十年以下の懲役または一千万円以下の罰金、重い罰則つきの『映画盗撮防止法』が8月30日に施行!

重い罰則つきの『映画盗撮防止法』が8月30日に施行

9月には『ファンタスティック4』や『ラッシュアワー3』『TAXI4』をはじめとして色々な映画が公開されますが、映画館にデジタルビデオカメラなどを持ち込んで盗撮する行為を取り締まる『映画盗撮防止法』が30日に施行されました。ニュースキャスターでタレントの小林麻央などがこの『映画盗撮防止法』の広告活動を行っていましたが、この法律の罰則規定は『十年以下の懲役または一千万円以下の罰金』という異例の重さになっています。単純に量刑だけを比較すると、(恐らくこの法律に初犯で違反しても執行猶予がつくでしょうが)傷害罪や恐喝罪などの直接的に他人に被害を及ぼす罪よりも重くなっていますね。

日本の映画館で公開されてから8ヶ月以内の映画が本法律の保護法益となりますので、デジタルビデオで密かに映画を録画して海賊版を制作しようとするような悪徳業者(裏組織)にとっては手痛い法律となるでしょう。まぁ、一般人の人で映画を盗撮しようとする人はまずいないでしょうから、大多数の人にとってはあってもなくても今までの生活や映画鑑賞が変わるわけではありません。

盗撮による海賊版DVDの流通を防ぐ目的で作られた法律ですが、なぜ、今頃こんな法律が出来たのかというと、『デジタル機器の高機能化と普及』というのが一番大きな要因のようです。手ぶれ機能や録画品質の向上によって、簡単に高品質の海賊版DVDが制作できてしまうという困った事情が背景にあるようですが、現在では一回綺麗に録画すれば簡単に何枚でも複製できるので、こういった映画の盗撮をビジネス化している組織もあるんでしょうね。

 
 

DVDの『DEATH NOTE デスノート/DEATH NOTE デスノート the Last name complete set』がオリコン1位を獲得!森永製菓が“働く女性向け”の白と黒のチョコボール発売!

週刊少年ジャンプに連載されている漫画『DEATH NOTE』が大ヒットし、更に、2006年には映画実写版の『デスノート』が邦画としては空前の動員数を記録しましたが、DVDの売上げのほうもかなり好調のようです。僕はテレビ公開された映画版『デスノート』の前半しか見たことがないのですが、後編の『デスノート the Last name』と合わせて観客動員数660万人、興行収入は80億円を越えたそうで、日本の漫画やアニメを原作とした映画としては『NANA』に匹敵する売上げにつながっています。

監督である金子修介と脚本家の大石哲也との間には、脚本のストーリー展開を巡るいろいろな確執もあったとWikipediaには記されていますが、夜神月(やがみ・らいと)役の藤原竜也を主役として、瀬戸朝香や戸田恵梨香、津川雅彦、中村獅童、松山ケンイチなどの豪華メンバーをそろえた映画版『デスノート』は興行収入から見ると大ヒットに終わったといえるでしょう。後編を映画館で公開する前に、テレビの金曜ロードショーで前編のデスノートを思い切って放送した製作陣の戦略というか意気込みが良い結果につながった面もありますが。

オリコンのランキングによると、実写版映画のDVD「DEATH NOTE デスノート/DEATH NOTE デスノート the Last name complete set」(3月14日発売)が、売上げ枚数16.1万枚で、3月26日付のウィークリーDVDランキングで1位になったそうです。

 
 

『アマゾン・ドット・コムの光と影』 横田増生を読んでの感想:“消費者の浴びる光と労働者を覆う影”から生まれる希望格差と将来不安。

横田増生さんがアマゾンの出荷工場に潜入ルポをして書き上げた『アマゾン・ドット・コムの光と影』を読みました。Amazon.co.jpの“光の部分”というのは、顧客満足度(CS)と顧客ロイヤリティ(継続的に利用したいとする忠誠心・信頼感)を最大限に考慮して作成された『Amazon.co.jpのECサイトとウェブショッピング環境』です。僕自身、アマゾン(Amazon.co.jp)に限らず楽天などでも時折買い物をしますが、やはり、サイトのユーザビリティや検索のしやすさを考えると、アマゾンのウェブショッピング環境の素晴らしさは断トツです。

