--.--.----:--

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2007.07.1917:15

ニッポン放送株のインサイダー取引で、村上ファンドの元代表・村上世彰被告に懲役2年の実刑判決!

ニッポン放送株のインサイダー取引で村上世彰被告に懲役2年の実刑判決

堀江貴文率いるライブドアのITバブルが、証券取引法違反で瓦解してから随分長い時間が経ちましたが、堀江氏と並んでマスメディアで良く話題になっていたのが「物言う株主」と異名を取った村上ファンドの元代表・村上世彰氏でした。東京地検特捜部の強制捜査によって、堀江貴文氏を筆頭とするライブドア経営陣が粉飾決算や偽計取引で逮捕された後に、村上ファンドの元代表・村上世彰氏がニッポン放送株大量取得に関係する「インサイダー取引」で逮捕されました。

村上世彰氏自身は、無罪かもしくは執行猶予を取れると読んでいたらしく、東京地裁から執行猶予なしの実刑判決が下されたときには茫然としていたそうですが、懲役2年、罰金300万円、追徴金11億4,900万円という罪状は個人の経済事件としては異例の重さになりますね。

追徴金の金額である11億4,900万円は、通常の個人のインサイダー取引に対する制裁としては余りに巨額ですが、村上世彰被告にそれだけの支払い能力があり、かつ、そのレベルの追徴金を科さなければ制裁効果がないと地裁は判断したのでしょう。まじめに働いている人が馬鹿を見るような経済取引への見せしめ的な要素もあるのでしょうが、インサイダー取引自体が、証券市場の公正性や信頼性の損壊に関わっているので結構刑罰は重くなる傾向があります。

このインサイダー取引は、同じ六本木ヒルズの中にオフィスを構えているライブドアの堀江貴文元社長から、村上世彰が『ニッポン放送株の大量取得の方針というインサイダー情報(株価上昇が確実に予測できる内部情報)』を事前に聞いて、ニッポン放送株を大量に買い増しし莫大な利益を不正に得たというものです。この株取引がインサイダーであることはほぼ間違いないのでしょうが、六本木ヒルズのような巨額の金融投資が飛び交う場所では、迂闊に株や投資にまつわる雑談をしたり情報のやり取りをしてはいけないということでもありますね。

資金力のある企業の社長の友人・知人がいて、次にどこどこの株を大量に買うというような情報を得た場合に、その株を大量取得すればインサイダーなわけですが、その判定基準というのは一般的にはかなり曖昧で、そういった株取引をしたとしてもそれが金融当局に漏れる可能性というのは殆どないでしょう。ただ今回はライブドア自体が大きな事件の容疑をかけられていたので、それに巻き込まれる形で村上氏の経済事件が摘発されたという形なのかなと思います。

いくら村上氏に使い切れないくらいのお金があっても、懲役2年の実刑に対しては全く無力なので、多分、もう一度東京高裁に控訴してくるでしょう。ただ、初めの捜査段階において、『(ライブドアの大量買付けの情報を)事前に聞いちゃった』と自白して調書を取られているので、これを覆していくのはなかなか難しいのではないかと思います。執行猶予を取れるか取れないかの瀬戸際のラインで、厳しい精神状態での裁判が続くことになるのでしょうか。

関連記事

テーマ : 経済ニュース
ジャンル : ニュース

コメントの投稿

非公開コメント

スポンサード リンク


最近の記事
カウンター

カテゴリー
Amazon Associates

月別アーカイブ
プロフィール

東雲 遊貴

Author:東雲 遊貴
現実とウェブに溢れる膨大な情報の海から、『重要で役に立つニュース』を紹介したり、『面白くて便利な情報』を記録したりしていきます。

e-mail:noble.desire@gmail.com

最近のコメント
最近のトラックバック
ブログ内検索
RSSフィード
リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。