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NTTドコモはMNPでauに対する苦戦もあり2年連続で純利益を減少させています。2007年3月期連結決算の売上高では前期比0・5%増の4兆7880億円としましたが、純利益は25・1%減で4572億円となっています。NTTドコモの中村維夫社長は「アジアなどグローバルの視点を持たねばならない」と述べており、グローバルな事業展開と日本製ドコモ端末の世界普及に強い意欲を見せていますが、開発途上国にドコモの3G携帯を出荷するには、途上国の通信インフラがもっと進歩しないと難しいでしょうね。
NTTドコモは、FOMA携帯電話端末の新製品「904i」シリーズを発表しましたが、「D904i」「F904i」「N904i」「P904i」「SH904i」の5機種が5月から6月にかけて発売されるということです。新端末の904iはデザインが個性的で機能面も充実しているのですが、ドコモは更に904iから対応を開始する新サービスを続々と発表しています。特に面白いなと思ったのは、1台の携帯電話端末で2つの電話番号・メールアドレスを切り替えて利用できる新サービス「2in1」です。
今までビジネス用にNTTドコモを持ち、プライベート用にauやソフトバンクを持つというような携帯端末の使い分けをしていた人もいると思うのですが、この「2in1」を使えば1台の端末で2つの電話番号が使えるので便利ですね。とはいえ、2台の端末を持ってたほうが、ソフトバンクからかかってきたら彼女からとかドコモは会社の呼び出しの電話とか反射的に分かっていたのでそっちのほうがいいという人もいるでしょうが。ただ、やはりいつも2台も端末を持ち歩くのは面倒というのが正直なところでもあり、2台持っていても1台はほとんど家に置きっぱなしということもあります。
「2in1」の月額料金は税込み945円ということで、明らかにソフトバンクのホワイトプランを意識した価格設定になっていますが、ドコモの端末が好きで他に変える気はないというユーザには魅力的なサービスになりそうです。気をつけなければいけないのは、元々持っている番号が「Aモード」、新しく追加する2つ目の番号が「Bモード」なのですが、「Bモードのほうは無料通話分が使えない」ということです。通話料が自己負担となるので、2番目の番号は「受け専用」にしたほうがいいかもしれません。
モバゲータウン成長の記事で、モバイルでも友達や知人とコミュニケーションしながら人間関係を広げられるmixiのようなSNSが流行っていると書いたが、パソコンでもモバイルでも使える面白くて便利なSNS的ウェブサービスとして「Twitter」というものがあります。Twitterは無料で参加できるのですが、その最大の特徴は何といっても『同時に複数のメンバーに短いメッセージだけを送れるということ』です。
つまり、Twitterでは普通のメールのように何千文字にものぼる長文メールを相手に送ることはできず、携帯メールで言えばかつての「SMS(ショートメッセージ・サービス)」のような極めて短い簡単なメッセージしか送れないんですね。チャットとメールが融合したような気軽なコミュニケーションをするためのウェブサービスがTwitterであり、TwitterのTweetというメッセージサービスでは140文字までしかメッセージを送ることが出来ないのです。だから、『今からファミレスに行くけど、暇な人がいたら一緒にご飯でも食べない?』とかそういうメッセージを知り合いの友達に送る目的などに適したサービスといえるでしょう。
Twitterの使い方についてはCNET JAPANに分かりやすい説明があるので、今から友達や仲間のグループと一緒にこのサービスを使ってみたいと思った人は以下のコンテンツを読んでみるといいと思います。基本的に、モバイルで利用したほうがリアルタイムで相手とTweet(短文メッセージ)のやり取りができるので便利ですが、家に帰ってまとめてパソコンで友達からのメッセージをチェックしたいという人もmixi的な使い方ができると思います。
新SNS「Twitter」--初心者のためのスタートガイドTwitterは、結びつきの強いグループにとって役に立つツールだ(もっとも、Twitter上には野次馬的な人もかなり多いのだが)。もしあなたが友人の動きを追っていて、彼らも互いの動きを追いかけているなら、グループに関係のある話(たとえば「4番街のあのパブへ行くつもりなんだけど、おいでよ」など)を素早く伝えることができる。「dodgeball.com」に似たコンセプトだが、使い方はTwitterのほうが簡単だ。
Twitterに入力したアイテムは、「プライベート」にしておくと、あなたが承認した友人にしか見られない。これを「パブリック」にすることもできる。つまり、あなたのTwitter IDを知っている人なら誰でも読むことができ、あなたのアイテムを購読できるというわけだ。Twitterは無料で利用できる。
ソニー(SONY)が「eyeVio(アイビオ)」というYouTubeのようなユーザ参加型の動画共有サイトをオープンしましたね。YouTubeとの違いは、YouTubeはユーザが動画を投稿して共有するだけのサイトですが、eyeVioはユーザが動画を投稿するだけでなく、ソニーがオフィシャルな動画コンテンツを自ら配信するという点に違いがあります。動画投稿やオフィシャルの動画コンテンツ配信だけではなく、PSPやウォークマン、iPodなどへも動画を転送できるサービスということで注目されています。
