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“政治・経済・社会・時事問題”についてのハードなニュースと“芸能界・IT・ウェブ・商品情報”についてのソフトなニュースを気楽に整理するブログです!
昨日から、富山県射水(いみず)市の射水市民病院で、入院患者7人が延命措置を中止されて死亡した問題がマスメディアで取り上げられていて、この人工呼吸器の取り外しが患者、更には、家族の同意の上だったのか否かが大きな争点となっています。
日本は、法的に積極的な安楽死の措置は認められていませんが、本人と家族との間に了解を得て、慣習的に、今回のような消極的な安楽死は行われているという事情があります。耐え難い身体的苦痛が緩和できない患者や自発呼吸が出来ず回復の見込みがない患者に対して、人工呼吸器を外すなどの「消極的安楽死」は事実上認められています。
ただ、今回の富山県の事件のような激しい争いになるケースでは、家族に対して十分な説明がなく明確な同意を取りきれていなかったという経緯があるのかもしれません。病院側は説明をして同意を得たという立場を崩していないので、今後の捜査の進展を見守ることになりそうです。
しかし、現在の日本の尊厳死には明文化された法の裏づけがなく、名目上は尊厳死(消極的安楽死)ではなく自然死(病死)の形式が取られるので、患者および家族、関係者に十分な説明がなされていないと今回のような不祥事や倫理的問題を引き起こすでしょうね。
オランダなどでは安楽死を実行できる条件が法制化されていて、こういった倫理上の問題や患者からの訴訟の可能性を排除する制度的な仕組みが整えられていますが、日本の場合にはまだ医療行為の一環として『尊厳死の一形態としての安楽死』が認められるのかの十分な議論がなされていないのが現状だと思います。
別の外科医も関与?富山県警が聴取富山県射水(いみず)市の射水市民病院で、入院患者7人が延命措置を中止されて死亡した問題で、7人の中には、問題の外科部長(50)以外の医師が主治医だった患者もいることが26日、わかった。
富山県警は、外科部長から任意で事情を聞くとともに、人工呼吸器の取り外しに、部下の外科医3人らスタッフがどのように関与していたか事情聴取し、殺人や殺人ほう助容疑にあたらないか、慎重に捜査を進める。
調べによると、7人の人工呼吸器の取り外しは2000~05年にかけて、いずれも外科病棟で行われた。その場には、外科医や看護師らスタッフ数人がいた。外科部長が延命措置などにあたっては「権限と責任を持ち命令する立場」(麻野井英次院長)にあったが、7人のうち少なくとも1人は、外科部長が主治医でなく、他の外科医が担当していたという。
過去の判例などを元にして慣習的に行う安楽死というのは、不明瞭な部分が多いことと、患者や患者の家族への十分なはっきりした説明がしにくいことなどから改善されるべき状況が多いと思います。倫理学の領域では、安楽死については積極的なものについても、消極的なものについても多くの議論が積み重ねられてきていますが、今後の日本の医療において安楽死が正当な合法的選択肢の一つとなる日がくるかどうかは分かりません。
■Googleの株価上昇の好材料!S&P500入りへ!
アメリカの企業の格付け会社で最大手のStandard & Poor'sが、Googleの株式をS&P 500インデックスに組み入れると発表したことで、一時期、やや低下したGoogleの株が再び値上がり傾向を見せていますね。
Googleの株価は米国時間24日午前、Nasdaqの前場で26ドル99セント(約7.9%)上昇して、368ドル88セントの値を付けて、7.9%の上昇率を見せています。前の四半期で初めて予想利益を下回り成長が鈍化したことで、株価を下げていたわけですがStandard & Poor'sがGoogle株を優良株と認定したことで資金力のあるファンドの買い注文が出たのではないかと見られています。
グーグル株、S&P 500入りへ--株価が大幅上昇この1年間で2倍以上上昇したGoogleの株価は、3月31日の取引終了後にS&P 500に組み入れられる。各種のインデックスファンドがGoogle株を買いに走ることになるため、投資家らはこの動きを歓迎するとみられる。
Bear StearnsアナリストのRobert Peck氏は、Googleは優良株で構成される同インデックスのなかでも上位30社に入るとの予測を示した。Peck氏は24日付けの調査メモの中で、 S&P 500への組み入れにより、Google株の約7%がインデックスファンドの資金でロックアップされることになることから、「同社株の市場供給量が事実上減少する可能性があると思われる。供給量が減少すれば、均衡価格が上昇するはずだ」と述べている。
Googleは、アメリカ司法省から検索関連データの提出を求められていた裁判で、実質的な勝利を収めたわけで、顧客のプライベートな検索キーワードや閲覧記録は国家の命令であっても渡さないという守秘義務の遵守の姿勢を徹底的に貫くことに成功しました。
完全な勝訴ではないので、司法省に検索関連データの一部を提供することは避けられそうにないようですが、検索エンジンでの検索履歴を政府が監視するといった最悪の事態は避けられるということですね。
最近、以前ほどマスメディアへの派手な露出がなくなりましたが、ここにきて叶姉妹の妹・叶美香さんがヘアヌード写真集を出版することが決定したようですね。豊満な胸やセクシーなスタイルを売りにしている2人ですが、妹の美香さんのほうが日本人受けをする容姿をしている事もあって白羽の矢が立ったという事なのでしょうか?
妹とはいえ美香さんのも年齢のほうが38歳ということで、どちらかというと熟女の色香を漂わせる写真集ということになるのですが、販売元の思惑通りの売上を達成できるか注目が集まっているようです。叶姉妹は、確かに、美容の秀逸さや日本人離れした肉体といった意味で関心を集めていましたが、日本人よりも上流階級のリッチな欧米人に受けるタイプだと思うので、日本で写真集が売れるかは微妙な気がします。
写真集のタイトルは「Sweet Goddess」で、価格は4200円、カメラマンは姉の恭子さん(42)が担当したということで、撮影現場は終始リラックスした雰囲気だったようですね。