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2010.06.0702:51

精神科医ゆうきゆうの『マンガで分かる心療内科』が人気!学研のムック『もう一度見たい!科学と学習』が好評!

精神科医ゆうきゆうの『マンガで分かる心療内科』が人気!

精神医学や臨床心理学、心理療法などと聞くと、専門的でかなり難しい学問のように感じられますが、メンタルヘルスの問題をギャグ漫画のタッチで分かりやすく説明してくれている作品にゆうきゆうの『マンガで分かる心療内科』があります。最近は、サラリーマンや学生にうつ病やパニック障害、社交不安障害などの精神疾患の悩みが増えており、『精神疾患の症状・治療・対応・発症メカニズムについて知りたい』という需要があって、ゆうきゆう氏の『マンガで分かる心療内科』がかなり好調に売れているようです。

<マンガで分かる心療内科>現役精神科医がギャグタッチで心の病解説 ウェブ公開も売り切れ続出

『マンガで分かる心療内科」(少年画報社680円)』は、『ヤングキング』で連載されているマンガ作品をコミック化したものですが、ウェブで漫画を公開したままにしているにも関わらず、5月に発売された第1巻はすぐに完売してしまったとか。増刷しても短期間で売り切れてしまう状態が続いているわけですが、精神疾患(心・脳の病気)という深刻で暗くなりやすい問題を、明るいギャグ漫画の雰囲気で分かりやすく正確に説明しているところが人気の理由であるようです。

『マンガで分かる心療内科』を書いているゆうきゆう氏は、東京の池袋と上野で『ゆうメンタルクリニック』を開業している精神科医なので、笑いとユーモア、楽観をモチーフにしながらも、『精神疾患の説明・解釈の部分』は比較的しっかりした内容になるように工夫されています。

ストーリーは、臨床心理士の療がボケて笑いを誘い、そこにナースのあすながツッコミを入れていくという構成になっていて、心の病気やその治療、日常の悩みなどについて参考になる話も多く収載されているようです。ゆうきゆう氏のウェブサイトには、1日平均2万のアクセスがあるということで、ウェブと書籍(漫画)のメディアミックスによって人気が高まっている状況もあるのかなと思いますが。

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テーマ : 気になるニュース
ジャンル : ニュース

2007.09.0108:18

十年以下の懲役または一千万円以下の罰金、重い罰則つきの『映画盗撮防止法』が8月30日に施行!

重い罰則つきの『映画盗撮防止法』が8月30日に施行

9月には『ファンタスティック4』や『ラッシュアワー3』『TAXI4』をはじめとして色々な映画が公開されますが、映画館にデジタルビデオカメラなどを持ち込んで盗撮する行為を取り締まる『映画盗撮防止法』が30日に施行されました。ニュースキャスターでタレントの小林麻央などがこの『映画盗撮防止法』の広告活動を行っていましたが、この法律の罰則規定は『十年以下の懲役または一千万円以下の罰金』という異例の重さになっています。単純に量刑だけを比較すると、(恐らくこの法律に初犯で違反しても執行猶予がつくでしょうが)傷害罪や恐喝罪などの直接的に他人に被害を及ぼす罪よりも重くなっていますね。

日本の映画館で公開されてから8ヶ月以内の映画が本法律の保護法益となりますので、デジタルビデオで密かに映画を録画して海賊版を制作しようとするような悪徳業者(裏組織)にとっては手痛い法律となるでしょう。まぁ、一般人の人で映画を盗撮しようとする人はまずいないでしょうから、大多数の人にとってはあってもなくても今までの生活や映画鑑賞が変わるわけではありません。

盗撮による海賊版DVDの流通を防ぐ目的で作られた法律ですが、なぜ、今頃こんな法律が出来たのかというと、『デジタル機器の高機能化と普及』というのが一番大きな要因のようです。手ぶれ機能や録画品質の向上によって、簡単に高品質の海賊版DVDが制作できてしまうという困った事情が背景にあるようですが、現在では一回綺麗に録画すれば簡単に何枚でも複製できるので、こういった映画の盗撮をビジネス化している組織もあるんでしょうね。

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テーマ : 映画関連ネタ
ジャンル : 映画

2007.03.2110:53

DVDの『DEATH NOTE デスノート/DEATH NOTE デスノート the Last name complete set』がオリコン1位を獲得!森永製菓が“働く女性向け”の白と黒のチョコボール発売!