中学生〜大学生といった学生層では、パソコンよりも携帯電話を使ってウェブにアクセスするユーザが増えており、次世代のウェブビジネスやSNSはモバイル(携帯電話によるウェブアクセス)に移行すると予測されています。僕はちょっとした情報検索などでモバイルも時々利用しますが、メイン端末としてパソコンが必要な最大の理由は「キーボード入力のほうが楽だから」ということと「コンテンツのアップロードに向いてるから」という理由です。後、携帯電話はフルブラウザ対応でも画面が小さいので、長文の学術系サイトや文字の多い解説系サイトなどを読むのはさすがに疲れますね。それと、ブログを読むためのRSSリーダの利用や動画・画像のダウンロードなどでもまだまだパソコンのほうが使いやすい部分が多く、ブログやサイトでアップロードする機会が多いユーザは携帯よりもパソコンのほうが便利ですね。
パソコンは「情報の生産者(アップロード)やウェブのヘビーユーザ」に向いた端末であり、携帯電話は「情報の消費者(ダウンロード)やサービスの利用者」に向いた端末といわれますが、最近のウェブの流行を考えると携帯電話によるモバイルの勢いは留まることを知りません。特に、ディー・エヌ・エーが運営しているアバター付きSNSの要素を取り入れたモバイルサイト「モバゲータウン」は、物凄い勢いで「ユーザ数・アクセス数・売上高」を伸ばしていっています。
モバゲータウンに登録しているユーザ数は既に441万人でmixiに迫る勢いですし、月間のPV(ページビュー)は93億PVへと大幅に増加しています。93億ページビューというのは予想を越えた物凄い数字であり、モバゲーの成長速度は既成のウェブサービスの常識と限界を越えていると言えますね。従来のYahoo!やGoogle、mixi、YouTubeといったウェブサービスにも紙の本で発売される解説本がありましたが、モバゲータウンにはミニゲームの攻略法や必勝法をまとめた攻略本があり、その本の売上も11万部を越えているそうです。20代後半以上の層になるとモバゲータウンの認知率(知名度)や利用率(生活への浸透度)は大きく下がるのですが、10代〜20代の前半の層では一度もモバゲータウンを利用していない人は殆どいないというくらいに日常生活にモバゲーが浸透しているようです。
モバゲー、月間93億PVに--攻略本は11万部発行、2008年3月期は売上75億円へディー・エヌ・エーが運営するモバイルサイト「モバゲータウン」のページビュー数が3月に93億PVに達したことがわかった。2月より開始したテレビ広告などの宣伝効果があったほか、中心ユーザー層が学校の春休みに入り、利用量が増えたことが要因だ。
モバゲータウンは2006年2月に開始したサービスで、携帯電話向けの無料ゲームやソーシャルネットワーキングサービス(SNS)などを提供している。10代を中心に大きな人気を集めており、会員数は3月末時点で441万人。1日あたりのPV数は3億200万PVにのぼる。2007年3月期におけるモバゲータウン事業の四半期別売上高も順調だ。2007年3月期通期のモバゲータウンの売上高は29億4600万円。サービス開始から1年強で、ディー・エヌ・エーのモバイル事業全体の32.7%を占めるまでに成長した。
2006年2月に開始されたばかりの新しいモバイルサイトのモバゲータウンですが、携帯電話のコンテンツで大人気のゲームに力を入れ、mixiよりもライトなユーザを取り込むSNSを導入したことが成功の要因だったようです。ウェブでさまざまな商品を販売するECサイトも展開しているディー・エヌ・エーですが、現在ではモバゲーの四半期の売上高が30億円にも達しており、モバイル事業全体の32.7%をモバゲーの売上が占めるということです。これからディー・エヌ・エーのモバゲータウンの成功例を見て、他のIT企業もユーザ参加型のモバイルサイトの開発に乗り出してくると思いますが、パソコンのユーザとモバイルのユーザではかなりコンテンツの嗜好が異なるので新規参入は難しい部分もあるでしょうね。しかし、パソコン向けSNSとして始まったmixiの携帯向けバージョンである「mixiモバイル」もアクセス数を伸ばしており、1ヶ月1億PVを突破したようなのでモバイルとSNSは相性が良いようです。
第1四半期の決算で前年比70%増の営業利益を達成したGoogleに対して、Yahoo!は収入(売上)は増加したものの利益は減少し株価も停滞を続けています。Googleの基幹事業は検索連動型広告の「Google Adwords」とユーザのコンテンツに広告を連動させたコンテンツ連動型広告の「Google Adsense」ですが、Yahoo!も今まで広告事業の中心だったOverture(オーバーチュア)だけでは力不足と感じ「Panama(パナマ)」と呼ばれる広告事業の新プラットフォームを導入してきています。
Yahoo!のコンテンツ連動型広告の新プラットフォームである「Panama」の運用は順調に進み、広告主の評判もなかなか良いと言われていますが、まだPanamaによる利益増加の目立った効果は現れてきておらず、Yahoo!のネットワーク部門担当シニアバイスプレジデントのJeff Weiner氏によると、2007年の第2四半期からPanama導入による増益効果が出てくるだろうということです。また、Yahoo!のJeff Weiner(ジェフ・ワイナー)氏によると、Yahoo!は既存の大手メディアや大手ファンドなどとの戦略的なパートナーシップに努力しており、10年以上の長期的展望のもとで経営を進めているところに強みがあるといいます。
Web 2.0 Expo - 最後に立っているのはYahoo! カギはSNSYahoo!はWeb上の最大のネットワークである。それにも関わらず、ネットユーザーの注目はGoogleに集中している。この点についてWeiner 氏は、過去3〜4年の間にGoogleが上手く事業を展開したのに対して、Yahoo!はつまづきながらの成長だったという。だが、Yahoo!は 11〜12年の長期的な視野で事業を展開していると説明。実際にPanama、Yahoo! Pipes、新聞社との戦略的提携など、長期的な取り組みの成果が高い評価を受けているとアピールした。
