iPod nanoでバッテリーの加熱事故が17件発生!映画館・電車・バスでは約8割の人がケータイをマナーモードに!

iPod nanoでバッテリーの加熱事故が17件発生!

第1世代の初期のiPod nanoで、バッテリー関連の事故が相次いで起こったという報道が為されています。経済産業省によると米アップル社の携帯音楽プレイヤー「iPod nano」が充電中に過熱して壊れてしまったり作動しなくなったり、火花が散ったりするなどの事故が17件あったということです。過熱した製品に触って2人が指に軽いやけどを負ったということで、初期のiPod nanoを使用しているユーザは注意が必要かもしれません。経産省は原因について、リチウムイオン電池のバッテリーに欠陥があると推測していますが、このバッテリーに使っている燃料電池が加熱したり破裂したりといった問題はノートパソコンなどでも起きていますね。

問題となっている第1世代のiPod nanoは、2005年9月〜06年9月に発売されたもので、計約180万台が販売し終わっているということですが、携帯音楽プレイヤーとして最も人気が高いiPodで起こったというのは非常に残念です。しかし、IT関連製品の小型化が急速に進んでいるのに対して、それを長時間動かすためのバッテリー(電池)の開発が十分に進んでいないという状況が問題の根本にあると思いますし、このリチウムイオン電池の肥大や加熱・破裂といった問題は未来で普及すると見られている次世代の燃料電池自動車(電気自動車)の実用化でも課題になってきそうです。

暑い夏の季節であることも、バッテリー(電池)の加熱や破裂に影響していると思いますが、猛暑の季節には車のバッテリーあがりだけではなくて電化製品の加熱・爆発にも一定の注意が必要なのかなと思います。ケータイやノートパソコンなどでもバッテリー部分が異常に熱くなることがあるので、そういったときにはいったん使用を中止して様子を見てみる、過熱症状が改善しなければ速やかにバッテリー交換を行うということが必要ですね。この第1世代のiPodのバッテリー問題については、アップル社の相談電話・カスタマーサポートで対応を行ってくれるということですが、心あたりがあることは相談してみると良いかと思います。

 
 

江戸時代を代表する絵師・東洲斎写楽の肉筆の浮世絵が、ギリシア・コルフ島の美術館で発見!

江戸時代を代表する絵師・東洲斎写楽の肉筆の浮世絵が、ギリシア・コルフ島の美術館で発見!

生没年が不明で実際に作品を制作した時期がわずか10ヶ月という謎の絵師・東洲斎写楽(とうしゅうさい・しゃらく)は、18世紀末の江戸時代に活躍した浮世絵師ですが、特に欧米において非常に根強い人気を誇っています。東洲斎写楽の浮世絵は、寛政6年(1794年)に出版が開始されてからおよそ10ヶ月の期間内にすべての作品が集中的に作成されているのですが、その作品の多くは能や歌舞伎、相撲の役者を描いた『役者絵』となっています。

『三代目大谷鬼次の奴江戸兵衛』など役者大首絵が写楽の代表作ですが、1794年5月から1795年1月までの10カ月間だけで150点あまりの大量の浮世絵を制作したというのは凄いですし、それ以外の期間に東洲斎写楽が何をしていたか分からないということが江戸美術史上の大きな謎になっています。10ヶ月で約150点の作品を制作して忽然と姿を消してしまった東洲斎写楽とはいったい何ものだったのでしょうか……そういった人物としての謎も魅力な写楽ですが、写楽の浮世絵の最大の魅力は今にも登場人物が躍動的に動き出しそうな『瞬間のダイナミズム』であり、顔の表情と手の動きだけで『ドラマ的な奥行き・感情が込められた物語性』を浮世絵に付け加えているというのも素晴らしい点です。

東洲斎写楽の絵画の実物を手に入れるのは現在ではほぼ不可能ですが、写楽の作品の何点かは海外にも流出しており、ギリシア・コルフ島のアジア美術館に所蔵されている浮世絵の一枚が写楽のものであると鑑定されたそうです。東洲斎写楽の作品とされているのは『肉筆扇面画』で、歌舞伎『仮名手本忠臣蔵』を題材にした役者絵だといいます。この肉筆は浮世絵版画の世界から写楽が姿を消した直後に描かれた作品と推測されており、ギリシア・コルフ島にあるこの浮世絵を写楽の真筆であると鑑定したのは小林忠・学習院大教授ら国際学術調査団です。写楽の作品の多くは『版画』ですので、『肉筆』の作品は非常に珍しく価値の高いものであるようです。

 
 

『収容所群島』などで知られるノーベル賞作家アレクサンドル・ソルジェニーツィンが89歳で死去!

