草なぎ剛の出演部分カットで「SMAP×SMAP」の視聴率が13.7%にダウン!映画版『ROOKIES-卒業-』の前売り券の売上が『花より男子』を超える!
草なぎ剛の出演部分カットで「SMAP×SMAP」の視聴率が13.7%にダウン
SMAPがメインを務める人気バラエティ番組『SMAP×SMAP』の視聴率は平均して16%程度あるそうなのですが、公然わいせつ容疑で逮捕・釈放(不起訴)された草なぎ剛さん(34)の出演部分がカットされた影響もあり、27日のスマスマは13.7%まで視聴率が低下したということです。草なぎ剛が出演しなかったことだけが視聴率低下の原因ではなく、『いつもとは違う番組構成にせざるを得なかったこと』の影響が大きかったとは思います。27日のSMAP×SMAPは、過去の傑作集とメンバーのトーク場面を中心にして放送していたのですが、草なぎさんの騒動がやたらと大きく報道されただけに、今後のスマスマをどのような内容で放送していくのかという判断も難しくなりそうです。
SMAPというとどうしても、木村拓哉・中居正広・稲垣吾郎・香取慎吾・草なぎ剛の5人メンバーというイメージが強烈にあるので、草なぎ剛が全く出演せずに番組づくりをして、何の説明もなく今まで通りにスマスマを放送するというのにも無理を感じます。しかし、ファンが許すかどうかという問題はともかく(ファンでなくても本気で怒っていたのは、地デジ推進に意気込んでた鳩山邦夫・総務相くらいのものでしたが……)、あれだけマスメディアが集中的な事件報道をしてしまうと、1ヶ月程度の短期間での復帰というのは考えにくいですね。
復帰するまでの期間のスマスマを何とか面白い内容で再編成していければ良いとは思いますが、他のSMAPのメンバーもこの草なぎさんの問題には迂闊に言及しにくいだろうし、何となく番組を作りにくいという心理的負担はあるでしょうね。あの事件をきっかけにして、草なぎ剛のテレビ番組・CM・映画などがすべて自粛ムードになったのは行き過ぎなような気がしますが、改めてマスメディアの報道の影響力の強さ(報道の使命と報道被害という二つの側面がありますが)というものを考えさせられました。
草なぎ剛の問題による直接的な他人の被害や社会的不利益はなかったと思いますので、早期に復帰できれば良いなとは思いますが、この問題は『犯罪』というよりは『アルコールの嗜癖(お酒の飲み方)』として草なぎさんが教訓にすべき問題になったのではないかと思います。