コンテンツ所有者に対するアプローチについて、Yahoo!とGoogleの違いを聞かれると、Googleとの直接の比較では回答を避けたが、 Yahoo!がメディア企業の権利を尊重したことで、NBCやUniversal、Viacomなどと共に最大のビデオネットワークの構築を実現できたと述べた。ニュースや音楽、金融・経済などの分野においても、メディア企業と良好な関係、コンテンツの優れたパッケージ化がトップの座につながっているという。
確かにGoogle傘下にある動画共有サイトのYouTubeなどの動きを見ていると、Googleは既存の大手マスメディアに対して良い意味でも悪い意味でもチャレンジング(挑戦的・対抗的)であり、それがウェブユーザにとってのGoogleの魅力になっていると思います。それに対して、Yahoo!は既存の大手メディア企業に対して「親和的(協同的)」であり、どちらというと保守的で防衛的な側面が強くなってきています。Googleが既存のビジネスの仕組みは破壊する方向にイノベーションを繰り出しているとすれば、Yahoo!は既存のビジネスのルールも尊重しながら他の大手メディアとも協同歩調をとっているという感じでしょうか。
最後に最大のウェブ企業として残るのはYahoo!なのかGoogleなのかは分かりませんが、ウェブ業界で成長し続ける巨人であるGoogleの危うさがあるとすれば、都合の悪い情報を隠そうとする国家権力との衝突など政治的なイシューか、個人情報保護の名目によるGoogleのウェブサービスの法規制か、コンテンツ所有権を持つメディア企業との訴訟リスクでしょうね。ユーザのプライバシー保護や反トラスト(独占禁止)の観点から、Googleの影響力があまりに強大になることを懸念する声はアメリカを中心に大きくなってきているようです。
1月にオンラインマガジンの「Brandchannel」が、世界で最も影響力のあるブランドに関する調査を実施してランキングを発表しましたが、その時の世界ランキングで1位になったのは、検索エンジンとウェブサービスを提供するウェブ企業の「Google」でした。2位は、デジタル音楽プレイヤーの革命的商品である「iPod」を発売し、iMacのパソコンにインテルCPUを搭載する改善をしてユーザを驚かせたスティーブ・ジョブズ率いる「Apple」でした。
3位にはGoogleに巨額買収された「YouTube」が食い込みましたが、YouTubeはブロードバンド時代の「新しいCGM(消費者生成型メディア)の形態」をプレゼンテーションするウェブサービスで、未来における「ネットと放送(テレビ)の融合」の可能性を示唆するものでした。動画の投稿&共有サービスであるYouTubeと既存のマスメディア(テレビ局)との間には、著作権とビジネスモデルを巡る争いが残っていますが、この法的問題と利害関係をパスできればネットと放送が一体化する流れはより急速なものとなるでしょう。4位にはユーザが自分たちで作るウェブ上の百科事典である「Wikipedia」が入り、5位にようやくリアル経済の会社、グローバルにコーヒーチェーンを展開する「スターバックス」が出てきます。
世界で最も生活に影響を与えた企業を選ぶ「2006 Readers’ Choice Awards」では、北米圏のランキングと世界ランキングはほぼ一致していてGoogleやAppleなどIT企業(ウェブ企業)やコンピュータ企業が上位にランクインしています。その一方で、アジア・太平洋圏では、IT・ウェブ系企業はベスト5に入っておらず、「ソニー・トヨタ・HSBC・サムソン・ホンダ」など伝統的な大企業(自動車会社・電機会社)がランクインしていて、地域文化や経済の発展度(産業構造)によって相当にブランドイメージが異なっていることが分かります。
Mozillaといえば他社に先駆けていち早くタブブラウザを導入しカスタマイズ性にも優れたFirefoxのブラウザが有名だが、Mozilla Japanが次世代メールクライアントとして注目されるThunderbird 2のリリースを発表した。最近は、ウェブ上でやりとりできるフリーメールのスパム対策機能やセキュリティも向上してきたので、ほとんどのメールはGmailやLiveメールで送受信しているのだが、重要な相手とのプライベートなメールや機密性の高い情報はローカルのメーラー(メールクライアント)で受信したいこともある。
かつてローカルでメールを閲覧し保存できるメールクライアントといえば、マイクロソフトのOutlook Expressが一般的だったが、検索機能やスパムメール対策に優れたMozillaのThunderbird 2を使い始めるとOutlook Expressを使う必要性を感じられなくなってくる。見た目の印象や使い方もOutlook Expressとほとんど変わらないので、Thunderbirdを一回も使ったことがない人でも使っているうちにすぐに慣れることができると思う。
Mozilla、タグや履歴機能を搭載したメールクライアントの最新版「Thunderbird 2」をリリースThunderbird 2 は、タグ機能、選べるフォルダビュー、メッセージの表示履歴、高速な検索機能を備えており、これまでになく簡単にメールを整理できます。さらに、アドオンを利用することで、ユーザのニーズに合わせたカスタマイズも可能になっています。
「Thunderbird 2 では、タグ機能など、Web 上のコンテンツを整理するための最新技術をメールに応用しました。タグは最近、ブログやソーシャルブックマーク、写真共有サイトなどで、情報の検索方法として幅広く活用されていますが、メールの整理にも威力を発揮します。」と、Mozilla で Thunderbird の開発リーダーを務める Scott MacGregor (スコット・マクレガー) は語っています。
世界で何百万人ものユーザが、Thunderbirdの使いやすさ、機能、セキュリティに信頼を寄せていると書かれていますが、Thunderbird 2では幾つかの新機能を含む多くの改良が施されていて、快適なメール体験を実感することができます。特に、「メールへのタグ付けによる分類機能」と「インクリメンタルサーチ (逐次検索) 機能による高速な検索」が秀逸であり、毎日数十通から数百通といった膨大な数のメールを処理するビジネスマンやメールのヘビーユーザにThunderbirdはお薦めです。