楽天が、種々雑多なお店が集積している巨大なショッピングモールのサイトだとすれば、アマゾンは、アマゾンという1つの巨大店舗が本やDVDをはじめとしてありとあらゆる商品を集めたサイトだということが出来ます。広大な商店街である楽天の場合、何万店舗というバラバラのお店が入っているので、商品のアイテム数がアマゾンよりも多く、日本全国のお店が参加しているというメリットがあります。特に、お中元やお歳暮で贈るような地方の名産品や生鮮品の分野では、アマゾンは全く太刀打ちできません。

しかし、その一方で、日本全国の無数のお店のサイトが集まっている楽天のサイトは、デザインやユーザビリティ、商品画像に統一感がなくサイトとしての一貫性がないというデメリットがあります。アマゾンの場合は、本を探していても、DVDやエレクトロニクス(電化製品)を探していても、『いつも同一のデザインのサイトの中にいる』という安心感や信頼感があるわけです。特に、本やDVDを一度でもアマゾンで買ってしまうと、アマゾン以外のECコマースで本・DVDを買おうとする気持ちが殆どなくなります。

アマゾンは書籍とDVDに関する限り、品揃えでも検索の精度でもマーケティング手法でも、間違いなく日本ナンバー1のECサイトであり、実店舗を構える書店の最大手である紀伊国屋書店よりも大きな売上高を上げているといわれています。書籍だけで年間1,000億円以上は確実に売り上げられていると見られていて、日本の出版業界全体の売上げの約10%以上のシェアを誇っているわけですから、正に海外から押し寄せた圧倒的な売上げ能力を持つ黒船だったわけです。

アマゾンの“光の部分”を一つ一つ上げていけばキリがありませんが、一言でいうならば、徹底的に『顧客の利便性と満足度(Customer Satisfaction)』を追求し続けていることに尽きると思います。書籍を売っている他のECサイトと比較して優れている点としては、『1,500円以上買えば、送料が無料』『書籍・DVD・エレクトロニクスの品揃えが良い』『過去の購入履歴から、商品をリコメンド(推薦)してくれること』『サイトのデザインに一貫性があり、検索しやすいこと』『他の購入者のレビュー(感想と評価)を参考にできること』『支払方法の選択肢が多いこと』などを上げられます。

特に、仕事や研究で各学問分野の専門書や技術書を購入したい人の場合、アマゾンで検索して探すのは相当に効率的で、絶版になっている本でもアマゾンの古本屋(マーケット・プレイス)で見つかることが少なくありません。自分が『最近チェックした商品』と『最近購入した商品』から興味を持ちそうな商品をリコメンド(推薦)してくれる機能というのは、かなり便利であり実際、普通の書店にいるアルバイトの人よりも的確に本を選んで薦めてくれます。

『アマゾン・ドット・コムの光と影』の横田増生さんも、一般の書店で店員に本の有無を聞くと露骨に面倒くさそうな対応をされて不快な気分になった経験を上げていますが、結構、リアルの書店で専門書などについて質問をするのは気が引ける部分があります。

アマゾンであれば検索キーワードさえ分かっていれば即座にその本の在庫があるのかないのかをチェックでき、待たされることもなければ店員の対応によってストレスを感じることもないわけです。まぁ、リアルのコミュニケーションにも面白さがあるのですが、本に関しては相手がその書籍について何も知らない場合にいちいいち細かく説明するのは大変です。時間がかかるばかりで、結局、何十分も待たされて『その本の在庫はありません。入荷予定も未定ですが一応予約しますか?』とのらりくらりとした接客をされることもあります。

普通、本を買うときには1,500円以上は使うことが多いので、アマゾンで買えば日本の何処でも送料無料で配送してもらえます。関東以外の地域だと、3日ほど配送に時間がかかりますが、概ね予定されている配達日には届けて貰えるのでそれほどストレスにはなりません。1つ欠点があるとしたら、配達日時を指定できないことで、夕方・夜に配達して貰いたいときに早朝に着ていて受け取れないことがあったりするということでしょうか。

 
 

トム・ハンクスとジャン・レノ、監督のロン・ハワードという最高の布陣で制作した『ダ・ヴィンチ・コード』に厳しい批判やブーイングが…?!

