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2006.02.0604:17

『ムハンマドの風刺画』でヨーロッパを襲うムスリムの原理主義的熱狂!イランの核開発疑惑の問題!

先ほどは橋本甜歌ちゃんのDVD発売に関する記事を気楽に書きましたが、国際問題では、ヨーロッパの『ムハンマド風刺画問題』『イランの核開発問題』が深刻化しているようですね。

『ムハンマド風刺画問題』というのは、ヨーロッパの新聞が、イスラム教の預言者ムハンマド(マホメット)の風刺漫画を相次いで掲載した事によって起こった問題です。

『偶像崇拝を禁止するイスラム教義を蹂躙して、崇拝する預言者ムハンマドをコケにした外国のマスメディアのあり方』に憤慨したイスラム教徒のムスリムたちが、強烈な抗議行動を起こし、それが過激化して放火や暴行にまでなってしまったという問題です。

イスラム教の偶像崇拝の禁止は徹底的なものなので、ジョークやユーモアとして片付けられる問題でないのは分かりますが、他の一神教の多くの偶像崇拝の禁止が形式的なものに過ぎないのと比較するとやはり極端ですね。

キリスト教でも、本来は神の完全な姿を不完全な人間の技術で再現することは不可能といった趣旨で、偶像崇拝は禁止されますが実際にはキリスト教の教会に行くと、イエス像に聖人像といった感じで幾らでも偶像崇拝の対象がゴロゴロと転がっています。

今回の暴動で、レバノンのデンマーク総領事館が放火されて炎上したそうですが、こういった宗教的感情の高揚からの暴力沙汰は、大きな国家間の紛争の火種になりかねないので警戒が必要です。

熱心な宗教信者の少ない日本では共感しがたい感情ですが、何かを盲目的に信じて帰依することで得られる安心感や陶酔感と引き換えに、人間に対する優しさを忘れてしまうのは怖いなと思います。

そういった絶対的教義への無批判な従属という意味では、オウム真理教のタントラヴァジラヤーナのポアの思想なんかが究極的なものでしょうが、そういった他人を傷つけてきた宗教の歴史というのも根深いものがあります。救われる人もいれば、傷つく人もいる……という宗教の諸刃の剣ですね。

国際原子力機関(IAEA)の査察や指導を拒絶すると宣言したイランのアフマディネジャド大統領ですが、これは国際社会の核開発の抑止の秩序に背く行動なので、将来的に国際社会やアメリカから大きなサンクション(制裁)を受ける恐れがありますね。

ただ、今回の騒動はIAEAがまだ十分な根拠を固めてない段階で、イランが核兵器開発をしている疑いが強いとして国連安保理に付託する決議案を可決した事に対するイランの抗議なんですよね。

イランのアフマディネジャド大統領の言い分は、「平和目的のウラン濃縮活動は(イランも加盟する)核拡散防止条約(NPT)が認めている。国際法を無視した今回の決議はそうした当然の権利を奪うもので、IAEAの権威も損なわれた」というもので、今後、IAEAが更なる強攻策にでるか、イランが大々的に核開発を宣言するかなどしたらイラク戦争に近い緊迫した事態になるかもしれません。

ただ核兵器というのは『もったもん勝ち』の部分があり、何故、先にもった国だけ持ち続けて軍事的優位を得て良いのかの説得力のある根拠がないので難しい問題です。

中国やインド、パキスタンなども国際社会の容認などとは無関係に、早いもの勝ちで核武装しました。それらの国では、国内経済がそれほど成熟していないにも関わらず核兵器を開発しましたが、一度核を持ってしまった後には他国が強引にそれを廃棄させることは出来ませんでした。

まぁ、今ある欧米中心の国際秩序の力関係を永遠に守り続けなければならないという論理は、今、国際的な発言力の弱いイスラム教圏の人々には納得できないという気持ちは分からないでもないですが。

18世紀まではオスマン・トルコは、ギリシアまでを含む広大な領土の世界帝国を形成していて、今とは全く違う国際的な力を持っていましたが、そういったムスリム国家の復権や栄光を夢見ている部分もあるのでしょうね。

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テーマ : 国際問題
ジャンル : 政治・経済

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