿地方や東海地方などはほっかほっか亭総本部(ハークスレイ)が管轄しているので、そのままほっかほっか亭のブランドが残るようですね。プレナスが考案した新ブランド名は「ほっともっと(HottoMotto)」で、新しいロゴマークも既に出来上がっていますが、「ほか弁」のイメージが殆ど損なわれないブランドとロゴに仕上がっているのではないかと感じました。
「ほっともっと」というブランドに変わっても、結局、ほか弁というような短縮形で呼ばれるので実質的なブランド価値の損失というのはプレナス側にはないですし、選べる弁当のメニューも従来とほぼ同じということなので、今までほっかほっか亭を利用していた顧客も引き続き弁当を買ってくれるのではないでしょうか。なぜか、出来立ての温かいお弁当で、ほっかほっか亭ほどスタンダードで美味しい弁当を出すお店というのは少ないので、名前が変わってもプレナスには継続的に弁当販売事業を続けて欲しいなと思います。しかし、ほっかほっか亭の内部分裂は、訴訟合戦の様相を呈しており、ほっかほっか亭のフランチャイズ(FC)契約を破棄したプレナスに対して、ハークスレイ(ほっかほっか亭総本部)のほうは中途解約は出来ないとして、営業の停止及び禁止を裁判所に求めているようです。つまり、フランチャイズ契約を解約するというのであれば、今と同じ形態の弁当事業をしてはいけないとハークスレイのほうは主張しているわけですが、消費者としては今まで通り弁当を買えるような判断を司法が下して欲しいなと思います。
もともとは、商標権や経営方針、店舗の運営方法、利益分配率などを巡って内部分裂が進んだみたいですが、消費者の立場からすると、今までハークスレイとプレナスという二つの経営母体があることさえ余り意識していなかったわけで、正に晴天の霹靂といった感じではあります。3500店のほっかほっか亭のうち、プレナスが直営するのは、約1000店、プレナス傘下で食材などの供給を受けるのがFCの約1200店ですが、この1200店舗のFCはプレナスにつくのかハークスレイにつくのかの選択を迫られています。FCのオーナーに対するプレナスの説明会では、プレナス側の経営方針に賛同するオーナーが多いような報道がされていましたが、今後、ほっかほっか亭の店舗の勢力分布図がどのように変化していくのでしょうか。
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