民主化運動に貢献した韓国の金大中・元大統領が死去、23日に『国葬』の予定!
民主化運動に貢献した韓国の金大中・元大統領が死去、23日に『国葬』の予定!
今年は、韓国の盧武鉉(ノムヒョン)・前大統領が親族の不正な利益供与(産業界との癒着)の疑惑追及を受けて自殺するという大きな事件が起こりましたが、8月18日午後に、今度は金大中(キムデジュン)・元大統領が入院先のソウル市内の病院で多発性臓器不全のために85歳で亡くなったということです。
金大中・元大統領は、韓国の『軍事政権時代(朴正煕・全斗煥が指導する軍部が政権を掌握していた軍事政権)』に民主化運動で果敢に抵抗した闘士として知られ、80年に民主化運動を弾圧した『光州事件』では、全斗煥将軍らの軍部から内乱陰謀罪の嫌疑を受けて死刑判決を下されたという異色の履歴を持ちます。1973年には、東京で滞在していたホテルから、韓国中央情報部(KCIA)によって無理やりにソウルへ連れ去られるという『金大中拉致事件』も起こっています。
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