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2007.08.1110:47

“青色申告の基礎知識”と決算書(貸借対照表・損益計算書)を簡単に作成できる“青色申告の会計ソフト”

簿記の基礎知識を、過去にこのブログでまとめていたのですが、個人事業やフリーランスで青色申告を行う場合は『青色申告の会計ソフト』を使うと基本的に簿記や会計の知識はほとんど無くても、確定申告を的確に行うことが出来ます。青色申告を行いたい場合には、『個人事業開業届書』を提出して2ヶ月以内に『所得税の青色申告承認申請書』を出す必要があります。どの会計ソフトがもっとも使いやすいのかは断言できませんが、比較的評判の良いポピュラーなソフトとして、『みんなの青色申告(ソリマチ株式会社)』『やよいの青色申告(弥生株式会社)』『青色申告らくだプロ』などがあります。

基本的に、よほど複雑な会計処理を必要とする業種以外ではどれを使っても使用感はさほど変わりませんし、売掛金や買掛金などが少なければ作業工程は極めて少なくて済みます。青色申告のレベルで少し難しい会計処理といえば、『棚卸しの在庫処理』『固定資産の減価償却の処理』『専従者の給与控除』くらいであり、仕入れが余りないサービス業とかインターネット限定のビジネスなどの場合には比較的簡単に決算書作成に行き着くことが出来ます。

手書きで青色申告の帳簿をつける場合には、『現金出納帳・預金出納帳・売掛帳・買掛帳・固定資産台帳』などの帳簿をつけて、『仕訳帳・総勘定元帳』などを複式簿記で完成させる必要がありますが、それらは最終的に財務諸表(決算書)を作成するためのものです。財務諸表(決算書)というのは、『貸借対照表・損益計算書』のことであり、青色申告に必要な『青色申告決算書』というのはこの二つの決算書のことを指しているわけです。青色申告で税務署に提出する書類は、『確定申告書B(納税額の計算書)』『青色申告決算書(4枚綴り)』『各種の控除証明書』であり、上記した複数の帳簿や保管すべき領収書はそれらの提出書類の内容が正しいことを証明するものになります。

青色申告のメリットは「65万円」の青色申告特別控除と専従者給与の控除を受けられることですが、その為には貸借対照表と損益計算書の決算書を作成するために複数の帳簿をつけなければなりません。しかし、会計ソフトを使えば実際につける帳簿は『現金出納帳・預金出納帳』の2種類に限られ、その他の帳簿には自動的に転記されて決算書も最終的に自動で出来上がるようになっていますので、1万円程度で買える青色申告の会計ソフトを買ったほうが絶対に得だということになります。

会計ソフトでは、実際にこまめにつける帳簿は『現金出納帳(現金の流れを書き残すもの)』だけであり、1ヶ月に1~2回『預金出納帳(事業用通帳の預金の変化を書き残すもの)』を合わせてつければ問題なく青色申告の会計処理を行うことが出来ます。記帳には『勘定科目』が必要になりますが、あまり深く考えて細かな勘定科目を設定すると記帳内容が分かりづらくなります。その為、一般的な個人事業で使う勘定科目であれば、以下のようなものだけに限定したほうが分かりやすいでしょう。

貸借対照表(B/S)では、借方(左側)に『資産(現金・預金・売掛金など)』、貸方(右側)に『負債(買掛金・借入金・未払金など)』『資本(元入金)』が来て、借方と貸方の合計金額はいつも等しくなります。損益計算書(P/L)では、借方(左側)に『費用(接待交際費・交通費・消耗品費など)』『利益(所得)』、貸方(右側)に『収益(売上高+利息など)』が来て、借方と貸方の合計金額はいつも等しくなります。会計ソフトでは、現金出納帳と預金出納帳を正確に入力していれば、それらの決算書は自動的に出来上がります。

[資産に含まれる勘定科目]……現金、普通預金、売掛金、有価証券(株券・国債・公社債)、受取手形、貸付金、前払金、建物(事業用の建物と設備)、土地、未収金、仮払金、立替金、車両運搬具、機械装置、借家権利金

[負債に含まれる勘定科目]……買掛金、借入金、未払金、前受金、支払手形、仮受金、預り金(従業員の源泉所得税や社会保険料など)

[資本に含まれる勘定科目]……元入金(事業主が事業のために通帳に入金したお金=資産-負債が純資産である元入金になる)、事業主借(元入金の増加分=事業主が自分のお金を事業用通帳に振り込んだ金額)、事業主貸(元入金の減少分=事業主が事業用通帳から自分の給料や生活費を下ろした金額・商売用の商品を自分で使った場合など)

[収益に含まれる勘定科目]……売上高、雑収入(預貯金の利息収入やアフィリエイト収入などだが、雑収入と書かずにアフィリエイト収入のように書いても良い)

[費用に含まれる勘定科目]……仕入高、租税公課(自動車税・固定資産税・印紙税・登録免許税など)、水道光熱費、旅費交通費、通信費、広告宣伝費、接待交際費、消耗品費、雑費、荷造運賃費、専従者給与など。

上記した勘定項目さえ適切に使い分けられればほとんどの帳簿を問題なくつけられると思いますが、現金出納帳は『手元のお金の収支の管理』であり、預金出納帳は『通帳口座のお金の入出金の管理』ということを意識しておけば勘定科目の整理は会計ソフトで自動的にやってくれます。現金出納帳に入力するのは、『日付・勘定科目・摘要(具体的な内容)・収入金額・支出金額』だけであり、会計の知識は必要ないのです。預金出納帳に入力するのも、『日付・勘定科目・摘要(具体的な内容)・預入金額・引出金額』だけです。事業用の通帳口座からお金を引き出した場合には、預金出納帳の勘定項目に『現金』と入力し、引出金額に『100,000円』というように入力すれば、それが自動的に現金出納帳にも転記され、勘定項目に『普通預金(銀行名)』、収入金額に『100,000円』と記入されるのです。

通帳口座のお金を出し入れしたり、公共料金や買い物の引き落としがあったりした場合には、『預金出納帳』だけの記帳をすればOKということになります。反対に、手元にある現金で事務用品や文房具を買い物したときには、『現金出納帳』の勘定科目に『消耗品費』と書き、支出金額に『1,500円』という風に入力すればいいわけです。売掛金や買掛金がある場合には、預金出納帳に直接記入するのではなく、『売掛帳に売上高・普通預金の勘定項目(売上金額・回収金額)』を立てたり、『買掛帳に仕入高・普通預金の勘定項目(仕入金額・支払金額)』を立てたりして処理すれば、自動的に預金出納帳に転記されることになります。現金出納帳の残金がマイナスになってしまった場合には、預金出納帳からお金を下ろして『事業主借』の勘定科目で、現金出納帳にお金を追加することもできます。

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