■公開前の評価が絶大だった映画『ダ・ヴィンチ・コード』に厳しい批判の声

キリスト教の歴史の謎と秘密結社の暗躍、レオナルド・ダ・ヴィンチなどルネサンス(文芸復興)の芸術に隠された暗号……そういった西欧キリスト教社会の神秘的な世界と暗号を解明しながら進むスリリングな歴史ミステリーが、今、映画が公開されて話題沸騰している『ダ・ヴィンチ・コード』です。

ダン・ブラウンの原作のほうは、世界的に大ヒットして5,000万部を売り上げたのですが、5月20日に全国同時公開された映画版の『ダ・ヴィンチ・コード』に対する視聴者の評価はかなり手厳しいようです。『原作の魅力を全く再現できておらずつまらなかった』『原作を読んでいないと何が何だか分からず、ストーリーの面白さに入り込んでいけない』『瑣末なトリビアの情報や原作の複雑な物語をそのまま映画化しようとする無謀な試みで、ストーリーも映像技術も中途半端な感じである』という批判の声も出ているようです。

反対に、『ローマカトリックが伝えるキリスト教の歴史を覆す宗教的タブーに挑んだ歴史的傑作である』『ハリウッドの誇る豪華キャストと偉大な監督が作り出す知的興奮とスピード感に満ちた歴史ミステリー』といった高い評価の声もあるので、見る人の原作に関する予備知識やキリスト教史への興味によっても評価が変わってくるのではないかなと思います。

「ダ・ヴィンチ・コード」にブーイングの嵐

原作本は全世界で5000万部も売れた歴史ミステリー。キリストの子孫が現在も生きているというテーマが大論争を巻き起こし、カトリック教会の反発を招いている。また、著者の盗作疑惑が訴訟沙汰になるなど、映画公開前から話題性はバツグン。

しかも、監督は「ビューティフル・マインド」でオスカーを受賞したロン・ハワード、主演はこれまたオスカー常連のトム・ハンクスという強力タッグだ。大ヒットは確実とみられていた。

ところが、ふたを開けてみると、聞こえてくるのは「つまらなかった」「金返せ」といった悪評ばかりだ。映画批評家の前田有一氏もこう言う。

「まぎれもなく失敗作ですね。原作の魅力を再現できていない。物語を省略せずに全部トレースしているせいで、猛烈なテンポで先へ先へと行ってしまう。原作をしっかり読んで予習してから見ないと展開についていけないし、謎解きの楽しみや余韻を味わう時間もありません。原作は“トンデモ説”を本当っぽく演出した点が秀逸だったのに、映画はただのトンデモになってしまった。カンヌで失笑が起きたのも当然です」

 
 

5月20日公開の『ダ・ヴィンチ・コード』は、800万画素の高精細デジタルシネマを採用!劇場映画もアナログ・フィルムからデジタルシネマへ!

■銀幕の劇場映画もアナログ・フィルムから高画質のデジタルシネマへ!

劇場の映画館にもデジタル化の波が押し寄せているようで、ダン・ブラウンのミステリー小説が大ヒットして映画化される『ダ・ヴィンチ・コード』はフィルムなしの新技術デジタルシネマでも劇場公開されるようですよ。『ダ・ヴィンチ・コード』を配給するソニー・ピクチャーズエンタテインメント映画営業戦略室でも「服の生地の感じも分かる」精細な映像を実現する八百万画素のデジタルシネマに強い期待を寄せていて、次世代の映画館ではデジタルシネマが主流になる可能性が高いようです。

『ダ・ヴィンチ・コード』は小説が世界各地で驚異的な売上を記録したこともあり、映画公開の興行収入は100億円以上のヒットが予想されています。デジタルシネマはハイビジョン映像の4倍以上の高画質(800万画素デジタル)で、精細な映像と鮮明な色彩が楽しめるだけでなく、物理的なフィルムのような劣化がなく複製・管理のコストも殆ど掛からないんですよね。

 
 

「ハリー・ポッター」シリーズの最新刊「ハリー・ポッターと謎のプリンス」が販売開始!全世界で人気沸騰のハリーの冒険と成長の物語!

