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2007.10.0109:20

10月1日に株式会社となった日本郵政グループ、郵政民営化で郵政関連事業が四社に分社化!

10月1日に株式会社となった日本郵政グループ、郵政民営化で四社に分社化!

「毎日jp」「MSN産経ニュース」が全面リニューアルしたというニュースを前回の記事でお伝えしましたが、半官半民という民営化の途上であった郵政公社グループが10月1日から完全に民営化しましたね。民営化したからといっていつもの見慣れた郵便局が突然大幅に変化するというわけではなく、地方の田舎まで郵便業務を行う全国一律サービス(ユニバーサル・サービス)は維持されますし、職員の顔ぶれが急に変わるわけでもありません。郵政公社の看板のデザインは変わって、今までの官のイメージを感じさせない「明るいオレンジ」をモチーフにしたデザインを採用していますが、いずれにしても日本最大規模の金融機関(株式会社)・が突然誕生したわけです。

10月1日に民営化された日本郵政公社は約24万人の従業員を抱える日本郵政グループとなり、その郵政業務は「郵便事業会社・ゆうちょ銀行・かんぽ生命保険・郵便局(窓口業務)」の4つに分社化されました。小泉純一郎・元首相が構造改革の本丸に据えた「郵政民営化」ですが、「官から民へ」というスローガンのもとに勧められた郵便局の民営化がとりあえずのゴールを迎えたことになります。郵政民営化が小泉政権下で、解散総選挙の争点となり自民党の大勝につながったことを国民は忘れかけているようにも思いますが、ようやく日本郵政公社が株式会社となって再スタートすることになりました。むろん、完全にフリーハンドの株式会社ではなく、政府・郵便局が一定割合以上の株式を持って買収されないようにする半官半民的な持ち株会社としての性格を濃厚に持っているわけですが。

しかし、護送船団方式で完全に自由市場から守られていた日本郵政グループの資金力は莫大なものであり、民間の大手メガバンクなど相手にならないくらい巨額資金を蓄えています。今までは、郵便貯金の預貯金で大量の国債を買うだけでしたが、今後はある程度の国債を買い支えながら、自由にいろいろな金融商品の販売や投資を行うことができるようになります。この日本郵政グループの300兆円以上とも言われる資金が、現在の金融株式市場や為替市場にどのような影響を与えてくるのかは未知数で、民間の金融機関を圧迫するのではないかという不安も囁かれています。10月1日の発足時点における日本郵政グループの資金力は、ゆうちょ銀預金残高で187兆円、かんぽ生保で総資産残高116兆円であり、両者を合算して運用できる資産は約300兆円となっています。日本全体の個人の金融資産の合計は1300兆円~1500兆円くらいといわれていますから、郵政グループというのは日本の金融資産の5分の1程度を独占しているわけです。

運用資金の規模だけを見ると日本郵政グループというのは、民間のみずほフィナンシャルグループとか三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行などのメガバンクよりも圧倒的に大きな資金力を持っていて、日本郵政グループと真正面から競争してもなかなか勝てないという部分があるわけですね。また、高齢者の大部分は預貯金保険が充実していた官営の「郵便貯金」のイメージが強いので、「郵便局に預けておけば安心」という思い込みがあり、そう簡単に民間の金融機関にお金を移してくれるとは思えません。

そこで、民間銀行は、ゆうちょ銀行が民営化して市場競争するのであれば、資金規模をある程度削減して公正な競争ができるように配慮して欲しいという意見を出していたのですが、初代日本郵政社長の西川善文・日本郵政公社総裁はどちらかというと、ゆうちょ銀行の収益力を高めてさらに大きな資金基盤を構築したい意向を持っているようです。民間の株式会社ですから、営業利益とシェアを拡大したいという意志を経営者が持つことは大切なことですが、郵政改革の目的の一つだった「日本の金融資産の流動性を高める(一極集中的な郵便貯金以外の金融機関や投資市場にも、個人の金融資産が流れるようにする)」という目的はなかなか達成できそうにありません。

少し前に郵便局に行ったときに、「投資信託の金融商品のラインナップ」が充実しているのを見て驚きましたが、今まで取り扱っていなかったハイリスクな金融商品もこれから更に充実していく構えを見せています。うーん、ゆうちょ銀行は個人は1,000万円までしか預けられず、通帳は一冊しかもてないんですけど、高齢者を中心にかなりの人気があるというか信頼を得ているんですよね。

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