YouTubeのアメリカンドリーム、創業者が約400億円のGoogle株を取得!鈴木亜美が25歳の誕生日で、お酒控えます宣言!
Googleに16億5千万ドルで巨額買収されたYouTubeの経営陣に、アメリカン・ドリームの収入が転がり込んできたようですね。日本のIT業界やネット産業はライブドアの凋落以降はあまり景気が良くなくて、株価もいまいち低迷気味ですが、アメリカではGoogleが驚異的な成長力を維持していて株価も高値で推移していますね。Googleに自社を買収されたYouTubeですが、経営者であるチャド・ハーレー最高経営責任者(CEO)(29)には約3億4600万ドル(約419億円)が、スティーブ・チェン最高技術責任者(28)には約3億2700万ドル(約396億円)の収入がGoogle株によってもたらされたようです。
二人とも30代に満たない若い年齢で約400億円の資産をいきなり獲得したわけで、ネットベンチャー事業の典型的な成功例といえそうです。ネット事業をベンチャーで立ち上げて展開する場合には、GoogleやYahoo!のように自社で直接利益を上げられるビジネスモデルを構築して企業を成功させていく路線が王道ですが、YouTubeやFlickrのように大勢の人を集める革新的なサービスを創り上げて資金力のある企業に高額で買い取って貰う方法もありますね。ネット産業で成功してGoogleのように大きな利益を上げ始めると、成長しそうな他社をM&Aで買収するくらいしかお金の使い道がないので、YouTubeの買収は起こるべくして起こったといえるでしょう。
身売りユーチューブ、2創業者にグーグル株815億円米インターネット検索最大手グーグルによる米動画投稿ウェブサイト「ユーチューブ」の買収で、ユーチューブの創業者2人がそれぞれ時価3億ドル超のグーグル株を取得したことが、グーグルが7日に米証券取引委員会(SEC)に提出した資料で分かった。
それによると、チャド・ハーレー最高経営責任者(CEO)(29)が取得したグーグル株の時価(8日終値換算)は約3億4600万ドル(約419億円)、スティーブ・チェン最高技術責任者(28)のグーグル株は約3億2700万ドル(約396億円)に相当する。2人とも、2005年のユーチューブ創業から2年足らずという異例のスピードで大富豪になった。
YouTubeの二人の経営者が得た約400億円のGoogle株のオプションも凄いのですが、YouTubeを創業して僅か2年足らずでそれだけの市場価値を生み出したというのも驚きです。ちなみに、YouTubeの受付嬢でも約1億5千万円のGoogle株を取得したということなので、YouTube関係者全員に経済的な恩恵がもたらされたようです。貧富の格差が非常に大きく財政赤字が深刻化しているアメリカですが、こういったアメリカンドリームが稀に起こるというところに不屈のベンチャー精神と楽観主義が芽生えるのかもしれません。