--.--.----:--

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2007.02.2713:06

第79回アカデミー賞発表、『バベル』の菊地凛子さん、49年ぶりの助演女優賞を逃す!日本人(俳優・監督・衣装)のアカデミー賞受賞の歴史!

2月25日に、ロサンゼルスのコダックシアターで、アメリカ映画で最大の祭典である第79回アカデミー賞の発表と授賞式がありましたが、ブラッド・ピット主演の『バベル』(アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督)に出演した菊地凛子さん(26)は惜しくも助演女優賞を逃してしまいましたね。日本人の俳優で今までアカデミー賞を受賞した人は一人しかおらず、菊地凛子さんには49年ぶりのアカデミー賞(助演女優賞)が期待されていたのですが、やはり前評判で有利と伝えられていた『ドリームガールズ』ジェニファー・ハドソンさんが助演女優賞を獲得しました。

何が決め手となって助演女優賞の最終選考が決まったのかは分かりませんが、『バベル』で菊地凛子さんが演じた役柄は、聴覚障害者(聾唖者)のコミュニケーションと性を巧みに表現するような難しい役だったようで、今回、受賞を逃したのは本当に残念でした。家族との心理的な葛藤や聴覚障害者の女子高生の性的な逸脱(露出)を表現するということで、菊地凛子さんは一部のシーンで官能的なヌードを披露する体当たりの演技をしたということです。

どちらかというと少し『心理的な陰影(懊悩)の濃い演技』を菊地さんは『バベル』でしたわけですが、それと比較すると、ジェニファー・ハドソンさんの『ドリームガールズ』は『前向きに努力し続けるパワフルな演技』をしたわけで、そういった役柄に割り振られた「明るさと暗さのイメージの違い」も受賞に影響した部分があるかもしれません。屈折し過ぎていないシンプルな感動の強さ、人間世界の希望の表現というのも、アカデミー賞では重視されている傾向があると思います。

アカデミー賞発表:菊地凛子さん 助演女優賞の受賞逃す

米映画界最大の祭典である第79回アカデミー賞発表・授賞式が25日(日本時間26日)、ロサンゼルスのコダックシアターで開かれ、助演女優賞に「ドリームガールズ」のジェニファー・ハドソンさんが決まり、同賞にノミネートされていた菊地凛子さん(26)は惜しくも受賞を逃した。ほぼ全編を日本人俳優が演じた「硫黄島からの手紙」は作品賞など4部門で候補だが、うち、音響効果賞の受賞が決まった。「もしも昨日が選べたら」でメーキャップ賞の候補だった辻一弘さん(37)は選にもれた。

菊地さんは、「バベル」(アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督)に出演し、ろうあの女子高校生を演じた。モロッコ、東京、米国、メキシコが舞台で、コミュニケーションができずに苦しむ家族に焦点が当てられている。

しかし、アカデミー賞候補となったことで、国際女優として認められたことは確かだ。すでに、海外の作品への出演依頼を受けている。「ドリームガールズ」で助演女優賞を受賞したジェニファー・ハドソンさんは、プロの女優ではなく、人気テレビ番組「アメリカン・アイドル」に応募。最終局面で「力不足」と落とされたが、あきらめることなくオーディションを受け、ハリウッドデビューを果たした。

俳優部門でアカデミー賞を受賞した日本人は、第三十回(1957)のナンシー梅木さんだけということで、北海道小樽市出身のナンシー梅木さんは、『サヨナラ』という映画で助演女優賞を得たそうです。日本映画そのものはアカデミー賞を結構受賞していますが、外国語映画賞や衣装賞が多くて俳優賞はナンシー梅木の一回だけの受賞となっていて、つい最近では渡辺謙さんがノミネートされて話題になりましたね。

過去の受賞作を見ると、黒沢明監督の『羅生門』や稲垣浩監督の『宮本武蔵』など日本の歴史や文学を題材にした古典的な映画作品が多いですね。清の最後の皇帝である宣統帝・溥儀の悲劇的な人生を描いた『ラストエンペラー』では、坂本龍一さんがあの悲哀溢れる美しいメロディで作曲賞を受賞しています。