週刊少年ジャンプに連載されている漫画『DEATH NOTE』が大ヒットし、更に、2006年には映画実写版の『デスノート』が邦画としては空前の動員数を記録しましたが、DVDの売上げのほうもかなり好調のようです。僕はテレビ公開された映画版『デスノート』の前半しか見たことがないのですが、後編の『デスノート the Last name』と合わせて観客動員数660万人、興行収入は80億円を越えたそうで、日本の漫画やアニメを原作とした映画としては『NANA』に匹敵する売上げにつながっています。

監督である金子修介と脚本家の大石哲也との間には、脚本のストーリー展開を巡るいろいろな確執もあったとWikipediaには記されていますが、夜神月(やがみ・らいと)役の藤原竜也を主役として、瀬戸朝香や戸田恵梨香、津川雅彦、中村獅童、松山ケンイチなどの豪華メンバーをそろえた映画版『デスノート』は興行収入から見ると大ヒットに終わったといえるでしょう。後編を映画館で公開する前に、テレビの金曜ロードショーで前編のデスノートを思い切って放送した製作陣の戦略というか意気込みが良い結果につながった面もありますが。

オリコンのランキングによると、実写版映画のDVD「DEATH NOTE デスノート/DEATH NOTE デスノート the Last name complete set」(3月14日発売)が、売上げ枚数16.1万枚で、3月26日付のウィークリーDVDランキングで1位になったそうです。

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テーマ : DVD
ジャンル : 映画

2006.11.0717:52

『アマゾン・ドット・コムの光と影』 横田増生を読んでの感想:“消費者の浴びる光と労働者を覆う影”から生まれる希望格差と将来不安。

横田増生さんがアマゾンの出荷工場に潜入ルポをして書き上げた『アマゾン・ドット・コムの光と影』を読みました。Amazon.co.jpの“光の部分”というのは、顧客満足度(CS)と顧客ロイヤリティ(継続的に利用したいとする忠誠心・信頼感)を最大限に考慮して作成された『Amazon.co.jpのECサイトとウェブショッピング環境』です。僕自身、アマゾン(Amazon.co.jp)に限らず楽天などでも時折買い物をしますが、やはり、サイトのユーザビリティや検索のしやすさを考えると、アマゾンのウェブショッピング環境の素晴らしさは断トツです。

楽天が、種々雑多なお店が集積している巨大なショッピングモールのサイトだとすれば、アマゾンは、アマゾンという1つの巨大店舗が本やDVDをはじめとしてありとあらゆる商品を集めたサイトだということが出来ます。広大な商店街である楽天の場合、何万店舗というバラバラのお店が入っているので、商品のアイテム数がアマゾンよりも多く、日本全国のお店が参加しているというメリットがあります。特に、お中元やお歳暮で贈るような地方の名産品や生鮮品の分野では、アマゾンは全く太刀打ちできません。

しかし、その一方で、日本全国の無数のお店のサイトが集まっている楽天のサイトは、デザインやユーザビリティ、商品画像に統一感がなくサイトとしての一貫性がないというデメリットがあります。アマゾンの場合は、本を探していても、DVDやエレクトロニクス(電化製品)を探していても、『いつも同一のデザインのサイトの中にいる』という安心感や信頼感があるわけです。特に、本やDVDを一度でもアマゾンで買ってしまうと、アマゾン以外のECコマースで本・DVDを買おうとする気持ちが殆どなくなります。

アマゾンは書籍とDVDに関する限り、品揃えでも検索の精度でもマーケティング手法でも、間違いなく日本ナンバー1のECサイトであり、実店舗を構える書店の最大手である紀伊国屋書店よりも大きな売上高を上げているといわれています。書籍だけで年間1,000億円以上は確実に売り上げられていると見られていて、日本の出版業界全体の売上げの約10%以上のシェアを誇っているわけですから、正に海外から押し寄せた圧倒的な売上げ能力を持つ黒船だったわけです。

アマゾンの“光の部分”を一つ一つ上げていけばキリがありませんが、一言でいうならば、徹底的に『顧客の利便性と満足度(Customer Satisfaction)』を追求し続けていることに尽きると思います。書籍を売っている他のECサイトと比較して優れている点としては、『1,500円以上買えば、送料が無料』『書籍・DVD・エレクトロニクスの品揃えが良い』『過去の購入履歴から、商品をリコメンド(推薦)してくれること』『サイトのデザインに一貫性があり、検索しやすいこと』『他の購入者のレビュー(感想と評価)を参考にできること』『支払方法の選択肢が多いこと』などを上げられます。

特に、仕事や研究で各学問分野の専門書や技術書を購入したい人の場合、アマゾンで検索して探すのは相当に効率的で、絶版になっている本でもアマゾンの古本屋(マーケット・プレイス)で見つかることが少なくありません。自分が『最近チェックした商品』と『最近購入した商品』から興味を持ちそうな商品をリコメンド(推薦)してくれる機能というのは、かなり便利であり実際、普通の書店にいるアルバイトの人よりも的確に本を選んで薦めてくれます。

『アマゾン・ドット・コムの光と影』の横田増生さんも、一般の書店で店員に本の有無を聞くと露骨に面倒くさそうな対応をされて不快な気分になった経験を上げていますが、結構、リアルの書店で専門書などについて質問をするのは気が引ける部分があります。

アマゾンであれば検索キーワードさえ分かっていれば即座にその本の在庫があるのかないのかをチェックでき、待たされることもなければ店員の対応によってストレスを感じることもないわけです。まぁ、リアルのコミュニケーションにも面白さがあるのですが、本に関しては相手がその書籍について何も知らない場合にいちいいち細かく説明するのは大変です。時間がかかるばかりで、結局、何十分も待たされて『その本の在庫はありません。入荷予定も未定ですが一応予約しますか?』とのらりくらりとした接客をされることもあります。

