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2007.08.0400:09

GMを抜いて世界一の自動車メーカーへ成長する“トヨタ自動車”!国内市場低迷で厳しい決算状況が続く“日産自動車”!

自動車業界では相変わらずトヨタ自動車の業績が好調で、今年の上半期決算ではトヨタ史上最高の利益と売上を出して、アメリカのGM(ゼネラル・モーターズ)を抜きました。一方、日本の大手自動車メーカー・日産(ニッサン)はカルロス・ゴーン社長の経営戦略にやや陰りが見えています。4~6月期連結決算では、売上高は前年同期比10.7%増の2兆4464億円だったものの、営業利益は3.2%減の1484億円となっていて、売上は上がっても利益が伸びない状況が続いています。

純利益も大幅に落ち込んで、16.2%減の923億円となっていますが、ニッサンは今後発売する新型車の売上増加や北米市場の拡大で巻き返したいとしています。新潟中越沖地震で、エンジン部品の生産がストップしている悪影響もありますが、これはトヨタもニッサンも同じハンデを負っているので、両者の営業戦略や新車開発がどうなっていくのかが問題になってきます。

格差社会の進展や若年層の車離れの影響で、『日本国内の自動車市場』は大きく縮小しつつありますが、トヨタや日産、ホンダなどは北米市場だけでなく新興開発国の市場もターゲットに入れており、将来的には更に多国籍化の度合いを強めて、「日本の自動車会社」というアイデンティティも薄れていく気がします。日産の営業不振の理由の一つが、石油価格の高騰と原材料のコスト増大ですが、それと合わせて、排気量2.5リッター以上の高級車と大型SUVなどが日本であまり売れなくなったことも大きいですね。

昔は正社員の若者が無理にローンを組んででも、300万円台の新車を買っていたわけですが、そういった層が車以外の通信やレジャー、娯楽にお金を使い始めたので、必然的に車消費に回す予算が減っている厳しい状況があります。また、フリーターやパートといった所得の少ない層が増大したことで、新車マーケットよりも中古車マーケットに顧客が流れていることも指摘できるでしょう。実際2~3年落ちの車であれば、新車とほとんど変わりませんので「誰も乗っていない新車がいい」という人でないと新車を割高で購入するメリットが減っていて、「こまめに車を乗り換えたい」という場合にも中古車のほうが資金繰りをつけやすいわけです。

トヨタ自動車は、平成19年の4~6月期連結決算(米国会計基準)の売上高で、前年同期比15.7%増の6兆5226億円を出しており、米ゼネラル・モーターズ(GM)の売上高468億1200万ドル(5兆5706億円)を4~6月期で初めて上回りましたが、年間売上でも抜くことは確実と見られています。世界的な大企業となったトヨタは成長し続けていますが、日本の財政や国民の生活はかなり疲弊しており、今後は『成長を継続できる企業』『それ以外の企業・国家』との格差が拡大する懸念があり、ビジネスが国際化の度合いを強める中で「財の再分配」をどう考えるのかが課題になってきそうです。ただ、トヨタの弱みも高級車市場の伸び悩みにあり、『利益率の大きな高級車』よりも『販売数の多い小型車』で多くの売上を出していますから、円高や石油価格の高騰、開発途上国の成長停滞などのリスクファクターもあります。

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テーマ : トヨタ(TOYOTA)
ジャンル : 車・バイク

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