アカデミー賞は人種・民族・国籍・宗教による区別なく、純粋に演技力やインパクト、存在感、感動を与える力によって受賞が決まるということになっていますが、まだまだハリウッドで新参者というイメージが強い東洋人には高いハードルとなっているように感じますし、映画文化が根付いていない中東やアフリカの俳優が受賞することも少ないですね。

興業成績から見ると、日本はアメリカと並んで映画文化が物凄く盛んな国で、結構面白い映画もちょこちょこと作っているのですが、俳優として国際社会にアピールできる存在感を持っている役者となると、『ラストサムライ』で一躍有名になった渡辺謙や真田広之などがいますが意外に少ないのかもしれません。

若手では、『オペラッタ狸御殿』などでチャン・ツィイーと共演したオダギリジョーなんかが、将来、個性的な魅力を持つ映画俳優として成長しそうな気もしますが、あの伸び放題の無造作すぎるヘアスタイルで、普通にテレビに登場して違和感がないというのは凄いと感じます。

とはいえ、『どうすんのよ、俺?』というフレーズでカードを選ばせる「Life Card」のCMのインパクトが強すぎて、俳優としての存在感が少し弱くなってる感じもあります。オダギリジョーは、邦画の映画出演では『顔』とか『SHINOBI』とか仲間由紀恵との共演が多いんですよね。仲間由紀恵の演技は癖があるので好き嫌いが分かれるでしょうが、『ゴクセン』や『トリック』のようなパロディの雰囲気があるドラマのほうがシリアスなドラマより合っていると思います。

中国人の俳優であれば、以前は香港映画のジャッキー・チェンの存在が大きかったですが、最近は、カンフー・アクションや壮大なスケールの歴史大作で魅力的な演技を見せるジェット・リーが目立ってきていますね。『HERO―英雄―』という映画では、秦の始皇帝を暗殺しようとする無名という役を演じたジェット・リーですが、この映画に出ている女優のチャン=ツィイーは愛らしく妖艶な容姿が受けて日本でも人気が高いですね。

『SAYURI』という映画では、ハリウッドでも知名度が上がっている渡辺謙とチャン・ツィイーが共演していますし、『LOVERS』ではクールな表情で情熱的な演技を見せる金城武と共演しました。

チャン・ツィイーは、アジアンビューティーをキャッチコピーにしたシャンプー(リンス)のCM『アジエンス』でお馴染みなのですが、あのCMで流れている坂本龍一さんのピアノ曲は幻想的な軽やかさと優美さがあって好きでした。『バベル』の映画はまだ日本では公開されていませんが、今回話題となった菊地凛子さんだけでなく、ブラッド・ピットやケイト・ブランシェットといったハリウッドの一流どころの俳優も出演しているので、一度見てみたい作品ではありますね。

太平洋戦争の悲惨な歴史と家族の苦悩をアメリカの視点から描き直した『硫黄島からの手紙』も作品賞を逃してしまいましたが、クリント・イーストウッドは監督に転じてからのほうが素晴らしい作品を次々と生み出していますね。アカデミー賞の作品賞を受賞したのは、レオナルド・ディカプリオ、マット・デイモン、ジャック・ニコルソンといった大物俳優を投入したマフィアの犯罪と警察の潜入捜査を描いた『ディパーテッド』で、『ディパーテッド』は作品賞だけでなく、監督賞や男優賞など最多4部門の受賞となりました。

『ディパーテッド』のマーティン・スコセッシ監督(64)は、80年度の「レイジング・ブル」から、04年度の「アビエイター」まで5回監督賞候補になったが無冠だった悲運の監督だそうで、今回初めての受賞となりましたが、破天荒な大富豪ハワード・ヒューズの生涯とビジネスを描いた『アビエイター』には、レオナルド・ディカプリオが主演していましたね。

関連記事

テーマ : 第79回アカデミー賞
ジャンル : 映画

コメントの投稿

非公開コメント

スポンサード リンク


最近の記事
カウンター

カテゴリー
Amazon Associates

月別アーカイブ
プロフィール

東雲 遊貴

Author:東雲 遊貴
現実とウェブに溢れる膨大な情報の海から、『重要で役に立つニュース』を紹介したり、『面白くて便利な情報』を記録したりしていきます。

e-mail:noble.desire@gmail.com

最近のコメント
最近のトラックバック
ブログ内検索
RSSフィード
リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。