普通、本を買うときには1,500円以上は使うことが多いので、アマゾンで買えば日本の何処でも送料無料で配送してもらえます。関東以外の地域だと、3日ほど配送に時間がかかりますが、概ね予定されている配達日には届けて貰えるのでそれほどストレスにはなりません。1つ欠点があるとしたら、配達日時を指定できないことで、夕方・夜に配達して貰いたいときに早朝に着ていて受け取れないことがあったりするということでしょうか。

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テーマ : 経済
ジャンル : 政治・経済

2006.05.2702:29

トム・ハンクスとジャン・レノ、監督のロン・ハワードという最高の布陣で制作した『ダ・ヴィンチ・コード』に厳しい批判やブーイングが…?!

■公開前の評価が絶大だった映画『ダ・ヴィンチ・コード』に厳しい批判の声

キリスト教の歴史の謎と秘密結社の暗躍、レオナルド・ダ・ヴィンチなどルネサンス(文芸復興)の芸術に隠された暗号……そういった西欧キリスト教社会の神秘的な世界と暗号を解明しながら進むスリリングな歴史ミステリーが、今、映画が公開されて話題沸騰している『ダ・ヴィンチ・コード』です。

ダン・ブラウンの原作のほうは、世界的に大ヒットして5,000万部を売り上げたのですが、5月20日に全国同時公開された映画版の『ダ・ヴィンチ・コード』に対する視聴者の評価はかなり手厳しいようです。『原作の魅力を全く再現できておらずつまらなかった』『原作を読んでいないと何が何だか分からず、ストーリーの面白さに入り込んでいけない』『瑣末なトリビアの情報や原作の複雑な物語をそのまま映画化しようとする無謀な試みで、ストーリーも映像技術も中途半端な感じである』という批判の声も出ているようです。

反対に、『ローマカトリックが伝えるキリスト教の歴史を覆す宗教的タブーに挑んだ歴史的傑作である』『ハリウッドの誇る豪華キャストと偉大な監督が作り出す知的興奮とスピード感に満ちた歴史ミステリー』といった高い評価の声もあるので、見る人の原作に関する予備知識やキリスト教史への興味によっても評価が変わってくるのではないかなと思います。

「ダ・ヴィンチ・コード」にブーイングの嵐

原作本は全世界で5000万部も売れた歴史ミステリー。キリストの子孫が現在も生きているというテーマが大論争を巻き起こし、カトリック教会の反発を招いている。また、著者の盗作疑惑が訴訟沙汰になるなど、映画公開前から話題性はバツグン。

しかも、監督は「ビューティフル・マインド」でオスカーを受賞したロン・ハワード、主演はこれまたオスカー常連のトム・ハンクスという強力タッグだ。大ヒットは確実とみられていた。

ところが、ふたを開けてみると、聞こえてくるのは「つまらなかった」「金返せ」といった悪評ばかりだ。映画批評家の前田有一氏もこう言う。

「まぎれもなく失敗作ですね。原作の魅力を再現できていない。物語を省略せずに全部トレースしているせいで、猛烈なテンポで先へ先へと行ってしまう。原作をしっかり読んで予習してから見ないと展開についていけないし、謎解きの楽しみや余韻を味わう時間もありません。原作は“トンデモ説”を本当っぽく演出した点が秀逸だったのに、映画はただのトンデモになってしまった。カンヌで失笑が起きたのも当然です」

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テーマ : ダ・ヴィンチ・コード
ジャンル : 映画

2006.05.1712:23

5月20日公開の『ダ・ヴィンチ・コード』は、800万画素の高精細デジタルシネマを採用!劇場映画もアナログ・フィルムからデジタルシネマへ!

■銀幕の劇場映画もアナログ・フィルムから高画質のデジタルシネマへ!

劇場の映画館にもデジタル化の波が押し寄せているようで、ダン・ブラウンのミステリー小説が大ヒットして映画化される『ダ・ヴィンチ・コード』はフィルムなしの新技術デジタルシネマでも劇場公開されるようですよ。『ダ・ヴィンチ・コード』を配給するソニー・ピクチャーズエンタテインメント映画営業戦略室でも「服の生地の感じも分かる」精細な映像を実現する八百万画素のデジタルシネマに強い期待を寄せていて、次世代の映画館ではデジタルシネマが主流になる可能性が高いようです。

『ダ・ヴィンチ・コード』は小説が世界各地で驚異的な売上を記録したこともあり、映画公開の興行収入は100億円以上のヒットが予想されています。デジタルシネマはハイビジョン映像の4倍以上の高画質(800万画素デジタル)で、精細な映像と鮮明な色彩が楽しめるだけでなく、物理的なフィルムのような劣化がなく複製・管理のコストも殆ど掛からないんですよね。

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テーマ : ダ・ヴィンチ・コード
ジャンル : 映画

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東雲 遊貴

Author:東雲 遊貴
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