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2010.01.1619:12

Googleの検索エンジン事業が「中国市場」から撤退か?Googleが「検閲無しの検索結果」を中国でも表示!

Googleの検索エンジン事業が「中国市場」から撤退か?Googleが「検閲無しの検索結果」を中国でも表示!

Googleが中国市場から撤退するのではないかというニュースが広がっていますが、なぜ今の時期にGoogleが撤退する決断をしようとしているのかの理由ははっきりとしていないようです。Googleは中国では「谷歌」と呼ばれており、中国の検索エンジン市場のシェアも30%以上持っています。中国の検索市場のトップは「百度(バイドゥ)」であり6割超のシェアを占めていますが、中国のネットユーザー人口の多さを考えると、Googleが経営上の理由(売上の低さなど)から撤退することは考えにくいように思います。

ニュース報道で伝えられているところでは、Googleのインフラストラクチャーが中国のクラッカーから高度かつターゲットを絞った「サイバー攻撃」を受け続けていることが撤退の主な理由ともされています。このサイバー攻撃によって、Googleの知的財産権やセキュリティが大幅に侵害されていることを、Googleは強く懸念しているとのことです。サイバー攻撃(フィッシング)の標的になっているのが、中国人の人権活動家のGmailアカウントだったということで、「言論の自由・政治の自由・民主主義の理念」を守るために、Googleは中国政府が要請する「検索結果の検閲」にもう応えないという姿勢も見せています。

中国人クラッカーによるサイバー攻撃は、Googleの保有するデータのみを攻撃しているのではなく、その他20社以上の企業の知的財産・機密情報などもターゲットにされていて、Google側が安全なサービス提供を続けられるかどうか検討しているとの見方もでています。クラッキングされかかった企業には、インターネット、金融、化学薬品など色々な業界が含まれているということで、中国市場におけるセキュリティ上のリスクにどこまで対応できるのかということが一つの焦点になってきそうです。

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テーマ : ITニュース
ジャンル : ニュース

2009.10.0510:01

「Google検索」の英語版でフィルタリング(絞込み)機能が強化!

「Google検索」の英語版でフィルタリング(絞込み)機能が強化!

世界最大手の検索エンジンであるGoogleの検索機能が、『英語版』で強化されたということです。Googleの“サーチオプション(検索の追加機能)”が増えており、『past hour』『specific date range』『more shopping sites』『fewer shopping sites』『visited pages』『not yet visited』『books』『blogs』『news』の9つのオプションを選択可能になります。

past houu,specific date range……1時間以内に更新されたブログ・サイトの最新情報を検索できたり、『特定の日にち・時間帯』を指定して更新された情報を検索することができます。

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テーマ : ITニュース
ジャンル : ニュース

2007.10.2916:15

GoogleがPR(ページランク)のアルゴリズムを変更か?Forbes.comやWashintonPost.comのPRが7から5へ下落!4人に1人が自分のドメインを所有し、「.jpドメイン」が7割占める!

GoogleがPR(ページランク)のアルゴリズムを変更か?Forbes.comやWashintonPost.comのPRが7から5へ下落!

Google(グーグル)を世界一の検索エンジン企業に押し上げたのは、ユーザの検索クエリに適合した検索結果を正確に返すことができる「PR(ページランク)のシステム」「検索エンジンのアルゴリズム」でした。Googleがウェブサイトやブログを階層的にランクづけする「PR(ページランク)」は、「被リンクの数(量)」「リンクしてくれているサイトのPR(信頼度・人気度)」によって変わってくるといわれていますが、具体的にどのようなアルゴリズム(数理的な仕組み)でPRが決定されるのかは明らかにされていません。

Googleにとって「PRの詳細なアルゴリズム」と「表示結果の順位が決まる仕組み」は最大の企業秘密ですが、ウェブサイトの運営者やウェブへの広告出稿者にとってもPRというのは非常に大きな意味を持っています。PR(ページランク)が高ければ検索結果の上位に表示されやすくなりますし、「ウェブサイトの権威や信頼度」が高まり「Adsenseの広告単価」も上がるといわれているからです。しかし、GoogleのPRが高い有名サイトのいくつかが、PRを大きく落としたというニュースが流れ、「有料リンクの購入・販売サイト」にペナルティが科せられたのではないかという見方が出てきています。

GoogleのPageRank急落でブロガー騒然

ブロガーは、ブログネットワークの中で大量に相互リンクを張る有料リンクやその他の手法が、今回のPR下落の原因ではないかと考えているが、何がGoogleのWebマスターガイドラインに抵触するのかは誰もはっきりとは知らない。Googleは先週PRアルゴリズムを変更したことは認めていないが、同社広報担当者のコメントは、その可能性がないわけではないことを示唆している。