メッセージへのタグ付けは、今までのバージョンのThunderbirdではデフォルトで搭載された「重要」「仕事」「プライベート」「To Do」「後で」しか選べなかったのですが、「Thunderbird 2」では、メールのメッセージに「お出かけ」「学校の課題」「彼女とデート」といった任意のタグを付けて自由にメールを分類整理することができます。自由なタグ付け機能をインクリメンタルサーチと合わせれば、メールの情報を簡単に追跡し高速で検索できるので非常に便利になりました。また、一つのメッセージに対していくつでもタグを割り当てられるので、「プライベート」「○○さんより」などのタグをつけてメールをより細かく分類できます。
証券市場(株式市場)を利用して株式会社は投資家から巨額の資金を集めることができるが、発行株式の過半数を他の企業や個人に取得されると企業の経営権や所有権を奪われてしまう恐れがある。意図的かつ戦略的に優良企業の経営権や所有権を奪おうとする買収(合併)行動が、かつてのライブドアや現在のYahoo!、Googleなど大手IT企業が得意としているM&A(企業の合併・買収)戦略である。
市場の評価である時価総額が高ければ高いほど、他の企業を買収するための余剰資金を蓄えやすくなるし、株式交換などの手法で簡単に買収できる可能性が高くなる。新しく上場した新興企業の多くが、自社の「時価総額」に強いこだわりを見せる理由の一つが、M&A戦略で自社グループの規模を拡大し更に株価を高めるためである。もう一つの理由は、株価を上げることで数十億円単位の「創業者利益」を手に入れるためである。ベンチャー企業の成功(創業者利益)がアメリカンドリームになぞらえられるのは、ストックオプション(一定価格で自社株を買える購入権)によって数十億円や数百億円といった莫大な資産を得られるからである。
ライブドアの堀江貴文元社長は、近鉄バッファローズの経営に乗り出しフジサンケイグループに敵対的な買収を仕掛けたが、時価総額の大きい日本の新興IT企業は、既存のエスタブリッシュメント企業(支配的企業)を買収して取り込みたいという野心を持っていることが多い。朝日新聞や読売新聞などの新聞社や民放テレビ局、SONYや松下電器など大手電機企業を買収するということは、新興IT企業にとって「大きなステータス(世界市場での存在感)」となり、歴史の浅さや信用の低さを急速にカバーすることができ、更なる株価上昇の評価を呼び起こすことができるからだ。
ライブドアの堀江被告は、「有名企業の買収による規模の拡大」を焦ったために経済犯罪(偽計取引・粉飾決算)に手を染めてしまった面もあるが、それは、通常の成長速度では長い歴史を持つ大手企業に肩を並べるまでに何十年という時間がかかってしまうからであり、時価総額にモノを言わせるM&A戦略だけが唯一「企業成長にかかる時間の節約」を可能にしたからである。
長い年月による風化が進むエジプトのスフィンクスや原型が次第に失われつつあるギリシアのパルテノン神殿、原色の鮮度が薄らいでいく原始時代(旧石器時代)の壁画(ラスコーの壁画)などを見ると、歴史的な遺跡や史料を原状維持で残すことの難しさを思い知らされます。日本の飛鳥時代(7世紀末)の遺跡として有名な高松塚古墳の色鮮やかな壁画も急速に劣化が進んでいるようです。こういった日本国の歴史過程を客観的に証明する歴史的遺跡や文化的遺構をどのように長く保存するかということが、今後の歴史学や考古学のフィールドワークの課題となるでしょうね。国宝や重要文化財などの適切な保護施策と確実な保存方法が、史料(物証)に基づく歴史研究の良し悪しを決めてくることにもなります。
高松塚古墳は7世紀末から8世紀初頭の王族(天皇家・豪族など有力者)の墓と考えられていますが、奈良時代の首都である平城京に遷都する前の藤原京時代の古墳という説が有力なようです。女帝である持統天皇の時代に築かれた藤原京というのは、唐の長安(西安)のような周囲を防壁で囲まれた大陸風の都城(とじょう)ですが、日本で初めて都市を碁盤目状に区切る「条坊制」を採用した都市でした。
持統天皇は飛鳥浄御原宮(あすかきよみはらのみや)から藤原京に遷都したわけですが、この時代の皇統や政治活動、貴族の生活様式、都市文化にはまだ不明な部分が多く、日本の歴史の起源にある王朝政治(貴族文化)については、これから新たな研究調査による発見が待たれるところです。
4月17日に4選を目指して立候補していた長崎市の伊藤一長市長(61)が銃撃され18日未明に死亡が確認されたが、長崎市では1990年1月にも前市長の本島等氏が市役所前で右翼団体幹部の田尻和美に銃撃を受けて重傷を負う事件があった。
17年も前になる本島等氏の銃撃事件時の記憶はぼんやりと残っているが、本島氏が85歳という高齢でまだ存命であることを知らず、メディアにコメントを寄せているのを見て驚いた。新聞記事のタイトルに『2代続けて銃撃は異常』とあり、本島元市長の後を継いだ伊藤市長は3選しているだけあってその市政の長さを思わせる。
長崎県も長崎市も反戦を世界に訴える平和主義者の多選傾向があり、地方政治を支える基本理念の変化の少ない土地柄であるが、その政治的主張がぶれない背景には長崎が広島と並ぶ世界唯一の被爆地であることがある。伊藤一長市長も世界120カ国1608都市が加盟する「平和市長会議」の副会長を務めて核廃絶と反戦を訴える生粋の反核・平和主義者であったが、今回の銃撃事件は城尾哲弥容疑者(59)の個人的怨恨によるものだったようだ。