『収容所群島』などで知られるノーベル賞作家アレクサンドル・ソルジェニーツィンが死去!

スターリン政権下のソ連が全体主義的な政治統制を行っている時代に、ソ連とスターリンの政治体制を批判する作品を執筆したアレクサンドル・ソルジェニーツィンは、『ソ連の真実・共産主義の暗部』を世界に曝露した作家として知られています。多くの知識人や有識者、作家がソ連の悪政や弾圧に口を噤むしかなかった時代に、堂々とソ連体制や書記長スターリンを批判したソルジェニーツィンでしたが1945年にスターリン批判の罪で逮捕されて、8年間もの強制収容所生活を余儀なくされます。

8年間の収容所体験に基づいて書かれた政治批判的な作品が『イワン・デニーソヴィチの一日』でしたが、この作品の発表によって当時『地上の楽園・労働者の主権国家』として信じられていたソ連に疑惑の目が注がれることになりました。言論の自由や表現の自由がない全体主義国家において、自分の政治的な意見や主張を述べるというのは非常に難しくリスクの高い行為ですが、ソルジェニーツィンは『自己の保身』よりも『真実の記述(執筆)』を選び、ソ連を離れてヨーロッパやアメリカで執筆活動を続けます。ソルジェニーツィンは『ガン病棟』(1968年)や『煉獄の中で』といった先鋭的な問題意識に根ざした作品を次々とソ連の外で出版して、1970年にはノーベル文学賞を受賞することになりました。

 
 

大分県由布市・小学校教員の不正口利き採用の問題が拡大!教職採用試験合格者の約半数が口利き採用で不正が構造化していたのか!

大分県由布市・小学校教員の不正口利き採用の問題が深刻化!教職採用試験合格者の半数が口利き採用か!

大分県の教育委員会上層部が行った「贈収賄・縁故による教員の不正採用問題」が更に深刻化の様相を見せており、教員採用試験を巡る汚職事件が長い年月にわたって構造化・慣習化されていたことが明るみに出てきています。県教委義務教育課参事の矢野哲郎(52)と妻で小学校教頭の矢野かおる(50)は、元教育審議監(現・大分県教育委員会の教育長であり実質的トップ)の二宮政人容疑者(61)と義務教育課参事の江藤勝由容疑者(52)に100万相当の金券を贈賄して、長女を教員に採用してもらおうとしました。教育委員会の組織ぐるみの不正採用の中心人物は、教員人事の責任者だった元審議監・二宮政人容疑者だと見られていますが、本当に二宮への贈賄による利益還元がこの問題の本質なのかは更に詳しい捜査が必要でしょう。

教員採用試験は06年7月に筆記などの1次試験、9月に面接などの2次試験があったということですが、1次は489人が受験してうち119人が2次に進み、矢野哲郎容疑者の長女を含め41人が合格しました。事情聴取を受けている江藤参事の供述では、1次試験の採点終了後に受験者全員の得点を記した一覧表を二宮元審議監に見せたところ、矢野参事夫婦の長女を含む10人前後の受験者の名前にマークをつけられて、「この受験生たちを合格ラインに入れろ」と指示されたといいます。江藤参事はまず1次試験の点数を水増し、その後2次試験分も水増しして、長女を合格ラインに届かせたといいますが、こういった試験得点の改竄はこの長女以外にも約20人に対して行われたということでかなり悪質な不正行為が行われていたようです。

佐伯市立蒲江小学校長・浅利幾美被告(52)も贈賄罪で起訴されていますが、浅利被告は長男と長女を合格させるように江藤に頼み、現金・金券など計400万円相当を贈賄した疑いがもたれています。江藤は「教員採用試験における不正な口利き」が常態化していたことを既に供述しており、毎年繰り返し今回のような縁故・贈賄による不正採用が当然の慣例として行われていたということですが、これは真面目に教員採用試験を受験した人たちをバカにした話であり絶対に許すことができない問題ですね。江藤の供述では、贈賄した教員家庭の受験生の「得点の水増し」だけではなくて、本来合格していたはずの受験生の「得点の不正な引き下げ」を行ったということで、この不正な縁故・贈賄採用は非常に悪質なものだと言わざるを得ません。

 
 

北海道洞爺湖サミットが開催。地球温暖化問題・原油食糧の高騰問題・アフリカ支援問題が話し合われる!

