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GoogleがPR(ページランク)のアルゴリズムを変更か?Forbes.comやWashintonPost.comのPRが7から5へ下落!
Google(グーグル)を世界一の検索エンジン企業に押し上げたのは、ユーザの検索クエリに適合した検索結果を正確に返すことができる「PR(ページランク)のシステム」と「検索エンジンのアルゴリズム」でした。Googleがウェブサイトやブログを階層的にランクづけする「PR(ページランク)」は、「被リンクの数(量)」と「リンクしてくれているサイトのPR(信頼度・人気度)」によって変わってくるといわれていますが、具体的にどのようなアルゴリズム(数理的な仕組み)でPRが決定されるのかは明らかにされていません。
Googleにとって「PRの詳細なアルゴリズム」と「表示結果の順位が決まる仕組み」は最大の企業秘密ですが、ウェブサイトの運営者やウェブへの広告出稿者にとってもPRというのは非常に大きな意味を持っています。PR(ページランク)が高ければ検索結果の上位に表示されやすくなりますし、「ウェブサイトの権威や信頼度」が高まり「Adsenseの広告単価」も上がるといわれているからです。しかし、GoogleのPRが高い有名サイトのいくつかが、PRを大きく落としたというニュースが流れ、「有料リンクの購入・販売サイト」にペナルティが科せられたのではないかという見方が出てきています。
ブロガーは、ブログネットワークの中で大量に相互リンクを張る有料リンクやその他の手法が、今回のPR下落の原因ではないかと考えているが、何がGoogleのWebマスターガイドラインに抵触するのかは誰もはっきりとは知らない。Googleは先週PRアルゴリズムを変更したことは認めていないが、同社広報担当者のコメントは、その可能性がないわけではないことを示唆している。
「Google Toolbarに表示されるスコアはいろいろな理由で変動する可能性がある。当社がWebをクロールし、インデックス化する方法の変更や、Webサイト自体のリンク構造の変化などもそうした理由の一部だ」と広報担当者はeWEEKに語った。この担当者によると、Googleは、サイトへのフォワードリンクについての見解に加え、バックリンクについての見解も反映させるためにGoogle ToolbarのPR表示を更新するかもしれないという。
実際に、お金を支払って高いPRのサイトのリンクを買う人もいるのですが、こういった「リンクの売買」はGoogleの適切な表示結果を不当に乱す恐れがあるので、ペナルティを受けるリスクが高くなります。実際に、ペナルティが科されたのか否かは確認しようがありませんが、有名サイトのいくつかでPRが2以上落ちていることから、GoogleがPRアルゴリズムに何らかの変更を加えた可能性が高いようです。Forbes.com、WashintonPost.com、SFGate.com、SunTimes.com、Engadget.comのスコアがPR7からPR5に下がったということですが、PR3以下の小規模サイトにはあまり影響はないようですね。このArtistic Info DesignのブログはPRが2ですが、一般的なブログは3以上にはなかなかPRが上がらないですね。アルファブロガーと称されるような人が書く相当にメジャーなブログになると、PRが4や5になっている場合もありますが。
日本で最も多く使われている検索エンジンといえばGoogleとYahoo!(YST)ですが、去年くらいまではYahoo!が60%を越える圧倒的なシェアを握っていました。逆に、世界の検索市場ではGoogleが60%を越える独走のトップシェアを維持しているわけですが、日本や中国、韓国などアジアではあまりGoogleは強くなかったのです。しかし、インターネット視聴率調査大手の米コムスコアの日本法人のコムスコア・ジャパンの調査によると、2007年7月に日本国内で行われた全検索件数について、Yahoo! Japanのシェアは前年比18.6ポイント減の47.4%、その一方でGoogleのシェアは7.2ポイント増の35.0%となっており、Googleが物凄い勢いでYahoo!のシェアを奪っています。1年前にはYahoo!との間に38.1ポイントもの差があったシェアが、今回の調査で12.4ポイント差に縮まっており、この勢いで差が縮まれば再来年あたりにはGoogleが日本でもトップシェアを取ることになるかもしれません。
僕はGoogleもYahoo!もどちらも検索に使っていますが、やはり、『ユニバーサルな検索精度』と『シンプルなUI(ユーザインタフェース)』の観点から、Googleで検索を行うことのほうが多いです。特に、ブログを含めて検索をしたい場合には、『ノイズを排除したブログ記事』をインデックスしている確率が高いGoogleのほうが便利であり、Yahoo!の場合には普通の検索からほとんどブログが排除されていて『ブログ検索』でしかブログ記事を検索することができません。
