横浜ベイスターズの売却先はDeNA(モバゲー)が最有力に!
横浜ベイスターズの売却先はDeNA(モバゲー)が最有力に!
球団経営には選手の年俸など球団維持のための莫大な資金がかかり、よほど観客動員数が多くて放映権が高くない限りは利益が出ないと言われますが、経営母体の本業が順調な限りは『(会社名が絶えずテレビ・新聞に出るという)宣伝広告効果』を期待することはできます。横浜ベイスターズを所有していた東京放送(TBS)ホールディングスは、本業のテレビ事業・新聞販売の営業利益の減少もあり、赤字が続いている横浜ベイスターズの売却を決めましたが、その売却先として有力なのはDeNAのようです。
TBSは昨年から、年間20億円程度の赤字が続いていたベイスターズの売却を金融機関を通じて複数の企業に打診していましたが、球団を経営できるほどの経営体力がある企業は限られており、幾つかの候補企業の中から『モバゲータウン(Mobage)』で急成長を続けているDeNAが選ばれる見込みとなっています。プロ野球球団を持つことによる宣伝効果という意味では、『横浜ベイスターズ』という名前にはTBSをイメージさせるものがなく、余り宣伝効果は無かったのかもしれないですし、そもそもマスメディア事業は商品を売るビジネスではないので、ステータスのために球団を所有しているという部分が大きかったのでしょう。