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2007.02.2719:13

インフルエンザの小児・児童に対するタミフル服用はどのくらい安全なのか?花粉症対策食品のスギの芽乾燥「パピラ」で健康被害!

インフルエンザの標準的な治療薬とされているタミフル(リン酸オセルタミビル)の副作用と思われる事故が続いていますが、柳沢伯夫厚生労働大臣は『飛び降りの異常行動とタミフルの副作用との因果関係が十分に解明されていない』として若年者へのタミフル使用の規制に関して慎重な姿勢を見せていますね。2月16日には、インフルエンザに罹患した愛知県の中学2年の女子生徒(14)がタミフルを服用した後に、マンション10階から飛び降りて転落死しました。

2月27日の午前1時半頃には、仙台市宮城野区の中学2年の男子生徒(14)が、愛知県の女子中学生と同じくタミフルを服用した後に、マンションの11階から転落して亡くなったわけですが、タミフルの注意書きに『幻覚・妄想による異常行動』が記載されている以上、もう少し慎重な薬剤の処方と服用後の行動に対する注意が必要なのかもしれません。ただ、タミフルはインフルエンザの特効薬として大量に処方されている薬なので、ただちに使用禁止とかリスクについての厳しい警告を出し難い事情もあるのでしょうね。

タミフル:服用の中2男子が転落死 仙台・関連調査

27日午前1時20分ごろ、仙台市宮城野区のマンション(13階建て)で、11階に住む中学2年の男子生徒(14)が通路から30.3メートル下の中庭の駐車場に転落、頭などを強く打って間もなく死亡した。生徒はインフルエンザ治療薬「タミフル」を服用しており、宮城県警仙台東署は転落との関連を調べている。

調べでは、生徒は26日朝に同区内の病院でインフルエンザと診断され、医師からタミフルなどを処方された。この日は学校を休み、午前9時半と午後6時半、タミフルを1錠ずつ服用した。夜中に具合が悪くなって目を覚まし、母親(41)がもう1錠与えようとしたが、服用から8時間たっていないことに気付き、やめたという。その直後、生徒は「トイレに行く」と言ってそのまま玄関の扉を開けて外に出て、通路外壁(高さ1.26メートル)を乗り越え転落したという。生徒が悩みを抱えていた様子はなく、遺書も見つかっていないことから、自殺の可能性は低いとみている。

低い確率であっても、タミフルに死亡リスクの高い副作用(幻覚妄想・衝動的な異常行動)があるのであれば、早急に何らかの対策を行わなければなりません。特に、実際の死亡事例が確認されている「児童への処方」に対しては(科学的な因果関係の解明にかかる長い時間を考えると)即座に、「衝動的な異常行動の可能性」についての周知徹底が求められるのではないかと思います。インフルエンザ治療薬のタミフルを服用して死亡した患者の遺族らで構成する『薬害タミフル脳症被害者の会』では、タミフルと異常行動の因果関係について国は積極的に認めるべきだという意見も出ていますが、無視してよいほどの小さなリスクとは思いがたい部分が確かにあります。

厚生労働省によると、タミフル服用後の異常行動で16歳以下の子供が死亡した例は、06年10月までに16件報告されているそうで、厚労省はタミフルについて『安全性に重大な懸念があるとは考えていない』と述べていますが、今回の連続転落事故以前にも死亡事例が多く出ていることを考えると因果関係についてもう少し踏み込んだ実態調査を行うことが求められますね。仙台市の中学生の転落事故では、『トイレに行ってくる』といった直後に、玄関ドアを開けてそのままフェンスを乗り越えたようですので、ある種の幻覚・妄想の症状に襲われていて殆ど夢遊病状態にあったのではないかと推測されます。

タミフルの副作用として起こる向精神作用(中枢神経活動への作用)については十分に解明されていない部分が多いともいいますし、統計学的な安全性だけに依拠した医療を信じすぎることにも危うい部分があるのかもしれませんね。医学的(科学的)にタミフルの危険な副作用が明確に立証されていない状況で、医師は『科学的にはタミフルと異常行動に明確な因果関係はない』と主張するでしょうが、副作用が原因と思われる事故がおきてからでは取り返しがつかないというのが現実ですから……医師や厚生労働省の話を鵜呑みにするのも難しいかなと思います。

とはいえ、大規模な治験を再度行う時間も予算もないでしょうから、この『児童生徒に対するタミフル処方の是非』というのは、今後インフルエンザ医療の大きな問題になっていきそうな感じもあります。基本的には、10代の若い年代であればインフルエンザ治療薬を飲まなくても、インフルエンザは自然に回復しますから、薬剤のリスクを恐れるのであればできるだけ自然治癒させるほうがいいのかもしれません。

Wikipediaのオセルタミビルの項目によると、タミフルは、中華料理で香辛料に使われるトウシキミの果実である八角の成分シキミ酸を原料にして開発されたもので、今は天然の八角ではなく石油由来の成分から合成されているそうです。世界の75%のタミフルを日本で消費しているということで、日本ではインフルエンザ治療をタミフルに過剰に依存している現状があり、小児・児童への処方がずば抜けて多いことも改善の余地があるかもしれませんね。

ニュースでも報道されていましたが、現在では病院でタミフルを処方するときには『重大な副作用である「精神・神経症状:精神・神経症状(意識障害,異常行動,せん妄,幻覚,妄想,痙攣等)」があらわれることがあるので,異常が認められた場合には投与を中止し,観察を十分に行い,症状に応じて適切な処置を行うこと。』というような説明書きが添付されることが多いようです。タミフルを子供に服用させる場合には、服用後に絶対に外に出ないように、行動をしっかりと観察することが必要になってきますが、完全に見張り続けるというのも難しいでしょうね…。

これから、スギ花粉が舞い散る春の季節に入りますので、花粉症のアレルギーを持っている人には厳しい季節になりますが、花粉症への効能をうたった花粉加工食品『パピラ』を摂取して健康被害に遭った人もいるよです。アレルゲンである花粉の加工食品ということで、減感作療法のような『アレルゲンへの身体の慣れ』を狙った健康食品かもしれませんが、アレルギー治療を目的とした薬事法違反の疑いもあるとして捜査されているようです。

花粉症対策食品:スギの芽乾燥「パピラ」で、女性が一時意識不明--和歌山

厚生労働省と和歌山県は26日、花粉症への効能をうたった花粉加工食品「パピラ」が原因の疑いのある健康被害があったと発表した。県内の40代女性が23日に飲用後、全身にじんましんが出て息苦しくなるアレルギーによるショック症状を起こし、一時意識不明になった。同省によると、山形県の「健森」の製造販売で、この食品が疑われる健康被害の報告は初めてという。

健康食品や栄養補助食品というのも、薬事法の規制で『薬としての効果効能』を主張してはいけないのですが、こういったアレルギーとか皮膚病とか血糖値、肥満などに効果のある健康食品の場合には、どこからが薬事法違反なのかという線引きが難しい部分がありますね。基本的には民間療法と同じく、『はっきりとした医学的なエビデンスはないけれど、何となく身体の不調に効くことがある』といった感じなのでしょうけど、健康食品にも副作用があるので摂取する場合には注意が必要だと思います。

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