民主党政権・行政刷新会議が「次世代スーパーコンピュータの予算」を削減!科学技術振興政策も抜本見直しか!
民主党政権・行政刷新会議が「次世代スーパーコンピュータの予算」を削減!科学技術振興政策も抜本見直しか!
民主党政権が行政刷新会議によって、『不要不急の政府事業(公共事業・公益団体)の削減や見直し』を進めていますが、文部科学省が予算を要求する『次世代スーパーコンピューターの開発予算』も大幅に削られることになったようです。行政刷新会議は“必要性・緊急性・将来性”などの基準によって、不要不急な政府事業を洗い出す『事業仕分け』を進めていますが、仕分け人が『次世代スパコンのコンピューター性能で、世界一を目指す理由は何か?(2位では日本の技術力や経済成長に直接的な問題が起こるのか?)』と問いかけたことで、次世代スパコンの予算削減の流れが決まったみたいですね。
次世代スパコンの制作・稼動は、文部科学省が『科学技術創造立国・情報技術立国の要(かなめ)』と位置づける事業であるが、最先端の半導体技術(プロセッサー)を開発して組み込んだ次世代スパコンによって、日本経済の将来の成長性や発展性が確約されることはないという批判も強くあります。次世代スパコンはウイルス解析や気候変動問題のシミュレーションなど広範な研究目的に利用されることが期待されていますが、平成24年の稼動までには更に『総額約700億円』の歳出予算が必要になるとされています。