世界全国で人気が沸騰している魔法ファンタジー小説『ハリー・ポッター』の最新刊(第6巻)『ハリー・ポッターと謎のプリンス』が発売されたようです。書店には早朝から今や遅しと開店を待つ人の行列が出来るなどして、売れ行きのほうもなかなか好調なようです。

原作者のJ・K・ローリングは、ハリーポッター・シリーズで累計3億部を売り上げているといいますから、100万部売れる作家が殆どいない現状を考えると「超絶的な販売記録」ですね。恐らく現在執筆をしている作家の中で最も多くの著作を売り上げた作家になると思いますし、人気絶頂のDVDとの相乗効果も計り知れないものがあります。世界150カ国以上のファンに、ファンタジー世界の夢物語と魔法の冒険の興奮を送り届けたJ.K.ローリングは、正に現代のウォルト・ディズニーといった役回りを引き受けていますね。

ハリー・ポッター:第6巻発売 熱心なファンが列

世界約150カ国・地域で販売され、累計3億部を超えるベストセラー小説「ハリー・ポッター」シリーズの第6巻「ハリー・ポッターと謎のプリンス」(J・K・ローリング著、松岡佑子訳、静山社、上下セット3990円)が17日発売された。第5巻の売れ行きは予想より伸び悩んだが、人気は根強く、第6巻の初版は200万部。開店時間を早めた書店には熱心なファンが詰めかけた。

東京都八王子市のくまざわ書店八王子店では、解禁時刻の午前5時と同時に開店。約150人が列を作った。

午前7時に販売を始めた東京都千代田区の丸善丸の内本店では、小説をイメージした高さ1.8メートルの砂時計が1階入り口に置かれ、開店前から並んだ約30人が紙吹雪とクラッカーで解禁を祝った。

ハリー・ポッターがブレイクする以前には、ファンタジー小説は児童文学の一分野に位置づけられていて大人は余り読まなかったのですが、今では20代に限らず30代以上の大人でもハリーポッター・シリーズに熱中している人が数多くいます。僕も1巻と2巻を友人から借りて読んだのですが、確かに胸がドキドキするような夢のあるストーリー展開と不思議な魔法の世界の面白さに惹き込まれてしまいます。

経済格差や治安悪化、社会保障制度の存続の危機など暗く殺伐としたニュースが多い現代社会だからこそ、こういった楽しい夢と冒険のロマンが溢れるファンタジー小説が再び脚光を集めるようになっているのでしょうか?あと、自信なさげで弱気だった少年から勇敢で才能豊かな青年へと成長していくハリー・ポッターの成長物語も、現代の子ども達の力強い成長や将来の夢に向かう努力に良い影響を与えるかもしれませんね。ロンやハーマイオニーといったハリーを支える周囲の友達との深い友情も冒険物語を引き立てていて、ハリーポッター・シリーズが多くのファンを惹き付けている一因でしょう。

1冊読んでしまうとどうしても次の巻が読みたくなるというノンストップ・ストーリーの構成が、ハリーポッターやファンタジー要素のあるライトノベルの人気の秘密なんでしょうね。その意味では、ワンピースとかドラゴンボールとかの連載漫画と近い魅力と中毒性がハリーポッターにはあると思います。今話題になっているハリーポッターがどんな物語なのかと気になっている大人の方で、『こんな子ども騙しのファンタジーなんて今更読めないよ』という先入観を持っている人にこそ一度読んでもらいたいですし、DVDや映画のほうも見てもらいたいですね。