「首相に最もふさわしい国会議員」のアンケートでトップは小泉純一郎元首相!民主党の小沢一郎代表は4位に留まる!
「首相に最もふさわしい国会議員」のアンケートでトップは小泉純一郎元首相!民主党の小沢一郎代表は4位に留まる!
読売新聞が実施した面接形式のアンケート調査で、「首相に最もふさわしい国会議員」のトップは小泉純一郎元首相(14.8%)、二位は舛添要一厚生労働相(9.0%)、三位は麻生太郎首相(7.1%)になったそうです。読売新聞はどちらかというと与党(自民党)寄りの「保守系メディア」といわれますが、調査のサンプリングのランダムな公正さが担保されているとすれば、今のところ、首相候補としては自民党の国会議員のほうが人気があるということになりそうです。
4位に民主党の小沢一郎代表(6.5%)がランクインして、前回3位の岡田克也副代表は5位(5.0%)に落ちていますが、小沢一郎の違法献金疑惑などによる民主党の支持率低下の影響がでているようにも感じます。このアンケート調査は、4月25日から26日にかけて全国の有権者3000人を対象に面接形式で実施して、1810人から得た回答をまとめたものだということですが、現状で衆議院を解散して総選挙をすると、自民党が勝つか民主党が勝つかはかなり微妙な趨勢になっていると思います。
消費拡大を目指す緊急的な景気対策として実施された麻生太郎首相の『定額給付金』も、初めこそ『盲目的なバラマキ政策』として物凄く評判が悪かったのですが、実際に1万2千円(子ども・高齢者は2万円)が給付されはじめるとこの定額給付を喜んでいる国民が多いようです。マクロ的な財政政策としては、財政悪化を強めるだけで完全に間違っている可能性も高いのですが、定額給付金のような政策は『国民にとって分かりやすい利益・恩恵』なので、反射的に支持や好感度が上がりやすいというのはあるでしょうね。