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「ガソリン」から「電池(電気)」への車の動力源の転換、エコカー用のリチウムイオン電池の需要急増で生産競争が激化!
次世代型の省エネカー・低公害自動車として大きな注目を集めているのが「電気自動車」であり、現在は完全な電気自動車は市販されていないものの、エスティマやクラウン、ハリヤーなどの車種で電気とガソリンを半々で動力源にする「ハイブリッドカー」の販売台数が伸びています。日産自動車、トヨタ自動車、三菱自動車の3陣営は09年以降に相次いで「電気自動車の量産体制」に踏み出すとしており、電気自動車の動力源となる「リチウムイオン電池」の需要が飛躍的に伸び続けると予測されています。自動車と電機メーカーにとって、「リチウムイオン電池の巨大市場」は成長率と利益率の高い非常に魅力的な市場になる可能性があります。
90年代に深刻な経営危機に見舞われた日産は、CEOのカルロス・ゴーンによる強力な経営再建が進められていましたが、「リチウムイオン電池」こそが21世紀の自動車の主要なエネルギー源になるという予測を捨てておらず、細々と次世代型の電池の研究開発を続けていました。トヨタは松下電器産業と合弁してリチウムイオン電池を生産していく構えですが、日産はNECと設立した合弁会社で、日産座間事業所(神奈川県座間市)内に世界最大規模の電池製造工場を建設する予定を立てています。日産座間事業所の生産能力は年間6万5千台分の電池になる見込みであり、09年度から電池の量産をスタートさせます。2010年度には、日米で発売する電気自動車やハイブリッド車にこのリチウムイオン電池を搭載して、21世紀の次世代自動車の主導権を奪いたいという野心を持っています。
6月1日から後部座席のシートベルトが義務化される。行き過ぎたパターナリズム(後見人主義)で公共交通機関が困惑?
6月1日施行の改正道路交通法では、今まで自動車の前部座席だけに義務付けられていたシートベルト着用が後部座席にも義務化されることになります(罰則は免許証の点数の1点減点)。自動車に関するルールが少しずつ厳罰化・安全最優先の流れに向かっているのは仕方ないと思うのですが、車に乗るときに後部座席でもシートベルトを必ず着用しなければならないのは少し不便な気もしますね。後部座席はリラックスしてくつろげる場所というイメージも強かったのですが、これからは前部座席(運転席・助手席)と同様に身体をシートにしっかりと固定して乗らなければならなくなります。これまでは「自己責任・自由裁量」にされていた部分が、「人命尊重・リスク回避」のために法制化されていくという傾向は今後も変わらないと思いますが、日常生活のあらゆる行動やマナーが法律で管理・規制されていくというのは「個人の能力・判断」をみんなが信用しなくなっているということの現れなんでしょうね。
国家(政治)が国民の安全や安心を守るために、積極的に介入していろいろな問題事項を規制したほうが良いという考え方はパターナリズム(権威主義・後見人主義)と言われますが、現代は「パターナリズムによる安心感(管理された安心社会)」と「過剰規制による不自由感(景気減速)」とが絶えず葛藤している時代だと思います。しかし、この後部座席のシートベルト義務化の影響をもっとも強く受けるのは「タクシー・バスの公共交通機関」であり、タクシーでは法改正後しばらくはお客さんにシートベルトを強制するのがなかなか難しく、酔客などの対応に戸惑うのではないかという心配も出ています。バスの場合には、複数の乗客が一度に乗り込むので、すべての乗客のシートベルト着用を確認しにくく、乗降の際にシートベルトを締めたり外したりするのに長い時間がかかって混雑してしまうという問題もあります。
アウディのグランドツアラー「A5」「S5」
日本でも幅広い人気を誇るドイツの高級車アウディですが、11年ぶりにスポーティな2ドア4シーターを復活させました。日本でアウディというと4ドアのミドルセダン「A4」をイメージする人が多く、テレビCMでもアウディはどんなシーンにも合いやすい「A4」を前面に押し出しています。あと、一般的に良く知られたモデルとしては、2ドアクーぺの「TT」や「R8」があり、高所得者層に人気が高いハイソサイエティモデルとして風格のある「A6」があります。
今回11年ぶりに発売が決まった2ドアで4人が乗れるアウディの「A4」は、スポーツカーとセダンの中間的なアイデンティティを持つ完成度の高い一台です。「A4」のスポーツ仕様車が「S4」になりますが、「A4」も「S4」も車格が「A6」並に大きくて強烈な存在感とスタイリッシュな気品を備えています。ワイドプロポーションを特徴とするツーリングクーペですが、恐らくアウディのスポーティな研ぎ澄まされたデザインが好きな人であれば「A4・S4」を見ればかなり魅力を感じると思います。
精悍さと知的な雰囲気を漂わせる緩やかにつり上がったヘッドライトが「新型アウディ」の最大の魅力であり、前面グリルのアウディのシンボルマークとヘッドライトのデザインが絶妙にマッチングしています。縦置きのアウディA5のエンジンは、3.2リッターのV型6気筒FSIエンジンで最高出力は265馬力(195kW)、最大トルク330Nm(33.7kgm)を3000〜5000rpmという低回転域で発生させるハイパフォーマンスなエンジンに仕上げられています。6速ティプトロニックと組み合わせていて、がたつきのないスムーズな加速感を丁寧に実現していて、スポーツ仕様のアウディS5には4.2リッターV型8気筒FSIエンジンが搭載されていて354馬力(260kW)、最大トルク440Nm(44.9kgm)を発揮します。内装もアウディらしいスポーティな高級感とクールな印象に仕上げられており、ついついドライブに出かけたくなる車、人を乗せたくなる車と言えると思います。
プジョーがコンパクトカー「207」にワゴンタイプを追加!日本の新車販売台数が5年連続低下するも、ホンダと三菱は健闘!
