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2006.10.0502:02

シンプルな検索エンジンを志向する“Windows Liveサーチ”とWindows Liveの“Google化とモバイル化”

シンプルな検索エンジンを志向する“Windows Liveサーチ”とWindows Liveの“Google化とモバイル化”

マイクロソフトが運営するインターネットのポータルサイト「MSN Japan」が「Windows Live」という次世代ポータルへと生まれ変わろうとしていますが、基本的な路線としては、Googleのような網羅性と検索精度の高い検索エンジンを作成することで、トラフィックの増大と媒体価値の上昇を狙っているようです。世界のウェブにおける検索エンジンのユーザ数と検索回数では、Googleが圧倒的な市場シェア(米国で約50%・欧州で約60%以上)を握っています。

MSN(マイクロソフト)は検索エンジンを利用した検索広告ビジネスでは、多くの国々で10%強のシェアしかもっていないので、ウェブでの主導権を取るためにはYahoo!のYST(検索エンジン)に追いつき、Googleに迫っていく必要があるわけです。何故、ソフトウェア(OS)の分野で市場に覇権を確立したMSNが、ここまで自社の検索エンジンの開発と普及に必死になっているのかというと、ウェブの技術と利用形態が進歩してパソコン(OS)でする殆どのことが「オンラインのブラウザ上」で出来るようになってきているからですね。もしかすると、今、マイクロソフトの主力製品であるWindowsやOffice製品(Word, Excel, Access Outlook Express)が殆ど売れない時代がやってくるかもしれない……その未来に対する漠然とした不安感とウェブ中心の時代に適応する為の努力が、現在のWindows Liveの基本理念になっているんだと思います。

パソコンにブラウザ(Internet ExplorerとかFirefox)さえ入っていれば、必要な情報全てを検索することが可能で、ウェブサイトやブログを閲覧したり作成したりすることが出来ます。メールの送受信やチャット、mixiのようなSNSを使ったコミュニケーションもオンラインのウェブでできる時代になっていますから、ブラウザだけでやりたいことが全部できるという人も少なくありません。

ウェブ上で、ニュースやブログを読みたいという人、必要な情報や興味のある話題を検索エンジンで検索したい人、SNS(ソーシャル・ネットワーキング)や掲示板で議論やおしゃべりをしたい人、メールのやり取りやメッセ(チャット)をしたい人、サイトの懸賞に応募したりネットショッピングをしたい人……こういった人たちは極端な話をすれば、ブラウザだけがインストールされている激安パソコンがあれば、それで満足できるということになります。ウェブ初心者に色々なソフトがインストールされている高額なパソコンを売りつけようとする電器店の店員もいますが、そういった店員も内心では初心者はブラウザとメールソフト、メモ帳くらいしか使わないことを知っていると思います(苦笑)

僕も基本的にパソコンに求めている機能は、『サイト(ブログ)を見る・サイト(ブログ)を作成する・SNSや掲示板を利用する・検索エンジンで情報を探す・メールやチャットができる』くらいなものですから、IEやFirefoxなどのブラウザがあれば必要な作業の殆どをこなすことができます。その為、めったに使わないWordやExcelが入っていない安価なパソコンを購入することが多くなっていますね。

特に、仕事の業務で、表計算ソフトのExcelやワープロのWord、プレゼンの為のPower Pointなどを使う必要がない人は、マイクロソフト製品を使う機会が極端に減っていると思います。僕自身、たまにExcelを使うくらいで、絶対にマイクロソフトのアプリ(ソフト)がないと生活や仕事に困るという状態ではないので、パソコンにブラウザさえ入っていれば必要な作業の殆どを済ませてしまうことが出来ます。

また、MSNがWindows Liveで検索エンジンの開発とシェアの拡大に血道をあげている理由として、ウェブの検索エンジン市場が順調に拡大していること、宣伝広告ビジネスの利益が物凄い勢いで増えていることがあります。株式上場してすぐに世界有数のIT企業にのしあがってきた「Google」は巨大な営業利益を計上し続けていますが、その利益の源泉は、「検索エンジン連動型広告」「コンテンツマッチ広告(Google Adsense)」になっています。一方、MSNはウェブを使ったビジネス分野での市場シェアが小さいので、GoogleやYahoo!ほどにはウェブでの営業利益を上げることが出来ていません。

MSNのウェブでの存在感が小さい理由としては、Googleのような網羅性と検索精度の高い検索エンジンが開発できなかったこと、Yahoo!のような知名度とアミューズメント性の高いポータルサイトを構築できなかったことがあります。故に、日本でのMSNは、次世代ポータルのWindows Liveにおいて、Googleに近いシンプルなデザインを採用した検索精度の高い「Windows Live サーチ」の開発を懸命に行っており、「ポータルのMSN」では、毎日新聞と契約してニュース配信やウェブショッピングに力を入れて、Yahoo!のようなポータルを目指しているのではないかと思います。

ちなみに、最近のLiveサーチは、キーワード検索をするとGoogleには及ばないものの、結構数多くの検索結果が返ってきて、検索精度のほうは随分と高くなっています。ただ、著名人や歴史的人物、知り合いなどの姓名を入れて検索してみると、まだGoogleやYahoo!よりも返ってくる検索結果の内容がいまいちなものが多い気がします。姓名のクエリを打ち込んで検索しているのに、名字だけが一致している人の検索結果がランダムに提示されることが多いんですよね。

MSNの検索分野におけるGoogle化について書きましたが、最後にモバイル化について簡単に触れておくと、MSNの「Windows Live メッセンジャー」がNTTドコモとauの携帯電話で使えるようになっています。パソコンのメッセンジャーと同じように、同時に複数のメンバー(最大15人)と会話できますし、パソコンのメンバーとチャットすることも出来ますから、これはなかなか便利な新機能ですね。もちろん、メッセンジャーのアプリからウェブメールのほうもチェックできますので、パソコンと携帯電話で同じメールアドレスを共有できるメリットもあります。

Windows Liveがモバイルの検索市場で大きなシェアを獲得することは難しいかもしれませんが、既に大きなシェアを持っている「ウェブメール」「メッセンジャー」のサービスを検索エンジンとリンクさせていければ面白いかもしれませんね。後、MSNのブログ「Windows Live Spaces」の登録人数がまだまだ少ないので、モバイルで簡単に更新してコミュニケーションできるようなサービスを展開していくんじゃないかと思いますが……モバイル検索やモバイルのウェブサービス、コンテンツビジネスの分野に、Yahoo!・Google・Microsoftといった既存のウェブ企業がどのような形で食い込んで、シェアを確保していくのか見所ですね。現在のところ、携帯でネットをするモバイルユーザは、余り検索エンジンでキーワード検索をする習慣が確立されていないので、これから競争が激しくなっていきそうです。

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