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2011.12.1800:16

雇用悪化の中でスマートフォン関連の技術者の求人・採用予定数が急増!スマホブームの労働市場への影響!

雇用悪化の中でスマートフォン関連の技術者の求人・採用予定数が急増!スマホブームの労働市場への影響!

新卒者の就職活動の時期が2ヶ月遅くなって、就職氷河期の中の就活競争』はいっそう厳しさを増し内定率も下がっているとされますが、携帯電話分野のスマートフォン需要の高まりに合わせて、労働市場でスマートフォン関連の技術者の採用』が急激に増加しているようです。インターネット企業や携帯電話メーカーが、スマートフォンをプログラムする技術者を大量に確保する動きを見せており、『数百人規模の大きな技術者(技術者候補の新卒者)の雇用』を予定しているという話も出ており、今後のIT分野ではスマートフォン周りの技術開発と雇用増加のトレンドが暫くは続くのでしょうか。

しかし、スマートフォンもパソコンと同じでいつかは成熟していく技術やソフトウェアなので、こういった『スマホのバブル的人気の過熱』がいつまで続くかは予断を許さない状況ではあります。IT関連の技術者は絶えず、最新のトレンドや技術基盤をキャッチアップしながら、自分自身の一般的なスキルや能力を伸ばしていくことが重要になっていると思いますが、それは『市場の需要』に見合った知識や技能があれば、エンジニアとしての仕事には困らないことの裏返しでもあります。

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テーマ : 経済ニュース
ジャンル : ニュース

2011.12.1800:13

新司法試験の合格者、就職難に!司法修習後の弁護士未登録者が増加!

司法試験の合格者、就職難に!司法修習後の弁護士未登録者が増加!

法科大学院を修了することで司法試験の受験資格を得られるという『新司法試験が施行されてから4年余りが経ちますが、最難関試験として知られる司法試験の合格者にも就職難の波が押し寄せているようです。昔からこの資格さえ取得すれば一生仕事・お金には困らないと言われていた難関資格には医師国家試験・司法試験・公認会計士試験』がありますが、以前から公認会計士も人材過剰が指摘されて監査法人への就職が難しくなっていると伝えられています。

将来不安や雇用悪化の影響を受けて、元々勉強が得意だった人がスクール(専門学校)に通って難関資格の取得を目指す比率が増えており、資格人気・資格バブル』が高まっていますが、難関資格を必要とする業務独占の職業であっても『市場に必要な専門家の人材の数』には限界があるため、公認会計士に続いて弁護士も人余りの問題が生じてきているのかもしれません。法科大学院創設の時期にはアメリカ型の訴訟社会の実現を目指すとか、国民に身近な法曹家を増やして国民の権利を守りやすくするとかいう『大義名分』が掲げられましたが、実質的には日本の一般国民の訴訟ニーズはそこまで高まっていない現状もあります。

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テーマ : 気になるニュース
ジャンル : ニュース

2011.10.2214:23

タイの大洪水の被害と日本企業の生産拠点への影響!

タイの大洪水の被害と日本企業の生産拠点への影響!

タイで過去50年で最悪とも言われる大洪水が発生し、国内で深刻な被害が出ているが、タイは世界経済の生産拠点としても重要な国であり、自動車業界をはじめとする日本企業の生産体制にも影響がでています。7月からタイ北部で降り続いていた豪雨とタイの治水事業の未熟さが原因となり、タイの国土を縦断するチャオプラヤ川の上流で大洪水が発生しました。この洪水により、全国で3分の1の県が冠水して約300人が死亡する被害が出ており、首都バンコクの一部も浸水する事態になっています。

この被害額は少なく見積もっても1000億バーツ(約2500億円)とされており、タイ経済への影響が深刻なだけでなく、タイに進出している外国資本も相当な損失を出すことになりました。今後も大雨や海の大潮で洪水被害が広がる恐れが指摘されており、8月に発足したばかりの『インラック政権』ではチャオプラヤ川の治水事業が極めて重要度の高い政策課題になっています。

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テーマ : 国際経済
ジャンル : 政治・経済

2011.10.1907:01

円高と労賃、関税、国内需要低下による『国内産業(製造業)の空洞化』の問題にどう対応していくか!

円高と労賃、関税、国内需要低下による『国内産業(製造業)の空洞化』の問題!