高級感と親しみやすさのあるヨーロッパ(フランス)のコンパクトカーとして人気の高い『プジョー207』に、ワゴンタイプが追加されるそうです。プジョーはライオンをモチーフにしたシンボルマークと、深く上方につり上がった優美なライトのデザインが特徴ですが、男性が乗っても女性が乗っても似合う車なので、300万円台の予算を組んでコンパクトカーを買いたい場合には有力な選択肢になってきますね。欧州車としては、メルセデスベンツのようないかめしさもなく、BMWのような高級車としての存在感もないのですが、何処でも気軽に乗っていけるポップな高級感ではプジョーは優れていますね。日常の足としてお洒落な車が欲しいと思っているような人は、プジョー207の実物を是非チェックしてみて欲しいと思います。
大衆性と高級感が両立したコンパクトカーというのは日本車にはなかなかないので、プジョー207には根強いファンが多いのですが、価格帯からすると日本のコンパクトカーの2倍くらいしますから予算に少し余裕がないと購入には躊躇するかもしれません。とはいえ、新車にこだわらなければ中古車市場でも綺麗な新しいモデルが多く出ているので、色々なお店を探せばきっと納得のいく価格帯でプジョーを獲得できるのではないかと思います。今回、追加されたワゴンモデルは、「207 SW」とそのスポーティグレードの「207 SW GTi」ですが、写真で確認するとホイール以外には「外観のデザイン」の違いは殆どありません。
新型クラウンのハイブリッドカーに予約が殺到!ガソリン税の暫定税率が4月に失効か!
揮発油(ガソリン)税の暫定税率失効が4月1日に迫っており、このまま失効すればガソリン税が1リットル当たり25.1円も定価することになります。ガソリン高騰に悩む一般消費者にとっては歓迎できる変化かもしれませんが、国会では1974年の創設以来34年ぶりになくなる暫定税率を維持するために激しい論戦が続いています。もし、与党が税制法案を再可決できなければ、自動車取得税も普通乗用車で取得価格の5%から3%に下がるということですが、自動車取得税が下がれば結構、新車購入のコストが変わってくるので、新車販売台数を伸ばすという意味では自動車取得税は値下げしたほうがいいでしょうね。更なる地方の道路建設がどれくらい必要なのか、実際の道路利用率がどれくらいになるのかの議論は、別途深めていく必要があるとは思いますが、公共事業の絡む建設業界や公費を投入する都市整備計画と無関係な大半の国民には、「新たな道路・高速道路」に対する差し迫った需要というのは乏しいような気がします。
新車購入といえば、先日発表された新型クラウンのハイブリッドタイプの人気が非常に高まっており、5月に発売が決まっているハイブリッドは、今すぐに注文しても納期は7月以降になってしまうということです。今販売されている新型クラウンは13代目なのですが、12代目よりも発表後1ヶ月の販売実績が好調であり、月販目標台数の5500台を大きく上回る約2万4000台を既に受注しています。トヨタの高級車の中でもクラウンは特に人気の高いモデルではありますが、先代のクラウン・アスリートのフルモデルチェンジが幅広い年齢層にも受け容れられたことも影響しているようです。クラウンの各モデルの販売台数の内訳を見てみると、12代目が『ロイヤルサルーン70%・アスリート30%』であり、、13代目は『ロイヤルサルーン50%・アスリート40%・ハイブリッド10%』になっていて、精悍なデザインとスポーティな動力性能をアピールしたクラウン・アスリートの人気が急速に上がっていることが分かります。
プリウスを超える燃費30キロ超のトヨタの超小型車「iQ」登場!
最近は、CO2削減のエコロジー意識(環境保護意識)の高まりもあって、コンパクトカーの軽自動車を越える更に小さなデザインの「超小型車」に注目が集まっています。トヨタ自動車も、2007年9月のフランクフルトモーターショーでコンセプトモデルを初公開した「iQ(アイキュー)」という超小型車を、2008年度中に販売することを決定しました。iQは全長3メートルに満たない可愛らしい車体ながら、大人三人子ども一人を乗せられるということです。iQの燃費は環境に優しいハイブリッドカーとして有名なプリウスよりも優れていて、1リッターで30キロ以上走れるそうです。
「排気量・馬力・サイズの大きさ」といった従来の車の価値観を越えたトヨタの「iQ」は、正にCO2削減というエコロジー思想が産んだ「超高効率パッケージカー」ですが、日米欧で実施される自動車燃費規制で最も厳しいと見られる「ヨーロッパの基準」を超える大きな力となりそうです。また、排気量とサイズが大きければ大きいほど「高級・高価」という自動車に対する既成概念を打ち壊す未来カーとしても位置づけられるiQは、iQよりもサイズ・排気量が大きいパッソやヴィッツといったトヨタのコンパクトカーよりも定価が高く設定されると見られています。最近では、クラウンオーナーが環境性能と乗りやすさに配慮したプリウスに乗り換えるようなケースも増えており、これからはただサイズが大きくて馬力が強いというだけでは「車の魅力」にならない時代がやってくるのかもしれません。環境に配慮するエコロジーの考え方が普及するにつれて、「環境負荷・CO2排出量などの数値」にこだわる自動車オーナーが増えているの確かであり、プリウスやiQのような自動車の開発が今後も各メーカーで続きそうです。
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