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2006.11.1008:04

MNP開始で、auが大幅に契約数を増加!ドコモとソフトバンクもMNPで減少するも、差し引きで純増!

NTTドコモ、au、ソフトバンクが三つ巴となって顧客ユーザを奪い合う『MNP(携帯番号ポータビリティ制)』が10月24日にスタートしましたが、現在までのところMNPの運用開始によってユーザ数を増やしたのはauだけのようですね。NTTドコモは、10月のMNPによる契約変更によって「7万3000件」のユーザ減少、ソフトバンクも「2万3900件」のユーザを失いましたが、auだけがドコモとソフトバンクから移ってきたユーザを獲得してMNPで「10万2000件」の増加となっています。

MNPの前評判でも、斬新な使いやすいデザインや若者受けする音楽携帯としてのブランドイメージなどからauがかなり有利と言われていましたが、蓋を開けてみるとやはりau強しの観が強いですね。CMのインパクトと刷り込み効果から言っても、速水もこみち仲間由紀恵、大沢あかねなどを起用したCMはインパクトが強いというか好感度が高そうです。ソフトバンクで孫正義社長が最大の売りにした「予想外割」のCMも初めはインパクトが強かったんですけどねえ…。

「通話料0円・メール0円」というキャッチフレーズは、意欲的に価格競争を仕掛けているイメージがあってよかったと思うのですが、ソフトバンク同士しか0円でないことや通話する時間帯によって通話料無料には制限があることなどがマイナスに作用したようです。特に、公正取引委員会から景表法の「有利誤認」の指摘を受けてCM表示の変更をしたことで、「紛らわしい誇大広告」と感じてしまった人が少なからず出たのが結果として痛かったでしょうね。

初めに、鳴り物入りでソフトバンクの予想外割のゴールドプランが発表されたときには、MNPでauとポジションを争いあう立場に立てるかなという感じもありましたが……。結果として複雑になってしまった料金プランと多くの付帯条項(追加料金の可能性)をつけたことで、MNPを利用しようとしていた消費者の意欲をくじいてしまった部分もあるでしょう。また、予想以上にソフトバンクからの転出が多くて、システムトラブルを起こして受付業務を停止してしまったのも印象を悪くしてしまいました。

しかし、MNPによるユーザの移動を無視すれば、携帯電話市場は非常に緩やかに成長しているようで、全ての携帯キャリアがユーザ数を微増させています。電気通信事業者協会(TCA)の調査では、10月末時点での携帯電話とPHSの契約者数は、NTTドコモが4万、auが35万、ソフトバンクが2万の純増ということですから、やはりauが頭一つ抜け出ている感じです。

僕は、携帯電話事業はもう既に普及段階が終わって、成長の余地の乏しい完全な飽和市場だと思っていたのですが、携帯電話の契約数が累計で9407万7600、9月末から10月までに26万5200の増加が見られたということで、まだ若干成長の余地はあるようですね。もちろん、携帯電話の契約数が日本の総人口に限りなく近づいてきているので、爆発的なユーザ増大などは望みようがありませんが、他のキャリアからMNPでもうちょっとユーザをひっぱれるようになれば、一ヶ月に10万レベルでユーザ増加を目指せる可能性はあると思います。

MNP開始の10月、auが大幅純増──10月契約者数

番号ポータビリティ制度の運用が始まった10月は、auが純増数を35万2700と大きく伸ばした。ちなみに、9月の同社純増数は31万2500で、約4万上積みしたことになる。ツーカーは、9月とほぼ同じ15万2100の純減となり、累計契約者数は176万4100となった。

しかし、ドコモはMNPで7万3000件も契約を失いながらも、新規加入者の獲得などで10月は4万件の純増に持っていっていますから、凄いですね。ドコモの場合は、機種の豊富さとデザインの洗練が魅力になっていますが、それ以上に伝統的に培われてきたドコモブランドの価値が影響していると思われます。ドコモブランドは好きな人はめちゃくちゃ好きでドコモ以外は持ちたくないという人がいる一方で、反対にドコモブランドだけはどうしても好きになれず抵抗があるという人がいます。