長崎市長銃撃:「2代続けて銃撃は異常」…本島・前市長 90年1月に長崎市役所前で右翼団体幹部に銃撃され重傷を負った本島等・前長崎市長(85)は17日、毎日新聞の取材に応じ「驚いた。二度と長崎で僕のような事件が起きるはずがないと思っていたのに。事情がどうにせよ、暴力は無条件に悪いことだ。(伊藤市長は)撃たれるような悪いことはしていないはずだ。被爆地・長崎が訴える核兵器廃絶の基本は人を殺さない、いかなる暴力も許さないということ。なのに2代続けて、その市長が撃たれるのは異常だし、不名誉なことだ。背後に暴力を容認する風潮があるのであれば本当に恐ろしいことだ」と話した。
地方自治体の首長選というのはなかなか一般市民の話題に上りにくく余り注目度も高くないが、長崎市長選は現職市長が暗殺されるという最悪の事態によって日本国中の耳目を集めることとなった。伊藤一長・長崎市長を銃撃して殺害した城尾哲弥容疑者は、山口組系水心会幹部という肩書きを持っているようだが、今回の銃撃事件に組織的な関与や命令があったのかは定かになっていない。
しかし、現時点でマスメディアを通して伝わっている情報をまとめると、城尾哲弥容疑者の長崎市と長崎市長(伊藤一長)に対する政治利権を巡っての理不尽な逆恨みが原因であったという見方が有力なようだ。城尾容疑者は、工事中の市道で自分の車が路面の穴にはまって車が破損する事故を起こしたことで、市に抗議して伊藤市長を刑事告発している。
Googleが提供している“Gmail”が、遂に携帯電話のモバイルでも簡単に利用できるようになりました。今までは、フルブラウザ搭載の携帯でしかGmailを利用することができず、通常のパケホーダイ(パケット定額制)ではフルブラウザがサポートされていませんでした。その為、仮にGmailが使えたとしてもパケット代がかかっていたのですが、“携帯版のモバイルGmail”が登場したことによって通常のパケホーダイでもGmailを使いたいだけ使えるようになりました。これは外出中にも頻繁にメールチェックしたいというGmailのヘビーユーザにとっては嬉しいサービスですね。
Gmailは複数のアカウントを持つことは推奨されていませんが、現時点では複数のアカウントを取得することが可能です。その為、携帯用のGmailとパソコン用のGmailを使い分けるような使い方をするユーザもいるでしょう。しかし、携帯電話でGmailのページにアクセスしても『アカウントの取得』が出来ないようで、携帯でGmailを使うためには初めにパソコンでアカウントを取得しておかなければなりません。
ノートPCでもモバイルGmail - Gmailもあわせて軽く一周Gmailは無料で提供されるWebメールサービスで、その容量は現在2.8GB。メールはラベル/スターをつけることで管理され、フォルダを使わずに情報の整理を可能にしている。このラベルでの管理、Mac OS Xユーザーにとっては、Mail.appにスマートフォルダがあるため、それほど迷うことなく使うことができるだろう。
メールの管理上、ラベルとフォルダで異なる点としては、ラベルは複数のタグ(といって良いだろう)をメールに貼り付けられることにある。ラベルの貼り付けは手間こそかかるが、情報の検索性が飛躍的に高まることは、実際に使ってみるとわかるだろう。
なお、モバイルGmailではラベルの貼り付けはできないが、ラベルによる分類には対応する。ただし筆者の環境では、メニューの[詳細表示]から「メニューをカスタマイズ」のページにアクセスし、ラベルの各項目にチェックを入れなければ、受信トレイににラベルが表示されなかった。
Gmailの最大の特徴(メリット)である「Ajaxの使い勝手」や「ラベルの貼り付け」は、モバイル版Gmailでは再現できませんが、基本的にパソコン版と同じようにメール内容を閲覧してメールを作成・送信することができます。添付ファイルについては、Excelファイルは読み込むことができませんが、PDFファイルとWordのドキュメントについては「通常のテキストに変換」して読む事ができるので便利ですよ。
携帯向けの便利な機能として「自動ログイン」機能があり、auとソフトバンクの端末にはまだ対応していませんが、ドコモの端末であればUTN(端末固有情報)を使って次回のログイン時から自動的にログインすることが可能になります。つまり、一回一回、アカウントとパスワードを打ち込まなくて良くなるので、モバイルGmailに接続すればすぐに受信メールをチェックできるようになるわけです。
Googleが中小企業向けの統合的ソリューションとして有料の「Google Apps Premier Edition」を販売したという記事を過去に書きましたが、Googleはこれと類似したサービスを無償で大学に提供したようですね。現時点では、「Google Apps Education Edition」の統合的ソリューションは日本大学のみへの提供となっていますが、今後、国公立・私立を問わずにGoogleの機能性の高い統合サービスを採用する学校が増えるかもしれません。
グーグル、日大へメールサービスなど無料提供検索エンジン大手のグーグルは2007年4月3日、日本大学に対して、電子メール、カレンダー、チャット、ドキュメント共有など、さまざまな機能が充実したサービス「Google Apps Education Edition」の無料提供を開始した。同校学生10万人が使える。今後は同校卒業生を含む約50万人へのサービスも計画中という。
メールにタグをつけて一括管理でき、メールの内容を即座に検索できる“Gmail”やマイクロソフトのWordやExcelのようなドキュメントをオンラインで作成できる“Google Docs & Spreadsheets”は、本当に便利で使い勝手が良いので、日本大学の10万人の学生だけでなくその他の学生も積極的に使ってみると良いと思う。
夏の参院選の前哨戦となる統一地方選が終わりましたね。結果は、東京都・北海道・福岡県など大都市圏の全てで現職の保守勢力(自民・民主推薦の現職候補)が多選を実現し、多選を批判する若手の新人候補や社民・共産系の教育福祉(格差是正)重視の候補はほとんど支持を集められませんでした。
