中国でグーグル模倣サイトの「グージエ」が登場、知的財産権の侵害か?
中国でグーグル模倣サイトの「グージエ」が登場、知的財産権の侵害か?
少し前に、Googleが「サイバー攻撃・検索エンジンの検閲」などを理由にして、中国市場からの撤退を示唆しましたが、今度は中国でGoogleのロゴマークと酷似したマークを使った模倣サイトが問題になっているようです。中国語版の模倣サイトは「グージエ(Gooje)」というそうですが、1日数十万以上のかなり大きなアクセスを集めていて、Googleのロゴマークを模倣していることが商標権の侵害などに当たる可能性が指摘されています。
米Googleは2月上旬に、模倣サイトの運営者小ゲン(シャオ・シュアン)氏に酷似ロゴの使用停止を求めましたが、運営者はこの要請には応じない構えを示しており26日現時点で、そのロゴマークの使用が続いているということです。Googleは中国ではその読み方に漢字を当てて『谷歌』と表記されていますが、模倣サイトのGoojeでは「谷姐」という表記が使われており、外見上は極めて酷似したデザインになっています。