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2007.06.1407:09

英会話スクール大手の「NOVA」が、特定商取引法違反で経済産業省から行政処分(一部業務の6ヶ月の停止命令)!

英会話スクール大手のNOVA(ノヴァ)が特定商取引法違反によって、経済産業省から一部業務の停止命令を受けました。この事件が報道されてから、「アンジェラ・アキとNOVA」のキーワードで検索が増えていますが、アンジェラ・アキの父親はNOVAではなくてイーオン(AEON)の会長ですよね。「NOVAうさぎ」などのキャラクターを用いてテレビや雑誌で大規模なCMを展開してきた英会話のNOVAですが、この業務停止命令によって経営的に非常に厳しい局面に立たされています。業務停止期間は、6月14日~12月13日の6カ月間にも上り、NOVAが実施できない業務として『1年を超えるコースや授業時間数が70時間を超えるコースの新規契約に関する勧誘・申し込み受付および契約締結の業務』が挙げられており、事実上、英会話スクールに新しく生徒を勧誘することが出来ない状態となっています。

『長期契約の新しい生徒』を勧誘できないだけでなく、生徒の側から「英会話を習いたい」という申し込みがあっても受け付けられないわけですから、NOVAは今後6ヶ月間、現状の売上を維持できる可能性も低く利益の増大はほとんど不可能な状況に置かれることになります。ただ、経済産業省も完全にNOVAの新規顧客獲得を禁止しているわけではなく、『1年以内かつ授業時間70時間以内のコースの契約』など『短期契約の新しい生徒』については承認しており、業務改善指示に留まっています。あと、当然のことですが、『更新契約や既契約者に対する語学授業』は処分の対象ではないので、今までに授業料を払っている人は決められたとおりの英会話のレッスンを受けることが出来ます。更新契約もできるようですから、今習っている人で引き続き延長して英会話レッスンを受けたい人も受けられるということですね。

英会話スクールが利益を上げられずに倒産する事例というのは結構多いですが、ここまで厳しい行政処分が英会話スクールに下されるのは異例というか初めてではないでしょうか。まぁ、その原因はNOVA自体が消費者保護法などの法律に違反して作ったので、自業自得といえばそれまでですが……何で、法律で認められていて多くの消費者が知っているはずの「クーリング・オフ制度」の適用を認めなかったのかが疑問ですが、意外と途中で辞める生徒が多いので、それを全て認めると利益がほとんど出ないというような問題があったのかもしれません。学生時代に英会話を習っている友人もいましたが、生徒の定着率は一般にかなり低く短期のレッスンだけで諦めてしまう人が多いと言っていました。

恐らく、何となく役に立ちそうだから英会話でも習おうという人が行って、レッスン料金も高いしあまり英会話が上達するわけでもないしということで辞めてしまうのだと思いますが。基本的に、英語は読み書きにしても会話にしても、ある程度意識的に『勉強する生活態度』を身に付けないとなかなか上達しませんね。ただ聴いているだけで英会話が分かるようになるとか、ただ通うだけで英語がぺラペラになるというのは通常有り得ませんから、行ってみて『相当な努力をしないと上達しないんだな。もっと簡単に英会話が出来るようになると思ってたのに。』と改めて思う人が多いんじゃないかと思います。

経産省が認定したNOVAの違反行為には、『クーリングオフに関する書面記載不備、レッスン料金や入学金免除などの誇大広告、実際に支払う料金などの不実告知、役務提供契約の解除により生じる債務の履行拒否』などが指摘されています。結局、『CMでは何千円の安い料金でレッスンを受けられるといってるのに、実際に行ってみると何十万円分のレッスンチケットをまとめ買いさせられ、クーリングオフも無効だと言われた』というような苦情が、消費者相談センターに殺到し、その相談件数が多すぎたために経済産業省から処分されたということだと思います。

やはり顧客の要望を軽視する利益第一主義で「消費者の意見や要請」を無視した経営を行うとどうしても途中で行き詰まります。多少、一時的に利益率が落ちたとしても「消費者第一主義」のサービスと「話を受け容れる姿勢」を持つ事が大事なんだと思います。英会話や資格の学校、エステ(美容)などのビジネスで難しいのは、やはり「途中で辞めたいから返金して欲しい」という顧客の訴えに対する適切な対応であり、「一度にまとめて料金を回収したいという欲求(クーポン券などのまとめ売り)」の問題でしょうね。「全体から見ればわずかなお金を追いかけて、大きなチャンスを失ってしまう」ということを警戒しなければならないと思います。

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