世界的な『通貨不安・欧州+米国の債務危機』の影響で76円台の円高が続いており、日本の輸出産業の利益が圧迫されています。更に日本には、少子高齢化による購買力の低下(現役世代に減少)や年金制度の持続性に対する不安などがあり、企業にとって魅力のある市場とは言えない状況になってきます。政府が『最後の成長戦略・輸出産業の振興策』として考えているのが『TPP(環太平洋経済連携協定)』ですが、関税撤廃による不利益が大きい国内の農業・農政分野の反対や規制緩和を懸念する医療分野の反対もあって、TPPに参加するのか否かは不透明な状態になっています。

特に、外国人労働者の受け容れに関する規制緩和に対しては、各業界で『国内の雇用を奪われる』という不安が出されている一方、介護・看護・土木建築など日本人の応募が集まり難い労働条件のきつい分野では『外国人労働者の助けがいずれ必要になってくる』という意見もでています。しかし、日本企業が東南アジアに本社機能を移転したり、新興国・途上国に工場(生産拠点)を移したりする理由は、『移転先のFTA(自由貿易協定)による輸出事業の有利』や『日本国内の法人税の高さ』にあるという意見もあり、TPP・個別FTAの締結や法人税減税などの経済政策によるメリットも予測されています。

日本企業の今年の設備投資は円高の影響で『海外向け投資』が5割以上となり『国内向け投資』を上回っており、国内の市場や労働力の重要性が相対的に下がってきています。特に、輸出産業の主力である自動車は、海外向け投資が国内向け投資の“2倍”にも達する見込みとなっており、生産拠点・雇用の中心が新興国にシフトしていくトレンドが明確になってきています。

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テーマ : 経済
ジャンル : 政治・経済

2011.09.0520:12

日経平均大幅続落で終値が166円安の8784円に!日本の輸出関連株を中心に下落!

日経平均大幅続落で終値が166円安の8784円に!日本の輸出関連株を中心に下落!

9月初めに日経平均が9000円台に回復したと喜んでいたのも束の間、休み明けの9月5日の東京株式市場は日経平均が続落して、終値が166円安の8784円まで大きく落ち込んでしまいました。世界同時的な不況が懸念されている現状では、投資マネー(通貨)の避難先として『円』が選ばれて円高が急騰しているのですが、その一方で『財政リスクによる通貨・国債離れ』や『世界同時株安による株式離れ』も進んでおり、日本でもアメリカでもEU諸国でも株価の続落が心配される状態になってしまっています。

グローバル経済が減速するきっかけになったのは言うまでもなく、ギリシアとスペイン、イタリアをはじめとする南欧の財政破綻危機であり、ギリシアの実質デフォルトと国債暴落にありますが、それら南欧諸国を財政支援するドイツやフランスの経済成長にも不安が高まっています。EU経済圏の信用収縮の影響だけに留まらず、アメリカの雇用統計も市場予測を下回って株安が続いており、EUとアメリカの経済状況の悪化が『日本の円高・株安』を促進させる悪影響をもたらしている。世界景気を牽引するアメリカの雇用と景気が回復してドル高になってくれないと、日本をはじめとする諸外国の貿易産業が受ける利益圧縮(円高ドル安)の不利益は大きくなってしまうだろう。

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テーマ : 経済
ジャンル : 政治・経済

2011.07.2319:19

ブルーレイディスクが上半期売上で前年比31.6%増の成長、DVD市場はやや縮小!

ブルーレイディスクが上半期売上で前年比31.6%増の成長、DVD市場はやや縮小!

映像記録媒体としてのブルーレイディスクは、数年前までブルーレイを再生するためのハードが普及していなかったこともあり、殆ど売れていませんでしたが、最近はブルーレイレコーダーやパソコンのブルーレイプレイヤーが一般に普及してきて、急速に売上が伸びているようです。以前は、映画や音楽PV・ライブのDVDを購入する場合には、ブルーレイよりも普通のDVDを買う人が圧倒的に多かったのですが、ブルーレイレコーダーが4万円台程度まで値下がりしてきたため、綺麗な映像を楽しめるブルーレイディスクのほうを買う消費者も増えています。

ブルーレイディスクのソフトの売上は、前年比で31.6%も増加している一方、DVDのソフトの売上は13.5%も減少していて、少しずつブルーレイディスクの普及が進んでいる状況が伺えます。少し前まで特別な高級品でプレイヤーを持っている人も少なかったブルーレイディスクが、コモディティ(日用品)になりかかっている過渡期であり、既にマジョリティに普及していくためのハードルであるキャズム(溝)は越えたのではないかと思います。

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東雲 遊貴

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