ベスト・ヤングプレーヤー賞にドイツの若武者ポドルスキー!ワールドカップが、“ブログ・mixi・BBS”のコミュニケーションを活性化!
明日の早朝にある3位決定戦『ドイツ対ポルトガルの試合』では、ドイツの守護神カーンがワールドカップに再び登場するようですね。僕は、ポルトガルの新進気鋭のストライカー,クリスティオーネ・ロナウドのダイナミックでスピーディーなプレイが好きなのですが、彼だけでなくベテランのフィーゴも豊富な経験を活かしたプレイをしていてチームの勢いを盛り立てていますね。
ドイツの選手で注目している選手は、やはり得点王も狙えるポジションにいるクローゼですが、それ以外にもシュナイダーやキーパーのレーマンなどいい選手がドイツには揃っていますね。そして、何といっても、新人王(ベスト・ヤングプレーヤー賞)に輝いたFWのルーカス・ポドルスキーを外して今回のドイツのベスト4進出を語ることは出来ないでしょう。ポドルスキーの攻守にわたる活躍とゴール前での圧倒的存在感には目を見張るものがありました。
センタリングを受けて体を反転させ即座に打ち込むシュートを武器に、今大会でも3得点を上げてクローゼに続いています。年齢的なものを考えると85年生まれのポドルスキーはクローゼの後継者の最有力候補になるでしょうし、ポルトガルのロナウドとのライバル関係が暫く続くのではないかと思います。ポルトガルのロナウドもベスト・ヤングプレーヤー賞の最有力候補でしたが、イングランド戦やってしまったやや激しいファウルが人気投票に響いてしまい、最終選考でドイツのポドルスキーに僅差で敗れたようです。
いよいよ10日未明には『イタリア対フランス』の決勝戦が行われますが、フランスの主将で今回のワールドカップで引退するジダンがどういったプレイを見せてくれるのか楽しみです。しかし、攻撃と守備を含めたチーム全体の総合力では、過去3回優勝しているイタリアのほうがやや有利かなという印象を持っています。
特に、MFのトッティと新人王候補にもなったロッシのコンビはゴール前の競り合いでの決定力が高いですし、交代要員で控えるFWのデルピエロは延長戦になると怖い存在ですね。ただ、ポルトガルの猛攻を耐え抜いた守備に関してはフランスは鉄壁ですから、イタリアがゴールを決めるべきシーンを逃せば、フランスが1点を取って逃げ切るという試合展開もありそうです。
インターネットの利用率とワールドカップの関係に関する記事がありましたが、一次予選で敗退した日本の試合後にはインターネットにアクセスする人の数がかなり増加する傾向を見せたようです。ということは、普段、毎日インターネットをしないような人が、試合の結果や感想、選手の状態などを確認するためにインターネットを利用したということでしょうか。特に、利用者が増えてコミュニケーションが活発化したのが『ブログ・mixiなどSNS・掲示板(BBS)』だったそうで、やはりサッカーの試合を見て興奮した後には『誰かと試合を話題にして盛り上がりたい・試合の興奮を伝えながらコミュニケイトしたい』という欲求が高まるのだと思います。
しかし、さすがに一次予選敗退が決まった惨敗の対ブラジル戦の後だけは、ブログやSNSは活発化せずインターネットのアクセスにも余り変化がなかったようですね。やはり『決勝トーナメント出場の可能性があるという希望』をもとにコミュニケーションしたい人が多いでしょうから、もう敗退が決まってしまうとサッカーネタで盛り上がりたいという熱気がなくなるのかもしれません。
W杯日本戦の直後はネット利用が増加、ブログやSNSが活発化オーストラリア戦とクロアチア戦をみると、試合が行われた22~23時台のインターネット接触者数は、平均を約10%~20%下回り、「この時間帯にテレビ観戦に専念しているユーザーが普段より多かったことが推測できる」(ビデオリサーチインタラクティブ)という。その後、24時台になると、インターネット接触者数は10%以上多くなった。
午前4時~6時台に行われたブラジル戦では、試合中のインターネット接触者数が平均と比べ約80%~90%多くなり、試合後の7時台も20%以上多い状態が続くなど、前の2試合と異なる動きがあった。「それだけ起床在宅率が高かったことを物語っている」(同社)という。
ブログやBBSの利用動向は、ほぼインターネット全体の利用動向と同じで、ブラジル戦を除き、試合終了直後に活発化する傾向がみられた。一方、SNSは全試合とも試合中と、その前後の1時間で平均を上回った。
先日サッカー界からの引退を表明したヒデこと中田英寿選手の公式ウェブサイトへのアクセスも、ワールドカップ開催期間中はアクセス数が増えてかなりトラフィックが大きくなったようですね。2~4月までは月間9万人が訪問していた中田英寿選手のサイトは、6月には34万人が訪問して普段の約4倍のアクセスがあったようです。いよいよ10日でワールドカップも終了すると思うと寂しいですが、「カエサル率いるローマ(イタリア)」と「ヴェルチンジェトリックス率いるガリア(フランス)」の戦いを彷彿とさせるような熱い決勝戦を期待したいと思います。
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