「Google Toolbarに表示されるスコアはいろいろな理由で変動する可能性がある。当社がWebをクロールし、インデックス化する方法の変更や、Webサイト自体のリンク構造の変化などもそうした理由の一部だ」と広報担当者はeWEEKに語った。この担当者によると、Googleは、サイトへのフォワードリンクについての見解に加え、バックリンクについての見解も反映させるためにGoogle ToolbarのPR表示を更新するかもしれないという。

実際に、お金を支払って高いPRのサイトのリンクを買う人もいるのですが、こういった「リンクの売買」はGoogleの適切な表示結果を不当に乱す恐れがあるので、ペナルティを受けるリスクが高くなります。実際に、ペナルティが科されたのか否かは確認しようがありませんが、有名サイトのいくつかでPRが2以上落ちていることから、GoogleがPRアルゴリズムに何らかの変更を加えた可能性が高いようです。Forbes.com、WashintonPost.com、SFGate.com、SunTimes.com、Engadget.comのスコアがPR7からPR5に下がったということですが、PR3以下の小規模サイトにはあまり影響はないようですね。このArtistic Info DesignのブログはPRが2ですが、一般的なブログは3以上にはなかなかPRが上がらないですね。アルファブロガーと称されるような人が書く相当にメジャーなブログになると、PRが4や5になっている場合もありますが。

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ジャンル : コンピュータ

2007.09.1813:51

GoogleとYahoo!の検索エンジンのシェアが26ポイントも縮まる!ブログ作成者にGoogleが支持されやすい理由とYahoo!のインデックスの問題!

日本で最も多く使われている検索エンジンといえばGoogleYahoo!(YST)ですが、去年くらいまではYahoo!が60%を越える圧倒的なシェアを握っていました。逆に、世界の検索市場ではGoogleが60%を越える独走のトップシェアを維持しているわけですが、日本や中国、韓国などアジアではあまりGoogleは強くなかったのです。しかし、インターネット視聴率調査大手の米コムスコアの日本法人のコムスコア・ジャパンの調査によると、2007年7月に日本国内で行われた全検索件数について、Yahoo! Japanのシェアは前年比18.6ポイント減の47.4%、その一方でGoogleのシェアは7.2ポイント増の35.0%となっており、Googleが物凄い勢いでYahoo!のシェアを奪っています。1年前にはYahoo!との間に38.1ポイントもの差があったシェアが、今回の調査で12.4ポイント差に縮まっており、この勢いで差が縮まれば再来年あたりにはGoogleが日本でもトップシェアを取ることになるかもしれません。

僕はGoogleもYahoo!もどちらも検索に使っていますが、やはり、『ユニバーサルな検索精度』『シンプルなUI(ユーザインタフェース)』の観点から、Googleで検索を行うことのほうが多いです。特に、ブログを含めて検索をしたい場合には、『ノイズを排除したブログ記事』をインデックスしている確率が高いGoogleのほうが便利であり、Yahoo!の場合には普通の検索からほとんどブログが排除されていて『ブログ検索』でしかブログ記事を検索することができません。

しかし、Yahoo!のブログ検索は『最新のブログ記事・時系列のブログ記事』の検索には適していても、『読み応えのあるブログ記事(被リンクや存続期間を考慮したブログ)・一般的な情報に関するブログ』を検索することに余り向いていないんですね。僕がGoogleのユニバーサル検索といっているのは、Googleがサイトもブログも含めてすべての記事をフラットに評価してくれる公正さのことを言っているわけです。Yahoo!の場合は、『手軽に更新できるブログはノイズが多い・手間がかかるサイトの静的コンテンツは価値が高い』という価値基準があるようで、一般の検索結果からかなりの数の『ブログ記事のインデックス』が削除されている状況があります。

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テーマ : インターネット
ジャンル : コンピュータ

2007.06.2217:26

Googleが「CPC (Cost-Per-Click)」に加えて「PPA(Pay-Per-Action)」の新広告モデルを導入!アメリカ外の各国でもAdsenseのPPAのテストを開始!