東京都で自民、公明両党の実質的な支援を受けた石原慎太郎氏(74)は、親族重用(芸術家である四男の作品の都政への採用)や公費の使いすぎ(海外出張時の支出の多さ)などを批判されましたが、選挙では圧倒的な強さを見せつけ順当に3選を果たしました。
石原氏は民族主義的な過激な発言や保守的な信条の強さバッシングされることもありますが、やはり、『致命的な人格や政策の欠点はないが、同時に魅力もあまりない』ように感じられた浅野史郎氏の自己アピールの弱さや政策の分かり難さが石原氏に有利に働いたのではないかと思います。愛国心や公徳心、安全保障政策のようなものを強調する石原慎太郎・都知事は、外交関係や人権感覚に対する配慮の低さという問題を感じさせることもありますが、同時に力強いリーダーシップを発揮する実行力のある知事として評価されている部分もあります。
個人としての知名度と存在感、行動力の強さによって、石原慎太郎氏が圧勝したというのが実情かもしれませんが、元宮城県知事の肩書きで臨んだ浅野史郎氏のキャラクターの弱さというか押し出しのなさが災いしたのではないかと思いました。政策的にも、石原氏が2016年東京オリンピックの招致・開催という派手な景気回復政策(雇用増進政策)を打ち出してきたのに対して、浅野氏は東京オリンピックの中止による緊縮財政と格差是正の教育・福祉政策という守り政策を掲げました。
NTTドコモ・au・ソフトバンク共にパケホーダイのようなパケット定額制があり、今ではフルブラウザ対応でパソコンサイトも見られるパケット定額制が出ています。しかし、ドコモなどの携帯キャリアのパケット定額制は、パソコンにUSBケーブルなどで接続してデータ通信をした場合には『定額制の対象外』となるので注意が必要です。
もし知らずに、携帯電話でネットに接続してパソコンのサイトを見た場合には、月に何十万円とか何百万円とかいった莫大な金額の接続料金を請求される恐れがあります。今、国民生活センターや消費者センターに『パケット定額制なので、携帯を使ったパソコンでのウェブ接続も低額だと思っていたら、後で何十万円も請求されて驚いた』というような相談内容が多く寄せられているそうです。
常識的に考えると、携帯電話のディスプレイを使ったモバイル接続に限って定額制という契約になっていると思いそうな感じがするのですが……携帯をつないでパソコンのサイトを見ようとする人は正規のプロバイダ料金をけちっていたのではないかと思います。しかし、プロバイダ料金の数千円を節約しようとして、何十万円も請求されるというのは逆に予想外の高い買い物になってしまいましたね。それ以外にも、パケット料金の従量制課金の仕組みをよく理解できていない高齢者が、モバイル接続して好きなだけサイトを見た結果、何百万円という「パケ死」な料金を請求されることもあったようです。
携帯:パケット通信料 使い放題なのに120万円請求も携帯電話でメールやインターネットを利用した時のパケット通信料について、「無料サイトなのに、料金が8万円かかった」など、予想外の高額請求に関する相談が国民生活センターに相次いでいる。使い放題の定額契約で120万円請求されたケースもある。同センターは「定額制でも対象外のことがある。契約時に説明が不十分なことが多いので、注意してほしい」と呼びかけている。
パケット通信料に関する相談は年々増え、06年度(2月末現在)で754件と、前年同期(698件)の8%増。相談者が請求された平均金額は、04年度まで8万円台だったが、06年度は15万5216円と急増している。
相談はサイトの情報は無料でも、パケット通信料は別途かかると知らずに利用したり、音楽をダウンロードしたケースが多かった。また、定額契約でも、パソコンとつなぐデータ通信や海外での利用は対象外。「パソコン画面でサイトを見たいと携帯をつないだら、6時間で98万円請求された」(60代男性)といったケースがあった。
パケット定額制は現在、パソコンとつないでネットを見た場合はNTTドコモ、au、ソフトバンクは対象外、ウィルコムのみ対象内。海外での利用は4社とも対象外となっている。
大半の人はパソコンでサイトを見るためにわざわざ通信速度の遅い携帯電話を接続したりしないと思いますが、今から携帯をパソコンにつないでウェブを無料で見ようなどと甘い考えを持っている人は絶対にやめてくださいね。こういった料金トラブルを防ぐ為には、パケット代が1万円増えるごとに必ずメッセージを画面に出すとか、最高1万円までとか上限をデフォルトで設定して、ダイアログを出して『1万円を越えましたが、まだモバイルを使いますか?』といったメッセージを出すべきですね。
明日はいよいよ統一地方選で都知事選挙も行われますが、公職選挙法ではインターネットを使った選挙運動やYouTubeなどを使った政見放送の再生は禁止されているようですね。統一地方選では、地方議会の議員以外に地方の首長(知事)も選出されるわけですが、明日(4月8日)には13都道県知事選、4政令市長選、44道府県議選、15政令市議選が一斉に投開票される予定です。
この地方選挙は夏の参院選の前哨戦という意味合いが強いのですが、地方選の有権者は無党派層に流れている人の数が多く、政党で候補者を選ぶのは組織票を義務的に投じる人だけでしょう。しかし、当選する可能性が高いのは、やはり自民・公明が推す候補か民主が推す候補ですから、どちらの支持候補が多く当選するかによって夏の参院選をある程度占うことができますね。
東京都知事選の投票を目前に控え、候補者の最後の訴えを聞こうと新宿駅は人でごった返したようですが、インターネットがもう少し普及してきたら、公職選挙法を改正して街中で街宣車を走らせるのを制限し、ブログか何かで選挙活動をできるようにして欲しいですね。そうすると、選挙費用が大幅にカットできますから、資金や地盤のバックボーンがない若年層が政策指針のマニフェストだけをもって立候補しやすくなります。
今の選挙制度だと、何処かの政党に属しているか地縁血縁で支持層(後援会)をもっているかしないと、立候補しても当選する見込みが殆どないのですが、公選法を改正してネット上で立候補と政策論争、投票ができるようになれば、もっと若い層で知識や意欲がある人がお金や地盤がなくても政治の場に出て行けるようになります。
