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2006.09.0701:04

Google先生へのクエリで勉強する子ども達!過去200年間のニュースが検索可能な“Google News Archive Search”

GoogleとYahoo!の検索環境が整備されることで、子ども達の学習方法が変わる?

インターネットの普及によって僕たちは世界中の情報にアクセスすることが出来るようになった。しかし、膨大な数のクローラーによってインターネット全体のコンテンツ(情報)を収集して検索可能にする「Googleのロボット型検索」が登場するまで、僕たちはYahoo!のようなディレクトリ検索でお目当てのサイトを探すしか方法がなかった。

現在では、Yahoo!もYST(Yahoo! Search Technology)という立派な精度の高いロボット型検索エンジンを持つようになっているけど、インターネット全体の情報を体系化して検索可能にするロボット型検索エンジンの元祖Googleの登場が持つ意義は余りに大きい。一部の人たちはGoogleの検索エンジンのことを「Google先生」と呼び、Googleに検索クエリを打ち込んで欲しい情報を探すことを「ググる」という。

常時接続のブロードバンド環境で、21世紀の情報化社会に生きる僕たちの多くは、百科事典や国語辞典、英和辞典などが遠ざかり始めている。何故なら、バーチャルなネットには、リアル社会にある百科事典を遥かに凌駕する広大無辺なデータベースがあり、そこから欲しい情報を即座に探し出す検索エンジンが存在しているからだ。検索エンジンは今後ますます検索精度を高め、検索対象を増やしていくだろう。その検索エンジンの進化は、未来の子ども達の学習スタイルや知識獲得方法を根本からシフトしてしまうに違いない。知識学習の効率化、情報取得の高速化、膨大なデータベースの自在な活用、それが未来の子ども達の学習スタイルになる可能性を否定するのは難しい情況になっているように感じる。

「ググる」子供と、「ググれない」子供

僕がそう答えると、少々父親の株が上がったりする。

「じゃあお父さん、室町時代に高利貸しとして栄えたのは酒屋と何?」 「何だって? 室町時代の高利貸し?」 「だから、室町時代に栄えたのは酒屋と何?」 「ああ、それは土倉のことだね。質草を保管するために土壁の倉を建てたことから、そう呼ばれるんだよ」

「ところでお父さん、何で質問すると必ず、一度聞き返すの?」と娘。勉強ができない割には、こういうところは頭がいい。

「仕方がない。教えてあげるから、こっちに来なさい」と言って、パソコンの前に娘を座らせる。

「いいかい、一度聞き返しながら時間をかせいでおいて、その間にこのグーグルバーにキーワードを入力するんだ。そうすると……」と言って、ブラウザーに組み込まれたグーグルバーに「室町 高利貸し 酒屋」と入力すると、「酒屋・土倉」というページが見つかる。それをクリックすると瞬時に、土倉が何であるかが分かるという仕掛けだ。十秒間時間が稼げれば、これくらいの検索は朝飯前なのである。

そんな種明かしをして、「後は面倒くさいので、お前が探せ」と言ってやらせてみると、やはりそれは若い世代だけあって、あっという間にグーグル検索がお手の物になる。

21世紀以降の知識学習と情報探索の基本は、以下の文章に集約される……『欲しいと思っている情報に関連するキーワードでググって、Google先生にインターネットから的確で妥当な情報コンテンツの在り処(URL)を教えてもらう』……数学や物理、化学、生物学、情報工学など自分の脳を使って論理的思考や科学的検証をしなければならない理系の学問や芸術的な創作活動を除けば、現代の子どもたちは、学校の先生よりも広汎な知識を持っているGoogle先生を味方につけて自由自在に使役することが出来るのである。

簡単にいってしまえば、人間の脳に蓄積されるメモリーが『外部化=インターネットへ移行』する現象が加速するのだが、あまりに全ての知識をネット任せ、検索エンジン頼みにすると人間の記憶機能の衰退が心配な気もするが……また、現在の学校教育では、家庭に子どもが自由に使えるパソコンがあるかないかというデジタルデバイドが学習効率や知識教育に大きな影響を与えると考えられている。子ども専用のパソコンを購入する経済的余裕のない家庭と子ども専用のパソコンや情報端末を簡単に購入できる家庭とのデジタルデバイド(情報格差)が教育格差につながらないような政策的配慮が必要になるのかもしれない。

インターネットが登場してすぐに問題とされたのが、いわゆる「デジタルデバイド」である。 同じ学校に通う子供でも、インターネットが使える環境の子供は検索したホームページを“コピペ”(コピー&ペーストのこと)して、大学の論文級のレポートが完成できる。一方でインターネットが家にない子供は、図書館で何冊も本を借りて、それを読みながら自力でレポートを書く(コピペなんて荒技はできない)。一晩に数ページのレポートを書くのが精一杯だ。だから「デバイド」、つまり二極化が起こる。インターネットを利用できるのか、利用できないのかという、デジタル活用度の“貧富”の二極化が、子供の将来の“機会”の二極化につながるのではないかと、皆が危惧したわけである。

子どもの知能指数や記憶能力が高ければ多少のデジタルデバイドは克服できると思うけれど、同程度の知能指数と学習意欲がある子ども同士であれば、やはり学習用途のインターネット環境が整備されている子どものほうが学習効率と暗記スピードが早くなるのではないかと思う。単純に情報や知識を暗記して理解すれば良い教科の学習には、インターネットの情報検索は絶大なパフォーマンスを発揮するからだ。

確かに、学校の勉強と無縁な僕たち大人でも、ビジネスや研究活動で必要な情報をかき集めたい時とか、ちょっとした調べ物をしたい時とかに、GoogleやYahoo!の力を借りずに済ましてしまうことが難しくなっているよなあと思う。情報技術の急速な進展によって、僕たちはいつの間にか紙の辞典や参考書をぱらぱらと捲る手間や時間を惜しむようになってしまったのかもしれないが、ネットの歴史項目の解説サイトや社会ニュースの論評ブログなどは紙の百科事典より詳しく書かれているものが少なくないので、やはり、今後もリアルの紙の情報に対するネットの電子的情報の優位性は揺るがないだろう。

そして、何より、紙の本では『的確なポイントをつくキーワード検索』が出来ないという非常に大きな欠点がある。紙の本にも目次や索引はあるけれど、網羅的なインターネットの検索エンジンの精度に勝つことは、技術的に不可能だろう……小説や雑誌であれば紙の本のほうが読みやすいし、感情移入しやすいんだけどな。

■Googleで過去200年間のニュース検索が可能になる!

GoogleやYahoo!のような検索エンジンが、子どもの学習環境を劇的に変化させるというような話をしていたけど、今度はインターネットのデータベースを更に強化させ充実させるGoogleの新サービスが登場したようですね。過去200年間のニュース内容を迅速に検索可能な「Google News Archive Search」というサービスですが、何かここまで徹底的に情報を記録されて管理されると、いったん、ニュースに載るような悪事をした人はその汚点を永遠に消すことが出来ない時代になりそうです(苦笑)

日本版の提供はまだ未定なので、英語版のニュースしか現時点では検索できないようです。最終的には人類の持っている知的財産の全てをアーカイブ化することを目標とするのでしょうけど……うーん、全てが検索可能で全てが自動化される時代というのもちょっと人間味がないというかSFチックな無機質な世界ですよね…。

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