深津絵里が映画『悪人』で、「第34回モントリオール世界映画祭」の最優秀女優賞を受賞!北川景子がアサヒのビール系飲料のCMに出演!
深津絵里が映画『悪人』で、「第34回モントリオール世界映画祭」の最優秀女優賞を受賞!
妻夫木聡主演の映画『悪人』(9月11日公開)で妻夫木と共演している深津絵里(37)が、その演技力の高さを評価されて、『第34回モントリオール世界映画祭』の最優秀女優賞を受賞しました。8日には、カナダ・モントリオールから成田空港に帰国して、大勢の報道陣に取り囲まれて祝福のフラッシュを浴びることになりました。モントリオールでの授賞式の後には、共演の妻夫木聡や李相日監督らとトロフィーを囲んで夜通し祝杯を挙げたということですが、このトロフィーは11日の東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズでの初日舞台あいさつでお披露目されることになりそうです。
『悪人』は芥川賞作家・吉田修一氏の長編小説が原作となっている映画で、吉田氏と李監督が共同で脚本を執筆しているということですが、深津絵里は出会い系サイトで殺人を犯して逃亡する主人公の妻夫木聡と知り合って、刹那的で破滅的な恋愛にはまり込んでいくというストーリーになっています。許されない罪を犯した犯人を、偶然の出会いで好きになったしまった平凡な販売員の女性が、エロスと絶望が入り混じる逃避行を演じるというのがこの映画の見所になっているようです。
国際的女優としての評価が為された深津絵里さんは、1973年1月11日の大分県生まれの37歳で、88年「1999年の夏休み」で映画デビューしてから女優としての人生を歩み始めました。03年「阿修羅のごとく」で報知映画賞助演女優賞、07年「博士の愛した数式」で主演女優賞、08年「春琴」で紀伊国屋演劇賞個人賞などの受賞歴を持っていますが、今後は更に国際的な映画の舞台にも活躍の場が生まれてくるのかもしれません。