ユーチューブに削除要請 都知事選、政見放送“見放題”8日投開票の東京都知事選で、特定候補の政見放送がインターネット上でコミカルに投稿され“見放題”の状況になっている問題で、東京都選挙管理委員会は5日、「選挙運動上の公平性に欠ける」として、動画投稿型サイトを運営する米国の管理会社「YouTube(ユーチューブ)」に対し、メールとFAXで削除要請を行った。
都選管によると、先月の告示直後に「ネット上で特定候補の政見放送の画像が流れている」との指摘があり、確認したところ、「YouTube」に計43の政見放送が投稿されていた。
この候補は、過激な発言や風貌(ふうぼう)、しゃべり方が話題となり、アニメやBGMと組み合わせたものなど、大半がコミカルに取り上げれていた。関係者によるとアクセスは数十万回に上っている。
また、ネット広告の大手「サイバーエージェント社」(渋谷区)が管理するサイトでも投稿が相次いでおり、都選管は同様にFAXで削除申請を行った。
現在の選挙制度は、YouTubeで政見放送を繰り返し視聴するだけで違反だというようなアナクロな公選法に従っていますので、デジタルなネット世代に選挙運動が全く対応していないといえます。東京都選挙管理委員会はネット上の選挙運動を監視して、動画投稿サイトYouTubeや動画投稿可能なブログ(Ameba Vision)などに眼を光らせていますが、有権者がいつでも簡単に政策や主張を聞けるネット環境を整備することは急務です。
『千里眼』シリーズは、臨床心理士(カウンセラー)の岬美由紀と嵯峨敏也を主役とする異色のエンターテイメント小説だが、カウンセラーが行政の腐敗を実力行使で正したり、新興カルト宗教の陰謀を暴いたりマシンガンを片手に国際的なテロ組織と戦ったりするハリウッド的なストーリー展開を著者の松岡圭祐は得意としている。作品に出てくるカウンセリングの技術や応用心理学の実践はかなり誇張されていて臨床心理学者がほとんど超能力者(プロの戦闘要員)になってしまっているが、それはともかく、面白く読める小説としての完成度はなかなか高く分厚いが比較的短時間で読み終えられる。
登場人物が共通しているので作品の発表順に読むのが王道なのだろうが、私はどれが最初の作品か分からないままに一年に一冊とかのペースで読んだので、かなり適当な順番で読むことになった。一冊で話が完結する読み切りの形式になっているので、シリーズものといってもどれから読んでも内容が分からないということはない。『千里眼のマジシャン』は、『マジシャン』に登場した天才奇術師の少女・里見沙希と岬美由紀が同時に登場するが、里見沙希がマジシャンとして事件の解決に貢献するような活躍の場面はない。里見沙希は、『マジシャン』で親子同然の交流が描かれた舛城徹元警部補との予期せぬ再開を果たすことになるが、沙希が尊敬していた舛城徹は暴力団とグルになってイカサマ賭博で稼いだ汚職刑事の汚名をかぶせられ警察を辞職していた。
人の心を全て読み切るということで『千里眼』と渾名される岬美由紀は、元航空自衛隊の幹部候補生であり女性で始めて戦闘機のパイロットになった人物である。表情や動作から考えていることを読み取る読心術をマスターしたカウンセリングの能力も去ることながら、航空自衛隊時代に修得した素手で戦う格闘術やあらゆる種類の兵器(銃火器)の使用にも精通している。岬美由紀は言うなれば、『沈黙』シリーズのスティーブン・セガールとか『ランボー』シリーズのシルベスタ・スタローンとかに匹敵する白兵戦及び銃撃戦の戦闘能力を持っている超人的人物である。
ゲームメーカーの任天堂が、携帯型ゲーム機の「ニンテンドーDS」と家庭用ゲーム機の「Wii」で爆発的なヒットを飛ばし、07年3月期の連結売上高が従来予想を660億円上回る9660億円(前期比89%増)になる見通しを伝えました。約1兆円の売上げをゲームのハードとソフトで売り上げたわけで、正に任天堂はソニーを抜いてゲーム業界の圧倒的なシェアを握る状況となっています。スーパーファミコンの後になかなかヒットを出せず、ソニー(SONY)のプレイステーションの後塵を拝し続けた任天堂ですが、上手く時代のニーズとゲームの流行の変化を読み取り、プレステ3を売り出すソニーに対して大きな差をつけました。
任天堂:連結売上9660億円 DS好調で上方修正4回任天堂は5日、07年3月期の連結売上高が従来予想を660億円上回る9660億円(前期比89%増)になると発表した。携帯型ゲーム機のニンテンドーDSとソフトの販売が国内外で好調なためで、業績予想の上方修正は4回目となる。
期末の為替が円安に振れたため、外貨建て資産の評価替えで、従来見込んでいた約100億円の為替差損は一転、約200億円の差益となる見通し。営業利益、経常利益、最終(当期)利益もこれまでの予想を上回る見通しだが、今月26日の決算発表で公表するとしている。
DSのハードの販売は従来予想の2300万台を、DSのソフトは同1億本をそれぞれ上回る見通し。昨年12月に発売した家庭用の新型ゲーム機「Wii(ウィー)」も好調だが、今年3月末までの600万台の販売予想を据え置いた。
最近の株式ニュースでは連結決算の下方修正については度々聞きますが、任天堂は上方修正を4回も行って連結売上が1兆円に迫る見通しを伝えたわけで、この決算報告によって株価も飛躍的に上昇カーブを描くでしょう。日本が世界に誇るゲーム業界ですが、日本の名だたるゲームメーカーの中でも任天堂は頭一つ抜け出した特別な存在となりつつあります。ファミコンの開発と販売によって、日本にゲーム文化を普及させ根付かせた任天堂ですが、21世紀のゲーム業界の覇権が再び任天堂の手に戻ってきつつあります。
