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“iPod touch”は電話機能のないiPhoneとなるか!iPodが全商品をフルモデルチェンジ!
世界中で高い人気と圧倒的なシェアを誇っているApple(アップル)の"iPodシリーズ"が全面的にモデルチェンジをして、“iPod touch”というフル画面液晶も飛び出しました。iPod touchは“電話無しのiPhone・次世代型のマイクロコンピュータ”などと評価されていますが、WiFi機能が搭載されていて無線LANでいつでもネットに接続することができるようです。iPod touchについて説明する前に、今まで販売されていた『iPod・iPod nano・iPod shuffle』の変更点とメリットについて簡単にまとめておきます。
■iPod classic……今までスタンダードなiPodとされていた商品iPodは、iPod classicへと名称が変更になりました。
『iPod classic』には、80Gバイト/160Gバイト版が用意されており、価格は80Gバイト版が2万9800円、160Gバイト版が4万2800円となっています。基本性能の向上にこだわったスタンダードなiPodシリーズであり、「iPod classic」の最大の魅力は、シリーズ最大のHDD(80Gバイト・160Gバイト)が搭載されていて、「長時間の音楽再生(30時間・40時間)」が可能になっている点です。保存容量が大きくて再生時間が長いというのが、iPod classicにしかないメリットになっています。iPod touchや新型iPod nanoと同様にCoverFlowによるアルバム選択も可能になっていますが、カラーバリエーションがブラックとシルバーの二色に減っており、ホワイトを選べなくなっているので注意してください。鮮やかで楽しいカラーにこだわりたいという人は、iPod nanoかiPod shuffleを購入したほうが良いと思います。サイズは80Gバイト版が103(高さ)×61.8(幅)×10.5(奥行き)ミリ、140グラム。160Gバイト版が103(高さ)×61.8(幅)×13.5(奥行き)ミリ、162グラムとなっています。
■iPod nano……動画再生に対応して、スリムを極めたデザインと豊富なカラーバリエーション。
『iPod nano』には、4Gバイト/8Gバイト版が用意されており、価格は4Gバイト版が1万7800円、8Gバイト版が2万3800円となっています。2インチ(320×240ピクセル)のカラー液晶を搭載して、H.264やM-PEG4の動画再生に対応しており、動画再生時間は最長5時間(音楽再生時間は最長24時間)となっています。鮮やかな動画鑑賞を楽しめるように、画面の輝度が既存モデルに比べて約65%も向上しており、『明るく綺麗な画面』でiPodの操作を楽しむことができます。操作インタフェースは従来通りのクリックホイールですが、iPod classic同様にCoverFlowが実装されていて、アルバムの選択を直観的に行うことができます。カラーバリエーションはシルバー、ブルー、グリーン、ブラック、Product(red)のレッドの5色となっており、ブルーとグリーンの色調が従来のメタリックな色調から柔らかいパステル調へと変更されています。4Gバイト版はシルバーだけの設定なので、カラーを選んで楽しみたい人は8Gバイト版になります。サイズは69.8(高さ)×52.3(幅)×6.5(厚さ)ミリ、49.2グラムとなっています。
■iPod shuffle……お手軽な価格設定と小型化を極めたデザイン、色鮮やかなカラーバリエーションが魅力。
『iPod shuffle』には、機能面やデザイン面の変更はありませんが、カラーバリエーションからオレンジが除かれてレッドが加わるという変更がありました。内蔵メモリ容量は今までとおり1Gバイトなので、それほど大量の音楽をダウンロードすることはできませんが、価格が9800円というのはやはり買いやすくていいですね。サイズは、幅41.2ミリ×高さ27.3ミリ×厚さ10.5ミリとなっています。
■iPod touch……革新的なフル画面液晶のデザインとマルチタッチのUI(ユーザ・インタフェース)で新たなiPodの境地を切り開く。
『iPod touch』の発表が、今回のiPodシリーズのモデルチェンジで最もインパクトのあるものであり、iPod touchはiPhone同様のフル画面液晶とマルチタッチのUIを採用しました。つまり、3.5インチの大きな画面(タッチパネルディスプレイ)の中にあるボタンや項目を指でタッチしたりドラッグしたりすることで、iPodの全ての操作を完了することができるようになったわけです。外観から受ける印象は、正に『電話機能のないiPhone』であり、『音楽を日常的に楽しむ人口の規模』と『iPhoneと競合する力をもった商品の少なさ』を考えると、携帯電話のiPhone以上のイノベーションを巻き起こすAppleのヒット商品になるかもしれません。
802.11b/gのWi-Fiネットワーク接続機能(無線接続機能)を備えており、WebブラウザのSafari(サファリ)やYoutube(動画共有サイトへのアクセス機能)を搭載しているので、音楽プレイヤーとして認識されていたiPodが『小型PCとしてのiPod』の顔を持つようになります。つまり、Wi-Fiネットワークに接続できるスポットさえ見つけられれば、iPod touchは小さなコンピュータ(ブラウザ)としての機能を果たせるんですね。今までパソコンや携帯電話で行っていた作業をiPod touchを使ってできるようになったわけで、モバイル(携帯電話)でブログを更新していたような人もiPod touchを使ってブログ更新をするようになるのかもしれません。その他にも、スケジュール管理できるカレンダーやアドレスブック、電卓、時計などのPDA的機能も搭載しているということで、今まで、スタイリッシュな小型のデジタル音楽プレイヤーに過ぎなかったiPodが、『次世代型のマイクロコンピュータ』として活躍することになりそうです。
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