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2007.07.0303:34

会員数1,000万人超えで「匿名性の現実社会」に近づいてきたmixi!「本人確認と社会的属性の確認の強化」で実名的なコミュニティの安心感・実利性を目指すビジネスSNSの台頭!

前回の記事では、mixiの安全神話の崩壊とクローズドなコミュニティの危険を象徴するような事件を紹介しましたが、『もっと安心できる場所で、現実の生活(仕事・恋愛・結婚)に役立つようなコミュニケーションをしたい』というユーザのニーズに応えるような新しいSNSが次々に出来ていますね。ビジネスの計画や展開、就職などについて語り合いたい人は当然『ビジネスに関心がある人のコミュニティ』に参加したいわけですし、恋愛相手が欲しい人は『同じくらいの年代の恋人を探している人ばかりのコミュニティ』に参加したいわけですから、これは半ば必然的な流れかもしれません。

mixiでは時々、過去の犯罪行為や非常識な行動を日記に書いてしまったことで、日記に膨大な数の批判や罵倒が書き込まれ『炎上』するケースがありますが、これはmixiを『閉鎖的なスペース(親しい友人や身内しかいないスペース)』と思い込む誤解が危機意識を欠落させているわけです。実際には、mixiは外部のウェブのリンクとも連結していますし、自分のマイミクや知り合い以外の多くの人が日記を読む可能性がありますから、『社会常識や法規範に反した書き込みや行動』は激しく叩かれる可能性があるわけです。そこで、『ビジネスはビジネス、恋愛は恋愛、遊びは遊び、アダルトはアダルト、アングラはアングラ』というような「ユーザの棲み分け(セグメンテーション)」を促進するSNSは今後も需要が高まるのではないかと推測されます。

その意味では、日本最大手のSNS・mixiは巨大化し過ぎて『現実の複雑な社会(いろいろな考えや価値観を持つ個人の集積)』や『外部のウェブ(WWW)』に近くなってしまったために、『ユーザの棲み分け(自分と価値観が合わないユーザと出会わない安心感)』をサービスに組み込むのが非常に難しくなっています。そこに新たなユーザのニーズとビジネスチャンスが生まれており、今、ユーザの属性や特徴で『参加可能なユーザ』を絞り込んだ会員制の雰囲気がある『ビジネスSNS』が流行の兆しを見せているそうです。

「一流企業社員」に「安心感」 「ビジネスSNS」ユーザー急増中

そんな中、勢いを伸ばしているのが、利用者のターゲットを特定した、いわゆる「ビジネスSNS」で、コミュニティーの構成員間の「安心感」を売りにしたい考えだ。例えば、スカウトサービス会社「レイス」が07年4月1日に開設したビジネスSNS「wizli(ウィズリ)」は、「25~35歳のハイクラスビジネスパーソン」に利用者層を特化している。同社によると、「登録者の25%が年収800万円以上で企業経営者または管理職」で、月例のオフィシャル交流会などの買い込み策が奏功し、登録者数は6月25日現在で1万を突破した。同SNSは、オープン以来、ユーザーに対して書面や対面で本人確認を行ってきたが、6月25日からは、既存ユーザーからの招待のみで登録できる仕組みに移行した。今後は、ユーザー向けにビジネス誌を割安で提供するなどの特典も設けるという。

『年齢・職業・年収・所属・目的』などの属性と(クレジットカードや免許証など)本人確認の厳格化によって、コミュニティーの構成員の『安心感・実益性・有意義性』を高めようとするのがビジネスSNSや会員制のSNSの経営戦略と言えます。これは言わば、相手が誰だか確認するのが難しい『匿名性のウェブ』に不安を覚える人たちが、現実社会の身分を担保にして『実名性のウェブ』で本格的な交流を試みたいという気持ちの表れなのでしょうね。

実際にmixiでは、一部上場企業の社員や中央官庁の官僚、弁護士や医師の専門職など『社会的な信頼感やイメージ』が重要になる人たちが、実名で参加しにくい雰囲気、何か失言したら一気に炎上するリスクがありますから、『類似した社会的アイデンティティ』を持っていて利害関係が一致する仲間だけでコミュニティを作りたいという欲求はあるのかもしれません。悪く言えば、現実社会と同じような『既得権益(所属業界)によるセグメンテーション(分類)』を持ち込むことで『持ちつ持たれつの安心感』を得たいということでしょうが、良い方向で考えれば、無用の争いや価値観の対立を避けるためのセキュリティ意識の高まりを反映しているのかもしれません。

まぁ、自分と似たようなライフスタイルや社会的属性、価値観、人生の過程を持っている人とは、性格や話題が合いやすいというのは当たり前のことなので、こういったビジネスSNSや恋愛系(結婚系)のSNSの需要は高まっていくかもしれません。それ以外にビジネスSNSの利点といえば、日本では会社の所属や地位を大切にする人が多いので、企業名とあわせた本人確認が厳しいSNSでは罵倒や中傷、名誉毀損などの問題が起きにくいということもあるでしょうね。ただその分、インターネットの魅力の一つである『本音のコミュニケーション』というのはしにくくなるでしょうが、ビジネスの情報交換や雇用(ヘッドハンティング)の促進などにSNSを活用する場合には必ずしもプライベートの乗りの「率直さ(本音)」は必要ないのかもしれません。結婚目的のSNSとかであれば、相手の社会的アイデンティティ(企業・職業・所得)などを正確に知りたいニーズがあるでしょうから、この手のSNSには大手結婚式場とか結婚情報誌の会社が名乗りを上げてくるような雰囲気はあります。

大手ISPのニフティが07年5月31日に始めたビジネスSNS「ビジネススペースβ(ベータ)版」も、本人確認の厳格化で「安心感」を提供したい考えだ。同社のインターネット接続サービスユーザー以外は、必ずクレジットカードの登録をする仕組みだ。さらに、業界・業種別に細かく「ビジネスコミュニティ」を設定、「必ず出会える仕組み」だとアピールしている。また、同社が提供する「公式コミュニティ」では、NHKの情報番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」や日経BP社とタイアップし、ビジネスパーソンに有用な情報を提供していきたい考え。同社の広報・IR室によると、現段階での登録者数は非公表だが、「右肩上がりの順調なスタート」だと話している。

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