『恋のから騒ぎ』、光丘仁美のミステリアスな雰囲気と声のリズム
昨夜、ひさびさに明石家さんまの『恋のから騒ぎ』を見ましたが、このテレビ番組に出ている東大大学院の光丘仁美さんの奇妙なキャラクターに妙に惹かれるものがありました。
あんな甘ったるいトーンの声で、夢見心地なしゃべり方を毎日されたら流石に嫌になるかもしれませんけど、仕事の合間にふとあの声が聞こえてくると何か和みます(w)
仕事や勉強を忘れてプライベートに没頭したい時にはああいった世間ずれした話し方ができる女性も魅惑的だろうな、というか、可愛らしさを演出したようなアニメ声というのは時にあるけれど、意図的だとしてもあの音楽のような不思議なトーンの声は珍しい。
後、東大の大学院の哲学科に所属しているという意外な経歴がミステリアスな雰囲気に華を添えています。人生の意義や事象の価値の本質を穿つような哲学的エッセンスの詰まった雑談を、あの甘美な声のトーンと一緒に楽しんでみたいものです。
彼女が過去の恋愛にしてたという「一日の出来事を小説形式でメールする交際」というのも、なかなか面白そうですよね。僕は読書が好きなので、文才の片鱗を覗かせてくれるようなメールを送ってくる女性には、普段でも少し興味を惹かれます。
光丘さんが、大学院に入学する前の大学が東京大学だったのか否かは分かりませんが、彼女の持っているあまり偏差値競争で苦労していなさそうな余裕ある雰囲気、受験戦争だとかを思わせない知性のあり方というのは好きです。
とはいえ、高校時代までの暗記中心のペーパーテストと大学以降の本格的な学問的営為や研究活動は全く別物なので、偏差値の高い高校にありがちな画一性や規則性というのは大学のキャンパスでは殆どなくなりますね。
高校でも開成高校とか慶応大学の付属高校とかは、偏差値が高くても校風はかなり自由なので画一性はないようですが、そこまで高いレベルの高校になると東大・京大に行く人でも殆どの人は無縁ですからね。
光丘仁美さんは、アイドルとかグラビアとかの標準的な美人の女性とは違うけど、パーソナリティや話し方、表情に不思議な好感を感じるタイプでした。
他の人とは共感できないかもしれないけど自分にはツボにはまるタイプというのは人によって色々あると思いますが、『好意を感じる個性的なタイプ』に出会うと何処となく気持ちが軽くなってきます。彼女の個性的な魅力は、独特の自己陶酔的な話し方と話す時に使用する華麗な語彙から漂うインテリジェンスにあるように思えますが、やはり『俗世から遠いイメージ』というか『現実にはいなさそうな人格』が妙に幻想的な想像力を豊かにしてくれますね。
普段、どういった深遠な思索や世界にまつわる考察をしているのか、どんな論文を仕上げてきたのかとか、そういう想像をさせてくれる女性って最近、あまりいないので新鮮だったのかも。
後、あの番組を見ていて光丘さんがいいなと感じたのは、『他人を罵倒したり非難したりしないところ』ですかね。『他人の長所や欠点を意識し過ぎないところ』といったほうが正確かもしれませんが。
他の女性が、ゲストの磯野貴理子を野次ったりしている一方で、彼女は今までも(時々見た範囲では)他人を悪く言ったことが殆どないように思います。
過去の恋愛トークでも、昔の彼氏をけなしたりすることはなく、『素敵な良き思い出』として生き生きと語っているところとかいいですね。
自分の世界や思想を持っていて自己に陶酔する部分はあるが他者の世界や価値観に否定的ではない人間、自分に確固とした自信があって他人を攻撃したり中傷しない人というのは好感が持てます。
まぁ、光丘さんのようなアクの強すぎる女性は、生理的に受け付けない男性や話を聞いているだけでイライラしてくるという人も多いかもしれませんが、受ける人には受けるタイプでしょう。
やはり、文学や映画、小説、歴史、政治経済などなど……好きな女性には、自分が興味を持っていることの簡単な話し相手になってくれる程度には関心を持って欲しいかな。
『恋のから騒ぎ』も忘れた頃に見てみると、色々と新たな発見や個性的な女性との出会いがあって面白いですね。面白い個性を持った女性や綺麗な容姿をした女性が沢山出演していて、色々な性格を持った人の恋愛への価値観とか過去の思い出とかを聞けるのがこの番組の見所でしょうね。
- 関連記事
-
- 視聴率低迷に悩むNHKが、『ちゅらさん』に再び国仲涼子を起用!
- 『恋のから騒ぎ』、光丘仁美のミステリアスな雰囲気と声のリズム
- バレンタインチョコのお話と『白夜行』の恋愛関係の雑感