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2006.08.0115:29

「亀田興毅とファン・ランダエタの世界戦」と「TBSの大晦日の番組の視聴率」を巡る関係!大晦日の歌番組の人気低迷とデジタル音楽配信の市場拡大の考察!

かつて、年末大晦日に放送される恒例の特番といえばNHK「紅白歌合戦」とTBS「レコード大賞」でしたが、今年の大晦日は「レコード大賞」の放送が見合わされるようです。最近でも、CDセールスや携帯電話の着うた、iPodなど携帯デジタルプレーヤーの人気は高いので音楽業界そのものが低迷しているわけではないと思います。しかし、Mステなどの人気番組を除いてテレビの歌番組の視聴率がそれほど高いわけではなく、特に、年末恒例のレコード大賞や紅白歌合戦といった懐メロや演歌を含む総合的な特別番組の人気と視聴率は低下し続けているようです。今回、放送日変更が決定したレコード大賞の去年の視聴率は、10.0%であり、かつて30~50%もの視聴率を稼いでいた「お化け番組としての集客力と存在感」はもはや完全に失ったといっていいでしょう。

もちろん、TBSで長い歴史を誇る歌番組であるレコード大賞が完全に廃止になるわけではなくて、放送日時を一日繰り上げて、12月30日の夜の放送に変更になる予定となっています。となると、テレビ局が一番視聴率を稼ぎたい大晦日の夜のゴールデンタイムの時間枠が空くわけですが、TBSは大晦日に、今注目を集めている亀田興毅の「世界タイトル初防衛線」を持ってくるのではないかという見方が出てきています。そういえば、亀田興毅は、今ドラマ「タイヨウのウタ」で難病の少女役で主演している沢尻エリカと一緒にキシリッシュのガムのCMにも出ていますね。CM出演や過激な挑発とパフォーマンスで何かとマスメディアを賑わわせている亀田興毅の実力が試される世界戦は8月2日なので、いよいよ明日、運命のゴングが鳴らされることになります。

WBA世界ライトフライ級王座決定戦「亀田興毅 VS ファン・ランダエタ(ベネズエラ)」の試合が、いよいよ明日に迫ってきましたが、いつも気性の荒さを前面に出して相手を挑発する“浪速の闘拳”亀田興毅が、今回の調印式では威圧のためのメンチを封印して冷静な態度で臨んだようです。あと、今回の世界タイトルで亀田は、一階級落として来ていて減量が相当にきついのではないかと噂されていたのですが、調印式にマックのハンバーガーを食べながら訪れて「減量には何の問題もない」ということを強くアピールしたらしいですね。ベネズエラからはるばる横浜アリーナまで世界戦を戦いにくるファン・ランダエタからすれば、そういったオーバーな減量パフォーマンスやキューピー人形のプレゼントはどうでもよくて、さっさと本番の試合で決着をつけたいというだけだとは思いますが、どういう試合展開になるのか楽しみです。

興毅、メンチはいらん!…2日WBA世界ライトフライ級王座決定戦

プロボクシング“浪速の闘拳”亀田興毅(19)=協栄=がなぞの“メンチ封印”で心理戦を仕掛けた。31日、都内で調印式と最終会見が行われ、対戦相手のファン・ランダエタ(27)=ベネズエラ=と初対面した亀田は、最終会見で恒例のメンチ切りを封印。これまでとは違う不気味な行動は闘拳流のかく乱作戦。用意周到な心理戦で、決戦前にランダエタをビビらせる。

精神的な揺さぶりは会見場への登場から始まった。迷彩色のつなぎにサングラス姿の亀田は、ハンバーガーをパクつきながら現れた。そのままひな壇の前を横切ると、先に着席していたランダエタに、グラブをつけたキューピー人形をプレゼント。「あいつ赤ちゃんやろ。そやからキューピーちゃんや。マヨネーズのヤツや」ベネズエラで「ベイビー」の愛称で親しまれている元WBAミニマム級王者を、完全に見下した。

厳しい減量を耐え忍んで試合に臨むことが常のボクサーの行動としては、異端的というかむちゃくちゃ楽観的な行動なわけですが、今回の世界戦では、あからさまな威嚇や挑発ではなく心理戦で戦いを挑みたいというような発言もしています。まぁ、相手も歴戦の世界チャンピオンですから、試合が始まれば、トリッキーな心理戦のみの効果でチャンピオンを不利な状況に追い込むのは難しいと思いますが、試合では小細工を弄するよりも力と力がせめぎ合うような正攻法でぶつかっていって欲しいですね。

