NTTドコモが904i系端末を5月~6月に発売!「直感ゲーム」・うた・ホーダイ・2in1」などの新サービスも次々に発表!
NTTドコモはMNPでauに対する苦戦もあり2年連続で純利益を減少させています。2007年3月期連結決算の売上高では前期比0・5%増の4兆7880億円としましたが、純利益は25・1%減で4572億円となっています。NTTドコモの中村維夫社長は「アジアなどグローバルの視点を持たねばならない」と述べており、グローバルな事業展開と日本製ドコモ端末の世界普及に強い意欲を見せていますが、開発途上国にドコモの3G携帯を出荷するには、途上国の通信インフラがもっと進歩しないと難しいでしょうね。
NTTドコモは、FOMA携帯電話端末の新製品「904i」シリーズを発表しましたが、「D904i」「F904i」「N904i」「P904i」「SH904i」の5機種が5月から6月にかけて発売されるということです。新端末の904iはデザインが個性的で機能面も充実しているのですが、ドコモは更に904iから対応を開始する新サービスを続々と発表しています。特に面白いなと思ったのは、1台の携帯電話端末で2つの電話番号・メールアドレスを切り替えて利用できる新サービス「2in1」です。
今までビジネス用にNTTドコモを持ち、プライベート用にauやソフトバンクを持つというような携帯端末の使い分けをしていた人もいると思うのですが、この「2in1」を使えば1台の端末で2つの電話番号が使えるので便利ですね。とはいえ、2台の端末を持ってたほうが、ソフトバンクからかかってきたら彼女からとかドコモは会社の呼び出しの電話とか反射的に分かっていたのでそっちのほうがいいという人もいるでしょうが。ただ、やはりいつも2台も端末を持ち歩くのは面倒というのが正直なところでもあり、2台持っていても1台はほとんど家に置きっぱなしということもあります。
「2in1」の月額料金は税込み945円ということで、明らかにソフトバンクのホワイトプランを意識した価格設定になっていますが、ドコモの端末が好きで他に変える気はないというユーザには魅力的なサービスになりそうです。気をつけなければいけないのは、元々持っている番号が「Aモード」、新しく追加する2つ目の番号が「Bモード」なのですが、「Bモードのほうは無料通話分が使えない」ということです。通話料が自己負担となるので、2番目の番号は「受け専用」にしたほうがいいかもしれません。
テーマ : NTT DoCoMo
ジャンル : 携帯電話・PHS