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2006.09.2703:38

ライブドアが新ブログサービス「PRAC」の展開で、50代~60代以上のシニアブロガーの大量取込のチャンスをつかめるか?

ライブドアが開発コード「PRAC」の新ブログサービスを計画!50代~60代以上のシニアブロガーの大量取込のチャンス到来か?

現在、東京地裁の法廷では、証券取引法違反に当たる粉飾決算の指示をしたかしないかという事実関係を巡って、ライブドアの堀江貴文・元社長と宮内亮治・元最高財務責任者の激しい論戦が繰り広げられています。そういった仲間割れの法廷闘争をよそに、新生ライブドアの経営戦略は大きな方向転換をしていて、「何でもありのYahoo!のようなポータルサイト路線」ではなく「CGM(Consumer Generated Media)中心のユーザ主体のメディア」を目指そうとしているようです。

広告収入を主体とする「CGMメディア化」の経営ビジョンは、経営陣を刷新した臨時株主総会でも明確に掲げられているので、Yahoo!のようにニュースやオークション、検索エンジンなど何でもありなメディアではなく、ユーザ参加型(消費者参加型)のネットメディア(WEB2.0のメディア)としてニッチを確保したいという事だろうと思います。

ライブドアは、フレパというSNS(ソーシャルネットワーキング・サービス)で、mixiが大きなシェアを持つSNSの新規分野の開拓も進めていますが、こちらはなかなか思うようにユーザ数が伸びていないようです。フレパも初めはmixiと同じく知り合いから招待メールを送ってもらわないと参加できない「招待制」を採用していましたが、「はじめに知り合いが参加していないと参加できない招待制」ではユーザ数が増えないということで、メルアドだけで登録できる「登録制」に変えました。

「自分の昔の友達や知人」を探せるくらいの参加人数をSNSが確保していて、各ユーザがSNSの機能やサービスにプレミアムな魅力を感じていないと、「招待制」でユーザ数を加速度的に増やすのは難しいですよね。フレパやGREEが招待制で会員数が約600万人のmixiに迫るのはかなり困難なのは明らかなので、現時点のユーザ数の動向を見る限りはmixi以外は誰でも参加できる「登録制」にせざるを得ないのではないかと思います。mixiとは異なるユーザ層とビジネスモデルを考えて、「ユーザの数」ではなく「ユーザの質」で勝負するという考え方もあり、実際に「専門家だけが集まるSNSとか専門家に有料でアドバイスして貰う情報交換サイト」のようなものもあるようです。ただ、宣伝広告ビジネスでの収益モデルを考えているのであれば、やはり数十万人以上、出来れば100万人以上のアクティブなユーザが欲しいでしょうね。

日本のSNS業界の市場は、mixiがほぼ独占していますが、米国でもMySpaceというSNSの巨人が圧倒的なシェアを確保して市場を独占していますから、SNSの特性として「先行者利益」が働きやすいということは言えるでしょう。友人の友人は友達だ……という「人間関係のネットワーク拡大」がイコール「SNSのユーザ数の増大」なわけですから、「はじめにたくさんの友人を勧誘させることに成功したSNS」が競争で有利なのは当たり前といえば当たり前なわけですが。

いずれにしても、ライブドアのフレパは、中途半端なmixiのコピーというか俗に言うインスパイアですから、SNS分野だけに限定すると、フレパが特別な進化を見せない限りは、ユーザ数が現状維持の横ばいか緩やかにシェアを落としていきそうな感じがします。そういった状況をライブドアの技術者や営業担当者も理解しているようで、ライブドアは、以前から競争優位性を保っていた『ブログ(livedoor Blog)』の分野に更に力を入れていくようです。

僕は3年くらい前からブログに触れていたので、現時点でのブログブームは沈静化しているような印象もあるのですが、実際問題として今後どれくらいブログユーザというのは増える可能性があるのでしょうかね。一つの可能性としては、これから続々と定年退職していく団塊世代のシニアユーザの大量取り込みというのがありますが、問題は、ブログを開設した後に、どれだけの人が定期的な更新をするアクティブユーザになってくれるのかという部分にあります。

現在でも、ブログを開設した後に、長期間にわたって更新を続けているブロガーの割合は意外に少なく、初めを勢いよく更新していてもすぐに飽きてしまい放置しているケースが多くあります。ブログは始めるまでの障壁が低く、誰でも簡単に記事をアップできますが、その反面、「書くネタと書くモチベーション」がなくなればすぐにやめてしまえる気楽さもあるわけです。

ライブドアは今あるブログとは違う新しいブログサービスの構築と提供を目指しているようですが、「CNET Japan Innovation Conference 2006 Autumn~Web 2.0時代に成長するテクノロジー企業の戦略」(CJIC)のイベントで明らかにされた新ブログの開発コードは「PRAC」だそうです。PRACとは「Personal Reviews (and) awaken/auto generated/another Communities」の略称で、ブログ初心者が利用しやすい操作が簡単でセキュリティの高いブログの提供を目指しているようです。

「ブログ記事の作成が初心者にも簡単で快適」という開発コードに込められたライブドアの理念を見る限り、僕が先ほど述べた「定年退職した“パソコン操作とインターネットに不慣れな団塊世代”のブログへの大量取り込み」という推測はあながち外れてはいないのかもしれません。

10代から30代の比較的若い層で、既にブログを開設して更新した経験のある人たちに「初心者に優しい新ブログサービス」が登場すると訴えても、殆どプロモーション効果はないと考えられますから、やはり、今まで「ネットを日常業務で使わない仕事」に追われてゆっくりネットをする暇がなかった定年退職者層や中高年の主婦層を狙っていくのかもしれません。

50代から60代以上のブロガーの数は現状では少ないですが、少子高齢化が進展する日本の人口規模(年齢世代の人口ピラミッド)から考えると、このシニア世代の人たちがブログ作成に関心を示し熱意を燃やせば、加速度的にユーザ数を倍増させることが出来るからです。成功するか否かは、シニア世代の人たちが、物理的な現実世界とは異なる仮想的なウェブの世界でのコミュニケーションや言論活動にどれだけ価値を見出せるのかにかかっているといえるでしょう。ネットはハマッた人にしかわからない魅力と面白さがありますが、その面白さを体験したいというモチベーションやウェブへの好奇心が湧かないとなかなかそのハマる感覚を伝えるのが難しいですからね。

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