しかし、Yahoo!のブログ検索は『最新のブログ記事・時系列のブログ記事』の検索には適していても、『読み応えのあるブログ記事(被リンクや存続期間を考慮したブログ)・一般的な情報に関するブログ』を検索することに余り向いていないんですね。僕がGoogleのユニバーサル検索といっているのは、Googleがサイトもブログも含めてすべての記事をフラットに評価してくれる公正さのことを言っているわけです。Yahoo!の場合は、『手軽に更新できるブログはノイズが多い・手間がかかるサイトの静的コンテンツは価値が高い』という価値基準があるようで、一般の検索結果からかなりの数の『ブログ記事のインデックス』が削除されている状況があります。
ウェブサイトやブログのアフィリエイトは大きく分けて「販売報酬(コンバージョン報酬)」と「クリック報酬」に分けられます。Googleが提供する「Google Adsense」はクリックで収益が発生する代表的な広告であり、こういった広告のことをCPC(Click-Per-Cost)のコンテンツ連動型広告といいます。これに対して、Amazonや楽天のアフィリエイトのように、実際に商品が売れた場合に「販売価格の何%か」のインセンティブを支払うタイプの広告を「販売報酬(コンバージョン報酬)」型の広告といい、Googleではこの種類の広告料金モデルを「PPA(Pay-Per-Action)」と呼んでいます。
今、Googleは不正クリック対策などに有効とされる「PPA(Pay-Per-Action)」の広告料金モデルのテストを意欲的に行っており、アメリカで行っていたPPAのテストを世界各国へと順次拡大していくとしています。広告料金を払う広告主の立場からすると、クリックだけで支払いが発生する「CPC(Click-Per-Cost)」よりも、ユーザの商品購入や資料請求、メルマガ購入に対して料金が発生する「PPA(Pay-Per-Action)」のほうがメリットが大きいですから、GoogleのPPA挑戦には市場拡大の目的があります。
一方、広告を掲載するウェブサイトやブログの運営者からすると、クリックだけで報酬が発生する「CPC(Click-Per-Cost)」のほうが実際のアクションに対して報酬を受け取る「PPA(Pay-Per-Action)」よりも有利な気がしますが、Googleのテスト内容を見ると一概にPPAのほうが稼ぎ難いとはいえないようです。まず、PPAはアクションに対する報酬なので「一回の支払額」が高くなる傾向があり、クリックで一回数円〜数十円だった報酬が数百円以上に跳ね上がる可能性があります。あと、PPAはどの事業者でも利用できるものではなく、『CPC (Cost-Per-Click)またはCPM (Cost-Per-Mille)ベースのキャンペーンで過去30日間に500以上のコンバージョンを達成した広告主』に限定されるみたいです。
ウェブ検索やウェブサービスの分野で大幅にGoogle(グーグル)に水を空けられたMicrosoft(マイクロソフト)は、Yahoo!を買収・合併(M&A)することでGoogleのウェブビジネス戦略に対抗しようと企てましたが交渉が中断し買収は全く進みませんでした。WindowsのOSやOfficeのアプリケーションだけでは、Microsoftが10年先、20年先に現在の事業規模とIT業界での覇権を維持できるかは定かではありません。Microsoftの資金力は確かに恐るべきものですが、パソコンの売上そのものが低迷しつつあることを考えると、Microsoftはここ数年以内にWindowsのOS販売に代わる新たな市場を追い求めざるを得ない状況になりつつあります。
Googleのワープロと表計算のウェブサービスである「Google Docs & Spreadsheets」の機能がより洗練されていけば、無料であるGoogle Docs & Spreadsheetsによって有料のMicrosoft Office(Words & Excel)が駆逐されていく恐れがあります。Microsoftの主力製品であるOfficeがそう遠くない将来にGoogleのウェブサービスにシェアを奪われることになれば、今まで上手くいっていたMicrosoftのビジネスモデルが根本的な危機に晒されるかもしれません。オフラインのパソコンに代わり得る巨大なコンピュータ市場といえば、今のところ「ウェブ(インターネット)」以外にはなかなか想像できませんから、Microsoftは「Windows Live」というウェブ検索のブランドを立ち上げてGoogleに迫ろうとしました。
しかし、MSNのLiveでウェブ検索をする人の数は少なく、Googleと比べるとLiveのブランド戦略は全く上手くいっていません。世界市場における検索エンジンのシェアでも、GoogleはMSN LiveとYahoo!のシェアを足した以上の圧倒的なシェア(60%以上)を保っていてそのシェアは更に拡大傾向にあります。このままでは、莫大な利益の源泉である検索エンジン市場がGoogleの独占状態になると危惧したMicrosoftは、検索エンジンとウェブサービスを持つ知名度の高いYahoo!を買収することで急場を凌ごうとしました。
