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2006.06.2809:01

現実世界とウェブ世界の二つの世界を生きるWEB2.0時代をどういったキャリアで生き抜くか?ウェブのアクセスとリアルの貨幣の相関!

■Web2.0時代を若者たちはどういったキャリアで乗り越えるべきなのか?

『ウェブ進化論』の著作の中で次世代のウェブ環境とユーザ行動の進化を説いている梅田望夫さんと情報社会学の分野でウェブ関連の研究を精力的に行っている公文俊平さんの対談が『Web2.0時代のライフスタイルと経済規律』に関する話題を取り上げていてなかなか面白い。知的生活や消費生活を満喫する為には、Web2.0の時代にあっても一定以上の経済力と時間が必要なのは言うまでもないが、インターネット内部だけではそういった生活を支えるだけの収入を得ることはなかなか難しい。

Web2.0は世界に何をもたらしたか【Webスペシャル版】

Blogで自分の意見や主張を世界に向けて発信することには意義があるし、SNSのmixiなんかで仲良くなった知人とコミュニケーションすることは楽しいが、そういった表現活動を意欲的にする前提として『自由になる時間とお金』が必要である。本格的に学術的な議論をウェブで展開したり、読書や研究といった知的生活の成果をウェブに公開し続ける為には、中途半端な時間やお金ではきっと足りないだろう。

そこでどうするかと考えた場合に、梅田望夫さんは、研究職について好きな分野の研究をしながら収入を得るか、初めにビジネスで成功してセミリタイアをしてのんびりと知的生活を送るかという選択肢を考えたらしい。そして、そういう『生活のためのお金の心配をするのが旧世代』で『余りお金に頓着せずオープンソース運動に積極的に参加するようなのが新世代』みたいな話になっていく。

こういった分類図式は一部のギーク(ネット・オタク的な人たち)の場合には当てはまるかもしれないけれど、やはり、現代の若者の大部分、ウェブで積極的にBlogを書いているような若者達も、『リアル世界で生き残る為のお金の必要性』は実感していると思うし、自分や家族の生計を支えながらどうやって知的生活を充実させていけるのだろうかと悩んでいる人は少なくないだろう。

肉体を持つ人間である以上、霞を食って生きていくわけにはいかないし、雨露を凌げてネットが出来る住居も確保しなくちゃいけないし、交友関係や異性関係、家族生活を維持するための交際費も稼がなくちゃいけないし、一応、みっともなくないくらいの衣服も買わなくちゃならない(^^;)

総表現社会のWeb2.0は魅力的なウェブのプラットフォームだけど、そこに全人生を注ぎ込んでも経済的なリターンは極々僅かしかないから、多くの人は必然的にリアル社会で何らかの職業に就いて仕事をしなければならないしね。また、リアル社会で農業や漁業をして食料生産したり、工業製品やIT機器を製造して市場に運搬したりする労働者がいなくなれば、現在の先端的な情報文明社会が維持できなくなるから元も子もなくなる。

オープンソース・プログラマーを初めとして、今、無料で様々な作品をウェブに公開してくれている人たちに一定以上の経済的報酬を約束するようなシステムが成立するかといえば、コピー(複製)が用意なウェブ空間では付加価値が低いので極めて難しいと思う。それに仮に優れた表現者や文筆家がウェブに現れても、その人に余ほどのネームバリューか特殊な個性がない限りは、有料で作品を販売することは相当に難しいだろう。

Google Adsenseや各種のアフィリエイトといった収益を得る手段は準備されているが、これらの手段を用いても一日に5万以上くらいのアクセスがないとリアル社会で働くレベルの収入(20万以上)を得ることは通常出来ない。

プログラム・ウェブサービス・CGや映像などの作品・文書作品(エッセイや小説や評論)などを無料で公開し続けるウェブの表現者はこれからも増大するだろうが、リアル社会を離れてウェブ世界だけで生計を立てられる人の数は今後も大きくは変化しないんじゃないかなと考えている。

インターネットの世界では、引用した対談にあるように『アテンション・バリュー(注目される価値)とアクセス数』が重視されるが、それが直接的に『経済的なバリュー=金銭報酬』につながるわけではない。

確かに、Yahoo!やライブドア、mixiなどのように広告媒体としての価値が十分に認められれば、巨大な経済収入につなげていくことも可能だが、それを個人単位で作り上げていくことはなみなみな努力では無理だし、それを作り上げられる才能があれば現実社会の仕事(IT関連企業への就職)に参与したほうがより大きな利益を上げられる気もする。

自分の生きている時間は有限だからこそ、『知的活動・経済活動・人間関係・家族交流』に使える時間をうまく調整して満足できる人生を送っていきたいと思うが、ウェブとリアルで求められる能力と価値にはやはり大きな落差があるから難しい。

どちらの世界でも大きな価値を創出していくためには、仕事以外の時間にある程度余裕がないと無理だろうし、ウェブ関連以外の仕事をフルタイムの社員でしてたら、やはり『ウェブに没頭できる時間』そのものがかなり制限されてくるので長大な作品や高度な議論に取り組めないかもしれないな……。知的生活とウェブでの表現活動を切り離せない時代になってきたのは、僕にとってはなかなか面白い変化ではあるのだけれど。

ウェブの世界のアテンションやアクセス数の価値をもう少し効率的にリアル社会の貨幣価値と交換できるシステムが出来上がれば、ウェブでの知的生活のみに専念できる層も増えてくるんだろうけど、そこまでウェブ生活が日常生活と一体化すると実体経済が衰退するのではないかという心配もありますね。

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