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2006.08.2813:18

KAT-TUNがメインパーソナリティを務めた『24時間テレビ29 愛は地球を救う』の感想!平原綾香のコラボ、亀梨和也の『ユウキ』など!

KAT‐TUNがメインパーソナリティを務めた日本テレビ「24時間テレビ29 愛は地球を救う」が昨日、恒例のサライの合唱でフィナーレを迎えましたが、さすがに初めから終わりまでを見ることは出来ませんでした。26日に始まった24時間テレビですが、初日はKAT‐TUNの亀梨和也(20)が主演をしているスペシャルドラマ「ユウキ」まで数時間見たのですが、なかなか見応えのある面白い企画がいつもより多かったように感じました。

長い長い100キロマラソンをやり終えてアンガールズが最後にゴールする場面も見ましたが、史上最弱のランナーと揶揄されていた割には、他のマラソンランナーよりも余裕でゴールしていたように見えましたね。アンガールズの山根さんが『皆さんも頑張ってください』といったり、田中さんが『(お笑い芸人の「おぎやはぎ」の)おぎさんが一番心配してくれてた』といったりして、最後のメッセージが意味不明なために感動がいまいちなかったような気もしますが……。一般的に太っている人よりも痩せている人のほうがマラソンや長距離走が得意だったりしますし、痩せ過ぎのアンガールズも予想以上の体力があったということなんでしょうね。

以前ブログで書いた平原綾香さん(22)と2本指で華麗な演奏をする韓国人ピアニスト、イ・ヒアさん(20)『Jupiter』でのコラボレートも見ることが出来ました。平原綾香さんの低音が美しい伸びやかな歌声と一生懸命にJupiterの難しいメロディを弾くイ・ヒアさんのピアノがぴったりとマッチしていて、感動的な素晴らしい楽曲に仕上がっていましたね。以前から平原綾香の大ファンで憧れていたというイ・ヒアさんですが、先天性の障害で2本しか指がないにも関わらず、毎日厳しいレッスンをこなして今の水準にまでピアノの腕前を上げてきたということです。

イ・ヒアさんの場合は、指先の素早い動きとリズム感覚だけの技術というよりは、『諦めずに最後までピアノを弾き抜く』という力強い魂で弾いているような印象を受けました。イ・ヒアさんに優しく友達のように語り掛けている平原綾香さんの表情や口調にも、懸命にJupiterを弾こうとするイ・ヒアさんを励まそうとする心の温かさや、相手のペースで歌を作り上げようとする優しい人柄を感じることが出来ました。

今回の24時間テレビのテーマは『絆(きずな)』でしたが、平原綾香とイ・ヒアの努力に裏打ちされた美しいコラボの絆に感動したKAT‐TUNの赤西仁(22)は普段のクールな態度を維持することが出来ず、感極まって涙を流してしまったそうです。確かに24時間テレビがまだ始まったばかりだったという事もあり、僕の中でも平原綾香とイ・ヒアの綺麗に息の合ったコラボと亀梨和也の感動的なドラマ『ユウキ』のドラマの記憶が強く残っていますね。

亀梨和也が主演した『ユウキ』では、頭蓋骨が少しずつ溶けていくという世界でも7例しか報告されていない難病『大量骨溶解(たいりょうこつようかい)』を発病したユウキの役を亀梨くんがこなしたのですが、自分の病気の恐怖や不安から逃げずに周囲の友人に心配をかけまいとするユウキの明るい態度や口調に胸が痛くなるような感動を受けました。

周囲を固めている役者では、TOKIOの山口達也や優香、小栗旬、吹石一恵などがいい味を出していましたね。この『ユウキ』のモデルとなった実在の人物は、三田雄基さんという人で、『ユウキ 世界で8番目のたたかいに勝った男の物語』(岸川悦子著)がドラマの原作となっているようです。

ユウキは、大量骨溶解によって頭蓋骨が溶けるだけでなく、脳腫瘍が形成されて視神経が圧迫されて徐々に失明の恐怖に晒されていきます。ユウキは失明する前に、自分が生きている実感を確認するかのようにフルマラソンを走りますが、病気の苦痛や不安と戦うユウキをいつも支えてくれたのはオーストラリアで知り合った仲間達でした。ユウキのために皆の写真を集めたパネルを作ろうとする優香や、いつも頻繁にユウキを見舞いに訪れてジョークまじりに励ます山口達也の友情を再現する演技は素晴らしかったですね。

いつもクールで感情を表に出さない写真家志望の小栗旬が、最後に自分の気持ちに素直になって、ユウキを見舞いにくるシーンも感動的でした。ユウキが失明した後に、山口達也と小栗旬、ユウキの三人でバイクでツーリングにいって笑いあうシーンがあったのですが、これも『かけがえのない友情の絆』を感じさせてくれて良かったです。

それ以外に、24時間テレビで、印象に残っている企画というかゲストといえば、ブログの女王と言われるしょこたんこと中川翔子のお父さんが若い頃に亡くなっていたというドキュメンタリーですね。これは、他のドラマや企画と違って中川翔子本人の過去の実際の出来事に基づくものなので、最愛のお父さんを9歳で亡くした後に、長い間お父さんの本当の気持ちと向き合えなかった中川翔子の深い悲しみや癒されがたい寂しさのようなものが伝わってきました。亡くなったお父さんの遺志を次いで芸能界へと入った中川翔子が、これからどんな活躍を見せてくれるのか楽しみですが、無理をせずにマイペースで自分の魅力や才能を活かせる分野を見つけていって欲しいなと思います。

24時間テレビには、様々な批判や反論もありますが、3億円近い募金が集まったようなので、このお金を日本国内外の恵まれない人たちや被災者の復興支援の為に有効に使ってくれることを期待しています。

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ジャンル : テレビ・ラジオ

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