「Google Book Search」と「Google Maps」が連携し、本にでてくる場所を地図で表示できるように!NTTドコモがモバイルの検索連動型広告の市場を狙う!
世界中のあらゆる書籍をスキャンしてウェブに公開し、アクセスと検索を可能にするというGoogleのウェブサービス「Google Book Search」に、新しいマッシュアップが登場したようです。新刊や比較的新しい書籍には、著作権があるのでなかなかスキャン作業を進行できないという問題もあるようですが、著作権が切れた著作に限ればものすごい速さでウェブ内部に取り込まれていっているようですね。僕は、ウェブでスキャンした写真のような画面の書籍を読むのはちょっと読みづらいなと思いますが、出来れば近い将来にスキャン画面をHTML化して欲しいですね。
スキャンした書籍をHTML化して、更に、通常のウェブ検索のキャッシュのように「検索しているキーワード」に色をつけてくれると見やすくていいなと思います。リアルの「紙の本」にはない「ウェブの本(電子書籍)」の魅力は、何と言っても「即時的な検索機能」と「本文と索引のリンク」だと思いますので、ぜひとも、Googleには「検索・本文・索引・参考文献へのリンク」をシームレスにつなぎ合わせた「Google Book Search」のサービスを創り上げていって欲しいと思います。
個人的な要望はともかくとして、新しく搭載される新機能は、「書籍内に登場する地名・場所」を「Google Map」にリンクするという機能で、これもなかなか画期的なアイデアで面白そうですね。今まで愛読している小説に登場する実際の土地を、リアルな地図ですぐに確認できるというのが「Places mentioned in this book」の魅力でしょうし、何と言っても旅行ガイドや紀行文との相性はばっちりでしょう。地方都市の食べ歩きのエッセイとか、その地域にしかない特産品や観光名所を扱った文献資料だとか、憧れの外国の都市や保養地で撮影された映画のパンフレットとか、色々なものと連携させることで使い勝手の幅が豊かに広がりそうです。
Google Book Searchに新機能,書籍内に登場する場所を地図に表示米Googleは書籍検索サイト「Google Book Search」(ベータ版)に,地図情報サービス「Google Maps」と連携する「Places mentioned in this book」を追加する。ソフトウエア・エンジニアのDavid Petrou氏が,Google Book Searchに関する公式ブログへの投稿で米国時間1月25日に明らかにした。
Places mentioned in this bookは,書籍で触れている都市や場所を地図上で表示する。地図の下には,それぞれの場所が書籍内で登場する文章の一部と,記載されているページが表示される。