しかし、約500億ドルとも言われる巨額の買収が仮に成功していたとしても、MicrosoftとYahoo!の連合軍では、ウェブ検索やウェブサービスの市場においてGoogleの優位に立つことは難しいでしょう。MicrosoftにすればYahoo!を取り込めば対症療法的に検索シェアを上昇させることはできますが、Yahoo!にすればMicrosoftに合併されても自社のブランドイメージがマイナスになるだけだし、何よりMSNのウェブサービスで欲しいサービスがないというのが致命的です。MicrosoftとYahoo!の合併は、対Googleを意識したM&Aとしては特段の利益がないということになりますが、Microsoftがウェブビジネスの市場でGoogleに対抗しようとするならば、EC最大手のAmazonを取り込んだほうが効果的でしょうね。
12月13日あたりに、Yahoo!のロボット型検索エンジンYST(Yahoo Search Technology)で、大規模なインデックスの更新かアルゴリズムの変更があったようで、ウェブの検索順位が大幅に変化しているようです。
ブログ界隈ではYSTの検索エンジンからのアクセスを減らしている人が多いようですが、当ブログでもYSTからのアクセスは4割〜6割ほど減少しています。これまでは、GoogleからのアクセスよりもYahoo!からのアクセスのほうが圧倒的に多かったのですが、13日以降は現在に至るまでGoogleとYahoo!からのアクセスが殆ど同じになっています。
今まで当ブログの検索エンジンからのアクセス数は比較的安定していて今回ほど大きくアクセスが動いたのは初めてでしたが、掲示板などでいろいろな書き込みを見ているとウェブサイトのほうは多少の減少はあったもののブログほど大きな影響は受けていないようです。一部ではYSTのインデックスそのものが大幅に書き換えられてブログ記事の大半がインデックスから削除されたという人もあるようですが、このブログで“site:サブドメイン検索”を掛けたところ、インデックス数自体はGoogleよりもYahoo!のほうが多くなっています。
YSTでは何を基準にして検索順位を決めているのかが見えにくいことから、YSTに対してSEO(Search Engine Optimization:検索エンジン最適化)をするのは難しいといわれていますが、今回の検索順位の変更(アルゴリズムの変更)は、バックリンク数やキーワードの出現頻度などとは余り関連がないようです。文章量が短すぎるとインデックスされ難いとも言われますが、YSTの上位表示サイトの文章量はまちまちで、非常に短い文章の記事でも上位に掲載されていることもあります。
Googleでは『サイトやブログの歴史(ドメイン使用期間の長さ)』を考慮して検索順位を決定しているという話もありますが、YSTの今回のアルゴリズム変更では、必ずしも更新期間の長い古いサイトが優遇されているわけではないようですね。基本的には、ランダムで予測不可能な変更だったということなのでしょうが、SEOに力を入れているブログやサイトでは対応が困難を極めているようですね。
僕はSEOを意識せずに、とりあえず自分の書きたい内容をコツコツと更新していただけなので、YSTからのアクセスが自然に回復するのを待つくらいしか出来ませんが、YSTのアクセス減少の要因に関する憶測に基づく見解には以下のようなものがあるようです。
但し、一般の無料ブログでも5位以内に表示される検索キーワード(クエリ)は数多くあるので、恐らく『一義的な上位表示の要因』はないと思われますが、アフィリエイトリンクに関しては若干のペナルティを受ける可能性があるのかもしれません。上位表示されているサイトやブログで、アドセンスやアマゾンを表示しているサイトが極端に減っている印象があるので、もしかするとそういったアフィリエイトリンクを貼っているサイトにある程度のペナルティを与えるアルゴリズムになったのかなという推測は成り立ちますね。
検索エンジン大手のヤフー(YST)が、2006年1月1日〜11月5日の期間での「2006年検索ワードランキング」を発表しました。2000年以降、情報化社会が急速に進展したことで、パソコンと携帯電話を合わせるとインターネットの利用は相当に普及していて、毎日ウェブに接続する人口もかなり大きくなっています。
ウェブで検索エンジンを利用して情報を探す人が増えれば増えるほど、打ち込まれる『検索キーワード』は社会全体のトレンドや興味関心を反映するようになり、検索キーワードを分析することで時代の風潮や社会で求められている情報を理解できるようになってきます。
ヤフーの検索キーワードの総合1位は、SNS最大手の「mixi」でした。mixi.jp">mixiの検索回数は、2005年の12位から大幅にランキングを上げており、2006年の「Web2.0の流行(ブログやECサイトの一般化)」や「SNS(ソーシャルネットワーキング・サービス)ブーム」の反響の大きさを思わせます。
『友達の友達は友達(完全招待制)』の安心感と親近感を全面に押し出したmixiが2006年の上半期に見せた『驚異的な急成長』は凄まじいものでしたから、2006年の検索キーワードの1位も頷ける話です。mixiは、後半に入ってその成長スピードを鈍化させてきていますが、それでも600万人近い会員がmixiに参加していて、その会員が上手く友達や知人を招待してくれれば更なる成長を期待することが出来ます。今後の問題は、長期間にわたってmixiを利用しているユーザの「mixi疲れ」や「倦怠感」に、どのような新サービスで対処できるかということでしょう。
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