ニンテンドーDSの勝因は何と言っても、手軽に誰でもどこでも年齢を問わず遊べる『ソフトウェアの魅力と充実』にあるでしょう。WiiとニンテンドーDSが、ソニーのプレステ3やPSPをリードしている理由の一つが映像のクオリティや性能の高さを度外視して『遊んでみて楽しいゲーム創り』に徹したところであり、『動物のもり』のようにオンラインでみんなで遊べるゲームの面白さをいち早く消費者に伝えたことです。
外食産業大手では、牛丼の吉野家が3月1日から牛丼の販売時間を午前11時から午前零時までに延長した効果で、夕食時間帯の客を大きく取り込むことに成功し、3月の既存店売上高が前年同月比で39.8%も増えたとしています。やはり、吉野家の主力商品は何と言っても『牛丼』であり、牛丼以外の豚丼や焼き鳥丼、牛焼き肉丼では多くの客を引き寄せることが難しいのでしょう。
今までは、アメリカ産牛肉のBSE問題や危険部位の混入問題などで余り大量に牛肉を調達できなかったため牛丼の販売量を控えざるを得ない状況がありました。これからは、アメリカの輸出業者側の要請とアメリカ政府の圧力によってアメリカ産牛肉の輸入量は増えていきますから、必然的に吉野家の牛丼がフルタイムで販売されるようになるでしょう。狂牛病に感染したBSEの牛を食べたとしても致命的なクロイツフェルトヤコブ病に感染するリスクは数百万分の1〜数千万分の1と言われますから、実際にはクロイツフェルトヤコブ病に感染するのは宝くじに当たるよりも難しいと予測する研究者もいるようです。摂食行為によるBSEの人への感染の科学的推測というのも確率論ですから、確実にどうなるとは断言できない弱みというのがあると思いますが、必要以上にアメリカ産を不安視する必要はないとは思います。
キンキキッズ(Kinki Kids)の堂本剛が出演したドラマといえば上川隆也と共演した『青の時代』や広末涼子と共演した『Summer Snow』を思い出しますが、このドラマが合ってた頃はまだ学生時代だったような記憶があります。堂本光一が出演したドラマでは宝生舞と共演した『銀狼怪奇ファイル』や内山理名と共演した『リモート』が印象に残っているのですが、宝生舞は最近はまったくテレビで見かけることがなくなりましたね。少し前に『田舎に泊まろう』か何かにふと出演しているときは驚きましたが、昔と比べるとかなり見た目の雰囲気が変わっていました。
堂本剛のエンドリケリエンドリケリなど歌手方面での新しいチャレンジが記憶に新しいですが、、キンキキッズは最近はドラマでの活躍が余り見られませんでした。今度、堂本光一が久しぶりにテレビ朝日系ドラマ『すし王子!』に主演することが決まったそうです。堂本光一は昔は王子とあだ名されたことがありますが、『すし王子!』というネーミングはそれとは関係なく寿司を握りながら悪事と戦うという少しコミカルな役柄を演じるそうで、ドラマで準備された特別な決めポーズをするということです。
堂本光一:「スシ王子」悪を握りつぶすKinKi Kidsの堂本光一(28)が主演する7月スタートのテレビ朝日の連続ドラマ「スシ王子!」(金曜後11・15)がこのほど、沖縄・宮古島でクランクイン。5年ぶりの主演で寿司を握りながら悪と戦い全国を旅する役。寿司職人直伝の見事な技と、スタントなしのアクションを披露した。
監督は「トリック」などを手掛けた堤幸彦氏(51)。光一は「笑わせようとするのではなく、全員が面白いことをマジメにやっている」と“堤ワールド”にすっかりなじんだ様子。相棒役のKAT−TUN中丸雄一(23)はドラマのレギュラー出演は初めて。「何がなんだか分からなかった」と苦笑いしていた。
これから春の新ドラマが続々と始まりますが、上野樹里主演の『のだめカンタービレ』や井上真央主演の『花より男子2』の成功を受けて、今度も漫画を原作としたドラマがかなり多く出てくるようです。ということは、ドラマのメインとなる視聴者が、10代から20代前半に絞られてきているということで、アメリカドラマのような30代以上の層をターゲットにする大人の恋愛ものや政治的なサスペンス、ミステリーもののドラマは殆どないということでもあります。
過去の記事で、イオンとダイエー、丸紅の業務資本提携によって売上高6兆円の巨大な流通小売チェーンができあがるというニュースをお伝えしましたが、イオンの営業活動は順調なようで営業利益が前年比14.2%%増の1897億円になり、7年連続で過去最高益を達成したそうですね。大企業とメガバンク中心に景気は好調なのですが、国内の個人消費が伸び悩む中で総合スーパーの収益が改善しているというのは興味深い現象です。
イオン7年連続最高益 総合スーパー収益改善イオンが四日発表した二〇〇七年二月期連結決算は、売上高が前期比8・9%増の四兆八千二百四十七億円、本業のもうけを示す営業利益は14・2%増の千八百九十七億円で、七年連続で過去最高益を更新した。
暖冬で衣料品は伸び悩んだが、食品は好調に推移するなど、主力とする総合スーパーの収益が改善。既存店売上高(単独ベース)も0・2%増となり、十一年ぶりに前年を上回った。ショッピングセンター開発会社を連結子会社に加えたことも業績向上に寄与した。
営業利益のほぼ三分の一を占めるサービス関連では、金融事業の一環として〇七年度中にイオン銀行(仮称)の開業を目指す。〇八年二月期については、売上高五兆二千五百億円超、営業利益二千億−二千百億円と、引き続き増収増益を見込んでいる。
恐らく、流通小売の分野でも多極化が抑制されて、集客力とブランド力のあるイオンのような総合スーパーへの一極集中(一人勝ち)が緩やかに進んでいるのではないかと思います。イオンはマックスバリューなどのブランドで都心部よりも郊外への店舗進出に積極的なので、大きな利益を得ているのであれば地域経済の振興や若者の雇用に貢献して欲しいと思います。
もちろん、イオンは自社グループの経営戦略上の強みが、地方流通網を網羅して強力なブランドイメージを植え付けていくことにあると見ていますから、今後も地域経済に貢献しながら国内と海外へ拠点を拡大していくのだと思います。
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