北海道洞爺湖サミットが開催。地球温暖化問題・原油食糧の高騰問題・アフリカ支援問題が話し合われる!

7日に、G8とアフリカ諸国が集まって世界の諸問題を話し合う北海道洞爺湖サミット(主要国首脳会議)が開催されました。サミット開催直前の6日には、福田首相・ブッシュ大統領の日米会談が行われ北朝鮮問題が話し合われました。「北朝鮮の核開発・拉致事件の問題」に対して、日米が今後も連携していくことが確認されましたが、核関連施設の破壊に対する見返りとして「テロ支援国家の認定」が解除される流れは変わりそうにありません。サミットの最大の課題は「環境問題・資源とエネルギーの問題・世界経済・アフリカを中心とする貧困対策」となっていますが、どれも解決が難しい問題であり、すべての国が足並みを揃えないと有効な対策をすることもできそうにありません。

環境問題では、温室効果ガスである「CO2の排出増大」が原因の一つとされる「地球温暖化問題」が最大の焦点となっていますが、「具体的な削減の数値目標」を立てて各国に義務付ける段階にまではなかなか話がまとまりそうにないですね。特に、中国・インドといった高度経済成長期にある新興経済国が「CO2削減の義務化(義務違反に対する罰則化)」には強い難色を見せており、他の新興国・途上国の多くも「先進国だけが大量のCO2を排出する産業活動を許されてきた歴史があり不公平である(開発途上国だけが産業活動の発展を抑制されるのは不平等だ)」といった感情を抱えているようです。これから経済発展をしていく新興国や途上国に対しては、「持続的な経済成長」と「温室効果ガスの抑制」を両立させるような提案がないとCO2削減の義務付けは難しい部分があるかもしれません。

洞爺湖サミットでは、地球温暖化対策として産業部門別に温室効果ガスの削減目標を定める「セクター別アプローチ」が提案されており、「中期的な削減目標」をある程度強制力のある形で義務付けられるかが争点になりそうですが、現実には「具体的な数値目標の義務化」のレベルでは中国・インドをはじめとする新興工業国の反対の声もあります。「地球温暖化対策・脱石油文明の方法」として、太陽光発電や風力発電などクリーン・エネルギーの利用促進も出ていますが、最近は原子力発電もCO2を排出しないクリーンな発電法として再び注目を集め始めています。

 
 

CO2削減のエコ対策でコンビニの深夜営業規制が検討される!企業の経済の自由と国・地方のエコロジー政策の対立!

CO2削減のエコ対策でコンビニの深夜営業規制が検討される!

エコロジー対策(電力節約・CO2削減)を目的としてコンビニエンスストアの深夜営業の規制や自粛要請を検討する自治体が増えており、47都道府県・17政令指定都市の中で10自治体が検討中か検討予定であるという回答を返しています。今の段階で急に「コンビニの深夜規制」が議論され始めた背景には、7月に北海道で開催される洞爺湖サミット(主要国首脳会議)で「日本の環境保護政策への取り組み」をアピールしたいという狙いがありますが、コンビニの深夜規制には「規制の平等性・規制によるCO2削減の効果」の点から根強い反対もあります。

コンビニの深夜規制に賛成の意見としては、「コンビニの深夜規制でCO2をかなり削減できる」「地球温暖化対策のアピールとして使えれば実際の効果は問わない」といった意見がありますが、その一方で、「コンビニの深夜規制で規則正しいライフスタイルに戻せる・青少年の深夜徘徊を減少させられる」といったエコロジー(温室効果ガスの削減)とは全く無関係な論拠も出てきていて議論の道筋が見えにくくなっています。コンビニエンスストアの利便性と特殊性は「年中無休・24時間営業」にありますが、このコンビニの深夜営業規制・自粛勧告が出されると、24時間いつでも買い物や公共料金の支払いができるというコンビニの利便性は低下することになります。

コンビニ深夜規制の問題点としては、「規制の平等性・市場経済への行政の強制介入・CO2削減の実質的効果・ライフスタイルの道徳的な押し付け・コンビニ関連の雇用の減少」などが考えられますが、仮にコンビニ深夜規制が成立したとすると規制の平等性を担保するために、コンビニ以外のファミレス・ガソリンスタンド・スーパー・レンタルビデオなども24時間営業が規制される可能性があります。昼型のライフスタイルを取っている一般的な会社員や公務員などには余り支障はないでしょうが、深夜勤務・三交代の工場勤務・不規則な労働時間になりやすいフリーランス・学生などは「深夜〜早朝のコンビニ」がないとかなり不便を強いられることになりそうです。