ただ、“NTT”という国営企業からの長い歴史を持つ大企業が母胎となっていることに、権威性(ブランド性)や信頼感(高級感)を感じるユーザが一定の割合でいるので、新興企業や外資系企業などが嫌いな保守的な人は、どうしてもNTTドコモの携帯を維持し続ける傾向があると思います。また、現在では、ドコモ、au、Softbankの間に毎月の料金面で大きな差がなくなっているので、『何となく信頼できそう、高級な雰囲気がある』など純粋なブランドイメージの差が契約数にダイレクトに結びつく部分があるでしょう。そのブランドイメージという意味では、強引な経営手法や安売り戦略が目に付くソフトバンクが一番不利な感触があり、保守派のドコモと革新派のauがせめぎあっているという状況になっています。

auはLISMOの音楽プレイヤーにもなる携帯として注目されていますが、まだまだ音質や使い勝手の良さ、ダウンロードできる楽曲などの面で、アップル社のiPodなど本格的なデジタルオーディオプレイヤーには及ばない部分があります。ただ、auの携帯でGoogleのGmailが正式に使えるようになったのは非常に便利なので、早くドコモやソフトバンクでも、きちんとGmailを利用できるようになるといいなと思います。あと、MNPがいまいち活発化しない最大の理由は、電話番号が同じでも携帯のメールアドレスが変わってしまって教えるのが面倒くさいからでしょうね。登録しているメルアドに新しいアドレスを一斉に送信する機能もあるようなので、メルアドにこだわりがなければ実質的な手間はさほどかからないかもしれませんが。

ちょっと今回の記事では、触れる余裕がないのですが、モバイルでアクセスするSNSの「モバゲータウン」というサイトがものすごい勢いで成長していて、ユーザ数が既に200万人を越えたそうです。僕はモバイルで長時間ネットにアクセスすることが殆どないので、あまり最新のモバイル事情に詳しくないのですが、モバゲータウンは10月のページビューが33億3千万という莫大な数になっているそうで、パソコンサイトでもそこまでのアクセスを稼いでいるサイトはYahoo!以外にはそうそうないですね。モバゲーを利用しているのは殆ど10代から20代前半の若年層なので、モバイルを積極的に毎日利用するのは若い人たちが多いといえます。

PHS分野では、多機能で月額料金が安いスマートフォンがヒットしているウィルコム以外の全てのキャリアが純減となっていますが、ウィルコムの伸び率も落ちてきているので、PHSの市場自体が飽和に近づいているのかもしれません。携帯電話事業では苦戦を強いられているソフトバンクですが、企業としては2007年3月期(2006年4月~9月)連結中間決算で「144億円の純利益」を上げていますね。しかし、純利益が増加している一方で、ソフトバンクモバイルの買収にかかった費用などで有利子負債が2兆491億円もあるので、携帯電話事業が順調に推移しないとかなり経営が圧迫されそうです。

ソフトバンクは、つい最近、世界最大のSNSであるMySpaceの日本版への出資も発表しましたが、多角的に経営規模を拡大し続けていますが、ここから上手く利益を稼ぎ出さないと漸次的に経営財務が苦しくなっていくと思われます。

ソフトバンクの連結中間決算、144億円の黒字に--有利子負債は2兆491億円に

ソフトバンク2007年3月期中間期連結業績 (単位は億円、▲はマイナス) 2006年上期2005年上期増減売上高112015227214% EBITDA22845021445%営業利益1125442569%経常利益626▲134- 税金等調整前純利益1188259459%純利益144▲41-

連結有利子負債は2兆491億円となり、2006年3月時点の4546億円から大幅に増加した。これにはソフトバンクモバイル買収により増加したソフトバンクモバイル社債1000億円、ソフトバンクおよびヤフーの投資3200億円、LBOブリッジ借入1兆1738億円が含まれている。

ソフトバンクモバイルについては「設備への先行投資があるため赤字を想定していたが黒字にできた」と語る。第3四半期、第4四半期については、「営業利益で赤字にはならないが、先行投資での利益ダウンは十分考えられる」とした。設備投資では、現在2万4539局の基地局数を2007年3月までに4万6000局まで増やす方向は変わらないとした上で「仮に数カ月遅れてもあまり責めないでいただきたい」と語った。また、電波の届かない地域のユーザーに対してホームアンテナを無料配布するほか、現在基地局3000局のHSDPAサービスについても範囲を拡大していく。

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テーマ : ナンバーポータビリティ
ジャンル : 携帯電話・PHS

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