僕としては、観客を盛り上げて試合を面白くするためのパフォーマンスには肯定的ですが、対戦相手を過度に侮辱したり小ばかにするような挑発は控えたほうが亀田の将来の評価を上げると思います。どうせ試合で圧倒的な力の差を見せ付けて、勝利する自信があるのであれば、試合前の相手をコテンパンに罵倒するよりもある程度の敬意を見せたほうが貫禄があってかっこよく見えるような気がします。しかし、数日前になりますが、紳士的な振る舞いとストイックな練習態度が魅力だったフェザー級の越本隆志が、強力なファイタータイプのルディ・ロペス(メキシコ)に接近戦を挑まれて完全に失神KOされたのは衝撃的でした。

音楽番組の話に戻ると、今、CD販売やCDレンタル、ネットでの着うた配信、iTMSなどで販売されるデジタル音楽コンテンツ販売の主要な顧客層は、10代~20代の若年層になっています。しかし、この音楽コンテンツを購入して消費してくれる10代~20代の人たちの音楽の趣味や選好は非常に多様化していて、大晦日に放送されるような「各世代を代表する現役・往年の人気歌手を集めた特別番組」には殆ど関心や興味を示さなくなっているといえます。誤解を恐れずいえば、音楽業界や音楽番組に限っては「平均的な感性や趣味を持つマス(大衆)を対象としたマーケティング」が不可能になっているといっていいと思います。

レコ大が大みそか撤退…興毅が世界奪取なら初防衛戦の生放送も

TBSが7月31日、大みそか恒例の「日本レコード大賞」を1日繰り上げて12月30日に放送することを発表した。昨年、平均視聴率が史上最低の10.0%(ビデオリサーチ、関東地区調べ)に終わったレコ大。37年ぶりに放送日を変更することで、紅白や年越しライブを理由に出演辞退してきた人気歌手たちを取り込もうという狙いだ。さらに、プロボクシング・亀田興毅(19)が世界奪取した場合、初防衛戦を大みそかに生放送しようという一石二鳥の思惑もありそうだ。

ここ数年、紅白との出演重複や年越しライブを理由に辞退歌手が続出したことが視聴率の低迷の最大の原因だった。そこで、1日繰り上げることで、これまでOKしなかった豪華な顔ぶれを集めることが可能となり、「音楽祭」というタイトルを加えることで、より出場しやすい環境を整えた。同局では「放送時間枠拡大も検討中」としており、午後9時以降の放送も視野に入れている。

仮に亀田が世界奪取を失敗したとしても、今年まで独占放送権を持つ「K-1 Dynamite!」の放送時間を繰り上げれば解決する。フジテレビが「PRIDE」から撤退した今、大みそかに格闘技番組を放送できるのはTBSしかないだけに、どちらにしてもレコ大よりは高視聴率が見込めるという算盤勘定がある。

だから、あらゆる世代の人々に見てもらえる国民番組を意識した大晦日の紅白歌合戦やレコード大賞のマーケティング戦略は、明らかに間違った方向、視聴率を稼げない方向に向いているといわざるを得ません。これからますます「全ての人の興味や注意を引き寄せられる番組制作や商品販売」は不可能になると考えられますから、テレビ局も視聴者層のパーソナルな趣味嗜好をぐいっと惹き付けるような個性的で良質な番組を制作していかなければ、劇的に変貌する時代の波頭に飲み込まれる恐れがあります。

インターネットの普及と情報化社会の発展によって、現在現れ出てきている「宣伝広告市場の様子」「SNS(mixi)など小規模コミュニティの現状」を見ていると、「検索可能なパーソナルな領域の創造」「自分の価値観や趣味にぴったりフィットした環境整備」が大きな利益を生み出すポイントになっていると思います。

iPodをハードに使い倒し、mixiに活発に参加し、GoogleやYahoo!で能動的に検索するようなパーソナル化の特徴を顕著に持っている消費者のマインドを掴むのが、マスメディアが最も苦手とする領域ですので、地上波デジタル放送をうまくネット環境と融合させられたテレビ局が企業価値を高めていく事になるのでしょうね。僕は、インターネットとマスメディアの棲み分けが進行する過程の中で両方の分野で圧倒的な視聴率とトラフィックを稼ぐ巨大な複合メディアが出てくるのではないかという期待と不安を抱えています。しかし、大晦日の特番の低視聴率現象は、明らかに、従来型のマスメディアが使っていた大衆娯楽戦略が通用しにくくなった世相を現していますね。

TBSの亀田頼みの年末特番が成功するためには、まず明日の世界戦で亀田がファン・ランダエタに勝利しなければなりませんが、TBSの野心と希望を抱え込んだこの世界タイトル戦はどうなるのでしょうか。

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テーマ : TV番組
ジャンル : テレビ・ラジオ

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