ウェブサイトやブログのアフィリエイトは大きく分けて「販売報酬(コンバージョン報酬)」「クリック報酬」に分けられます。Googleが提供する「Google Adsense」はクリックで収益が発生する代表的な広告であり、こういった広告のことをCPC(Click-Per-Cost)のコンテンツ連動型広告といいます。これに対して、Amazonや楽天のアフィリエイトのように、実際に商品が売れた場合に「販売価格の何%か」のインセンティブを支払うタイプの広告を「販売報酬(コンバージョン報酬)」型の広告といい、Googleではこの種類の広告料金モデルを「PPA(Pay-Per-Action)」と呼んでいます。

今、Googleは不正クリック対策などに有効とされる「PPA(Pay-Per-Action)」の広告料金モデルのテストを意欲的に行っており、アメリカで行っていたPPAのテストを世界各国へと順次拡大していくとしています。広告料金を払う広告主の立場からすると、クリックだけで支払いが発生する「CPC(Click-Per-Cost)」よりも、ユーザの商品購入や資料請求、メルマガ購入に対して料金が発生する「PPA(Pay-Per-Action)」のほうがメリットが大きいですから、GoogleのPPA挑戦には市場拡大の目的があります。

一方、広告を掲載するウェブサイトやブログの運営者からすると、クリックだけで報酬が発生する「CPC(Click-Per-Cost)」のほうが実際のアクションに対して報酬を受け取る「PPA(Pay-Per-Action)」よりも有利な気がしますが、Googleのテスト内容を見ると一概にPPAのほうが稼ぎ難いとはいえないようです。まず、PPAはアクションに対する報酬なので「一回の支払額」が高くなる傾向があり、クリックで一回数円~数十円だった報酬が数百円以上に跳ね上がる可能性があります。あと、PPAはどの事業者でも利用できるものではなく、『CPC (Cost-Per-Click)またはCPM (Cost-Per-Mille)ベースのキャンペーンで過去30日間に500以上のコンバージョンを達成した広告主』に限定されるみたいです。

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テーマ : ITニュース
ジャンル : ニュース

2007.05.0716:20

Yahoo!買収に失敗したMicrosoftが、フランスのモバイル広告会社ScreenTonicを買収!Googleで国内の学術論文300万件が検索可能に!

ウェブ検索やウェブサービスの分野で大幅にGoogle(グーグル)に水を空けられたMicrosoft(マイクロソフト)は、Yahoo!を買収・合併(M&A)することでGoogleのウェブビジネス戦略に対抗しようと企てましたが交渉が中断し買収は全く進みませんでした。WindowsのOSやOfficeのアプリケーションだけでは、Microsoftが10年先、20年先に現在の事業規模とIT業界での覇権を維持できるかは定かではありません。Microsoftの資金力は確かに恐るべきものですが、パソコンの売上そのものが低迷しつつあることを考えると、Microsoftはここ数年以内にWindowsのOS販売に代わる新たな市場を追い求めざるを得ない状況になりつつあります。

Googleのワープロと表計算のウェブサービスである「Google Docs & Spreadsheets」の機能がより洗練されていけば、無料であるGoogle Docs & Spreadsheetsによって有料のMicrosoft Office(Words & Excel)が駆逐されていく恐れがあります。Microsoftの主力製品であるOfficeがそう遠くない将来にGoogleのウェブサービスにシェアを奪われることになれば、今まで上手くいっていたMicrosoftのビジネスモデルが根本的な危機に晒されるかもしれません。オフラインのパソコンに代わり得る巨大なコンピュータ市場といえば、今のところ「ウェブ(インターネット)」以外にはなかなか想像できませんから、Microsoftは「Windows Live」というウェブ検索のブランドを立ち上げてGoogleに迫ろうとしました。

しかし、MSNのLiveでウェブ検索をする人の数は少なく、Googleと比べるとLiveのブランド戦略は全く上手くいっていません。世界市場における検索エンジンのシェアでも、GoogleはMSN LiveとYahoo!のシェアを足した以上の圧倒的なシェア(60%以上)を保っていてそのシェアは更に拡大傾向にあります。このままでは、莫大な利益の源泉である検索エンジン市場がGoogleの独占状態になると危惧したMicrosoftは、検索エンジンとウェブサービスを持つ知名度の高いYahoo!を買収することで急場を凌ごうとしました。

しかし、約500億ドルとも言われる巨額の買収が仮に成功していたとしても、MicrosoftとYahoo!の連合軍では、ウェブ検索やウェブサービスの市場においてGoogleの優位に立つことは難しいでしょう。MicrosoftにすればYahoo!を取り込めば対症療法的に検索シェアを上昇させることはできますが、Yahoo!にすればMicrosoftに合併されても自社のブランドイメージがマイナスになるだけだし、何よりMSNのウェブサービスで欲しいサービスがないというのが致命的です。MicrosoftとYahoo!の合併は、対Googleを意識したM&Aとしては特段の利益がないということになりますが、Microsoftがウェブビジネスの市場でGoogleに対抗しようとするならば、EC最大手のAmazonを取り込んだほうが効果的でしょうね。

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テーマ : Google関連
ジャンル : コンピュータ

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東雲 遊貴

Author:東雲 遊貴
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