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2006.08.2217:20

トヨタの100%を越えるリコール率、健康植物油「エコナ」の意外な危険性、大手出会い系サイトのサクラ問題など広告主に遠慮しないユーザが作るニュースサイト「MyNewsJapan」!

個人が参加して作り上げていくウェブ2.0のCGM型ニュースサイトに「MyNewsJapan」というサイトがあります。このニュースサイトでは、企業の雇用や経営実態、マーケティング、製品評価など様々なトピックのニュースが一般の方が作成する記事によって配信されています。このサイトの理念は、『ジャーナリズムとコマーシャリズムの両立』ということで、広告収入を得ているからといって大企業やスポンサーに遠慮して記事を書くことはないというのをウリにしています。

実際に見てもらうと分かるのですが、ほんとにどの企業に対しても遠慮会釈のない手厳しい批判や評価を下しています。例えば、自動車業界の巨人であるトヨタの悪い面に着目した記事は一般の新聞社では殆ど読めませんが、ここでは、トヨタのリコール数は販売数の100%以上でありトヨタは欠陥車を多く生産しているという非常に辛らつな記事が書かれています。

2005年のトヨタの販売台数は170万台であるのに対して、リコールは188万台にも上り、リコール率は110.7%だそうですが……うーん、こういう大広告主の欠点や問題を強く指摘するような記事や報道って、なかなか既存のテレビ局や新聞社では出来ないでしょうね……しかし、トヨタの自動車にそんなに多くのリコールが出ているとは殆どの国民は知らないのではないでしょうか?一般的にトヨタといえば、一部上場企業の信頼のある会社で、毎年、世界有数の莫大な営業利益と経常利益を上げている優良企業であるといった認識しかないですからね。

問題はリコール率の高さもそうなんですけど、トヨタの情報開示体制の不備とコンプライアンス意識の低下にあるように思いますが、こういったリコールや修理の進捗状況に関しては情報開示義務みたいなものはないんでしょうかね?他の記事には、国土交通省も一緒になってトヨタの不祥事のリコール隠しを隠蔽しようとしているとありますが、これが事実かどうかは僕には判断できませんが、ネットで流れているニュースとしてはソースは意外にしっかりしていそうだし、表のマスメディアで流れているニュースとの落差に驚かされます……。

ただ、ここは基本は有料サイトですから、無料だと記事の半分しか読めないんですよね。でも、現場主義に立ったニュースの内容の希少性やニュースとしての情報密度の濃さを考えると、月額1,890円は高くはないかもしれません。ほんと物凄いスクープといっていいニュースが数多く掲載されていて、全文読めなくても結構ニュースを楽しむことが出来ます。それ以外の興味深かったニュースとしては、花王が販売している「エコナ」という健康志向をアピールしている植物油がありますが、この油に発ガン促進作用の疑いが掛けられているといったニュースもありました。こちらはまだ研究結果がはっきりでたわけではありませんが、花王は研究調査のデータ公開について慎重な構えであり、食品安全委員会ではデータのコピーは禁止されているということです……。

大手の新聞社やテレビ局が報道しない大企業の不祥事や問題点を鋭く指摘して追及していく姿勢があるという意味では、この「MyNewsJapan」というユーザ参加型のニュースサイトの存在意義は大きいと言わざるを得ないでしょうね。インターネットならではのニュースサイトで、広告主の意向によって記事内容を編集することは絶対しないことをアピールしていますから、表のメディアはある程度統制できる大企業でさえも十分な情報コントロールや影響力を行使できないのかもしれません。

あと、おまけに面白いニュースとして、『「出会い系」のサクラを集める求人広告の嘘 ニート量産の温床にも』といったものがありました。インターネットをやり始めた頃に『出会い系サイト』のサクラに騙されて、高い授業料を払わせられたという人もいるかもしれませんが、実際問題として『有料の出会い系サイト』は、9割がたサクラの雇われた人間がメールを書いているといっていいと思います。

この記事では、実際に大手の出会い系サイトにサクラとして雇われた男性の体験談が掲載されているのですが、この男性の報告によると出会い系サイトのサクラは女性ですらなく男性が8割を占めるそうです……。僕がいつも疑問に思うのは、異性との出会いを求めて高いお金を支払っている男性にサクラを使って応対するという企業の経営戦略というのは違法性はないんですかね。常識的に考えると、『素人の女性のメル友や彼女』を探して登録するわけで、返信にもお金を取られるようですから詐欺罪とかの構成要件を備えていそうな気がするのですが……。

しかし、大手の出会い系サイトは株式会社になっていて、莫大な利益を上げながら摘発されているようでもないので、とりあえず『暗黙の了解=サクラが9割で割り切ってメールするサイトである』になっているのでしょうか?ビジネスの合法性の範囲がよく分からないグレーな業界ではあるのでしょうが、ネットにある程度精通している人がネットで出会いを探そうとするならば、少なくとも有料の出会い系は利用しないと思われます。

何故なら、mixiなどのSNSや個人が開設している掲示板、若い学生が集まるチャットといった場所を探して、そこで素人の一般の女性と話したほうが出会える確率が高いことを知っているからです。

というか、サクラかそうでないかの判別は、自分の趣味や興味、読書の感想などをある程度長文のメールで送ってみて、それに真摯な返信が返ってくるかどうかとか、メールの返信に絵文字が多すぎて無内容になっていないかどうかとかをチェックすれば大体分かるような気もするんですけどね……。まぁ、焦って今すぐに出会おうとか思う人ほど、ネットでのおしゃべりや対話では失敗するので、じっくり腰を据えて性格や価値観の合う相手との話を楽しむことからはじめたほうがいいかもしれませんね。

しかし、驚いたのが、出会い系サイトが、きちんと高額の時給で給料を支払っているということでした。返信が早く打てる人や長期続けられる人は、時給が1,600円で、ノルマをこなす能力があれば時給2,500円というんですから、ちょっとした正社員よりも給料が高くなりそうです……しかし、その影で高額な支払いをしている孤独な男性がいると思うと、やはり罪悪感や気まずさを感じて長く続けられそうにはないですが。

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