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2007.05.0716:20

Yahoo!買収に失敗したMicrosoftが、フランスのモバイル広告会社ScreenTonicを買収!Googleで国内の学術論文300万件が検索可能に!

ウェブ検索やウェブサービスの分野で大幅にGoogle(グーグル)に水を空けられたMicrosoft(マイクロソフト)は、Yahoo!を買収・合併(M&A)することでGoogleのウェブビジネス戦略に対抗しようと企てましたが交渉が中断し買収は全く進みませんでした。WindowsのOSやOfficeのアプリケーションだけでは、Microsoftが10年先、20年先に現在の事業規模とIT業界での覇権を維持できるかは定かではありません。Microsoftの資金力は確かに恐るべきものですが、パソコンの売上そのものが低迷しつつあることを考えると、Microsoftはここ数年以内にWindowsのOS販売に代わる新たな市場を追い求めざるを得ない状況になりつつあります。

Googleのワープロと表計算のウェブサービスである「Google Docs & Spreadsheets」の機能がより洗練されていけば、無料であるGoogle Docs & Spreadsheetsによって有料のMicrosoft Office(Words & Excel)が駆逐されていく恐れがあります。Microsoftの主力製品であるOfficeがそう遠くない将来にGoogleのウェブサービスにシェアを奪われることになれば、今まで上手くいっていたMicrosoftのビジネスモデルが根本的な危機に晒されるかもしれません。オフラインのパソコンに代わり得る巨大なコンピュータ市場といえば、今のところ「ウェブ(インターネット)」以外にはなかなか想像できませんから、Microsoftは「Windows Live」というウェブ検索のブランドを立ち上げてGoogleに迫ろうとしました。

しかし、MSNのLiveでウェブ検索をする人の数は少なく、Googleと比べるとLiveのブランド戦略は全く上手くいっていません。世界市場における検索エンジンのシェアでも、GoogleはMSN LiveとYahoo!のシェアを足した以上の圧倒的なシェア(60%以上)を保っていてそのシェアは更に拡大傾向にあります。このままでは、莫大な利益の源泉である検索エンジン市場がGoogleの独占状態になると危惧したMicrosoftは、検索エンジンとウェブサービスを持つ知名度の高いYahoo!を買収することで急場を凌ごうとしました。

しかし、約500億ドルとも言われる巨額の買収が仮に成功していたとしても、MicrosoftとYahoo!の連合軍では、ウェブ検索やウェブサービスの市場においてGoogleの優位に立つことは難しいでしょう。MicrosoftにすればYahoo!を取り込めば対症療法的に検索シェアを上昇させることはできますが、Yahoo!にすればMicrosoftに合併されても自社のブランドイメージがマイナスになるだけだし、何よりMSNのウェブサービスで欲しいサービスがないというのが致命的です。MicrosoftとYahoo!の合併は、対Googleを意識したM&Aとしては特段の利益がないということになりますが、Microsoftがウェブビジネスの市場でGoogleに対抗しようとするならば、EC最大手のAmazonを取り込んだほうが効果的でしょうね。

逆に、バナー広告大手のDouble Clickを買収したGoogleと実体経済とのつながりを持つAmazonが手を組めば、10年くらいのタイムスパンでは、ウェブにおける覇権は揺るがないものとなる可能性があります。Microsoftからすると、GoogleとAmazonの離反を促進すべきですし、検索エンジンでの市場を伸ばしたいならもっと使える検索エンジンを開発すべきだと考えます。Yahoo!とGoogleの検索エンジンの精度とアーカイブの分量には余り優劣はないと思いますが、Yahoo!は広告のクリック数を意識し過ぎて「本来の検索結果が見にくい」のが最大の欠点ですね。Googleの検索結果には広告がつかない場合も多いのですが、Yahoo!は検索結果1位よりも前に「多数の広告リンク」をもってくるので検索結果が見えにくいのです。

Yahoo!買収を断念したMicrosoftですが、フランスのモバイル広告会社である「ScreenTonic」を買収したそうで、これからまだまだユーザとアクセス数が増えそうなモバイル分野での広告ビジネスに力を入れていくようですね。ScreenTonicは、ディスプレイ広告やテキスト広告などの多様な形態のモバイル広告を欧州で展開している会社で、広告の管理およびレポーティング機能を提供しているということで、Microsoftのモバイル戦略の一環に組み込む形になりそうです。ユーザの地理情報や関心に応じた広告を出せるようなプラットフォームとして、ScreenTonicは「Stamp」というものを持っているそうですが、それを上手く生かすためには携帯ユーザを強く惹きつけるコンテンツを用意しなければなりませんね。

Web2.0的なユーザ参加型サービスに力を入れている米Yahoo!は、オンライン写真共有サイト「Yahoo Photos」を今秋までに閉鎖して、参加人数が多く知名度の高い写真共有サイト「Flickr」の運営に経営資源を注力するとのことです。既に有力な写真投稿のコミュニティが幾つも掲載されているFlickrに力を入れたほうが、いまいち人気の振るわない「Yahoo Photos」と同時運営するよりも効率性が良いでしょうね。Googleでは「Google Scholar」で日本国内の学術論文300万件が検索可能になったようです。国内論文の国際情報発信力を上げるために、国立情報学研究所(NII)が大学などに提供してきた学術論文300万件をGoogleに提供したということで、各学術分野に従事する研究者(学者)の人には便利なサービスとなりそうですね。

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