イギリスのウィリアム王子と一般家庭出身のキャサリンが挙式。『開かれた王室』をアピール、経済効果は数百億円!
イギリスのウィリアム王子とキャサリンが挙式。経済効果は数百億円!
イギリス・ウィンザー朝のチャールズ皇太子(62)の長男で王位継承順位2位のウィリアム王子(28)が非貴族階級のキャサリン・ミドルトンさん(29)と結婚して、イギリス連邦加盟国53ヶ国を初めとする180ヶ国でTV中継が行われました。英国国教会のウェストミンスター寺院で実施された挙式の模様は、世界の約180ヶ国にテレビ中継されましたが、その視聴者は推定で20億人にも達したと言われます。TwitterやYoutubeなどの新しいウェブ媒体でも生中継された事が視聴者数を底上げしていますが、かつての大英帝国の植民地の多さや英国王室の権威の高さを考えると、現代の英国王室に対する国際的関心が今でも相当に高いことを窺わせます。
ウィリアム王子の両親であるチャールズ皇太子と故ダイアナ妃との間では、チャールズのカミラ夫人との浮気(結婚前からのつきあいの継続)などのスキャンダルもあり、1992年に別居して1996年には離婚しています。その翌年1997年8月31日にダイアナは、パリで当時の恋人であるエジプト系イギリス人の大富豪ドディ・アルファイドと一緒に車(メルセデスベンツS280)に乗っているところを、パパラッチに執拗に追跡されて、パリ市内のトンネル内で交通事故を起こして死亡しました。この交通事故には、運転手のハイヤーが大量飲酒をしていたとの証言や陰にイギリス王室の陰謀があったなどの陰謀論もありますが、結局、真相は不明で単なる交通事故死として処理され、英国内で盛大な国民葬が行われました。