--.--.----:--

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2006.08.1007:04

アメリカ産牛肉の輸入販売の再開!『まだ安心して食べられない消費者』と『もう安全だから早速食べるという消費者』の違い!

■米国産牛肉の輸入再開。食の安全とエンゲル係数。

前回(2006年1月10日)、アメリカ産牛肉の輸入禁止措置が解除された時には、アメリカの食肉処理加工会社が日本との輸出契約を破って、すぐに輸入が禁止されてしまいましたね。BSE(牛海綿状脳症)の感染リスクの高い『特定危険部位(脳と脊髄など)』を除去せずに輸出してきたので即時輸入禁止措置が取られたわけですけど、今回はさすがにそんなミスはしていないようです。すんなりと米国産牛肉が販売再開となったわけですが、消費者の反応は大きく二つに分かれていますね。

ニュースの反応を見ていると、『安全性を確実に判断できるまでは買わない』という購入慎重派と『アメリカと日本でチェックされているから大丈夫だろうし、安いから積極的に買おう』という購入積極派に分かれている感じです。

マスメディアの報道などによって、「アメリカ産牛肉は危険だ」という認識が一般的になり、BSE感染牛を食べてしまったら、「BSEの異常プリオンが人間にも作用してクロイツフェルト・ヤコブ病(Creutzfeldt-Jakob disease:CJD)になるのではないか」という不安が蔓延したわけですが、実際にはその危険率や感染リスクがどの程度高いのかについて客観的なデータは殆ど出ていないように思います。新型のクロイツフェルト・ヤコブ病が、異常プリオンを含む食肉を高温で滅菌処理せずに食べた場合に発症すると考えられているのですが、まだ、タンパク質であるプリオンが病原体とする説は仮説に過ぎないという医学者の見方もあるようです。つまり、異常プリオンの蓄積以外のウイルスや細菌の感染が、BSEやCJDの病理機序として明らかになる可能性があるというわけです。

仮に、以前言われていたように、アメリカ産牛肉(BSEに感染している牛の肉が混入していると仮定して)が本当に人間の脳を破壊するとすると、肉食の頻度が日本人より明らかに多いアメリカ人に相当な被害が出ているはずですが、国民がパニックになるほどの大被害の報告は出ていないようです。

まぁ、陰謀論でいけば、アメリカの食肉業界の利権を守る為に、アメリカ政府がクロイツフェルト・ヤコブ病患者を隔離して統計の数値に出ないようにしているということも出来るでしょうが、とりあえず、現段階で日米の貿易摩擦を悪化させるようなBSE感染牛をアメリカが売り込んでくるとは考えられないと思います。

米産牛肉の輸入再開第1便、5トンが検疫通過

米国産牛肉の輸入再開第1便の検疫検査が8日午前、成田空港で始まった。農林水産省の検査に続き、同日午後の厚生労働省の検査を通過、到着した牛肉約5・1トン分の輸入が認められた。

農水省の検査は、同空港貨物地区内の冷蔵倉庫で行われた。輸入業者が約340箱のすべてを開けて牛肉を取り出し、同省動物検疫所成田支所の検査官らが、脳や脊髄(せきずい)など特定危険部位が取り決め通りに除去されているか確認した。

アメリカ資本のスーパーマーケットの「コストコ」では、既に販売が開始されたようですが、売れ行きはなかなか好調なようで、結局、経済的に余裕があって和牛やオーストラリア牛を買えるような階層は敢えてアメリカ産には手を出さないということではないかと思います。かといって、アメリカ産が特別に危険性の高い牛肉だとは僕は思いませんが、心理的な安心感というか保険というかそういうのが絶対に欲しいという人は和牛などの高級ブランド牛を買うと良いと思います。

しかし、和牛であればアメリカ産の値段の約3倍、オーストラリア産であれば味のレベルは殆ど変わらないのに約2倍ですから、やはり一般庶民はアメリカ産に食指が動くでしょうね。エンゲル係数の高い家庭、食費が家計に占める割合が高く食に贅沢をしにくい家庭ほど米国産を選ばざるを得ないと思います。無論、僕も牛肉売り場で価格を比較すれば、多分、米国産を買うのではないかと思いますが……ブランド和牛のカルビとかステーキはさすがに高いので、よほど特別なパーティかイベントの日じゃないと買わないですね。

大手牛丼チェーンでは、吉野家はすぐにアメリカ産牛肉を使い始めるようですが、松屋とすき屋はしばらく安全が確保されているかどうかの様子を窺うみたいです。おそらく吉野家がアメリカ産牛肉を使っても大幅に客が減ることなく、むしろ、客数は増えることになるでしょうね。

松屋やすき屋も9割がた安全だとは思っているのでしょうが、「もしかして一人でも感染者が出たら」という不安を完全には拭い去れないのかもしれません。食肉にする段階でBSEに感染していないことを確実に確認し終わっているとするアメリカがいて、それを信頼できないとする消費者や企業はまだ食べるのを控えるという形になっているのかもしれません。

牛肉の価格の話もそうですが、最近はガソリン(石油)の価格が高騰していて満タン入れると1万円を越えそうになるので驚かされます。石油価格が高くなると、それ以外の燃料や石油原料を必要とする商品価格も高くなるので、消費者の懐にボディブローのように効いてきます。レギュラーで、リッター144円というのは湾岸戦争時を越える高値になっていて、石油の希少価値が上がっているなあと感じます。

このまま、値下がりがせずにガソリンの単価が上がり続けたら、一般庶民は迂闊にドライブや買い物にも行けなくなりそうですね。しかし、国際情勢や経済の動向を見る限り、石油が安くなる要因は見当たらないので、もしかすると後10円程度は高くなる恐れがあるのではないかと見ています。

関連記事

テーマ : 気になるニュース
ジャンル : ニュース

コメントの投稿

非公開コメント

スポンサード リンク


最近の記事
カウンター

カテゴリー
Amazon Associates

月別アーカイブ
プロフィール

東雲 遊貴

Author:東雲 遊貴
現実とウェブに溢れる膨大な情報の海から、『重要で役に立つニュース』を紹介したり、『面白くて便利な情報』を記録したりしていきます。

e-mail:noble.desire@gmail.com

最近のコメント
最近のトラックバック
ブログ内検索
RSSフィード
リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。