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2007.12.0220:03

「非科学的なスピリチュアル番組・占い番組」は民放の放送基準違反か?霊感商法・無知な偏見に誘導されずに娯楽としてスピリチュアルを楽しむ必要性!

「非科学的なスピリチュアル番組・占い番組」は民放の放送基準違反か?

最近のテレビでは、スピリチュアルカウンセラーの江原啓之氏や占い師の細木和子氏など科学的根拠(検証可能性)がなく国民の判断を惑わしやすい『霊能力・占い技術・予知能力・読心術』などを商品にした人たちの露出が増えています。寡占的な放送免許を持っているテレビ局は、テレビ放送を事実上独占している状況なので、テレビ放送の番組内容には『公共性・中立性・事実性(科学性)』などが求められることになります。しかし、江原啓之氏の『オーラの泉』のスピリチュアルカウンセリングや細木和子氏の複数番組における占い技術などについては、『スピリチュアル(霊視能力)・占い能力などが客観的事実であるかのような演出・本人達に一般人とは違う特殊能力があるかのような演出』が為されており、科学的なメディア・リテラシーを持っていない一部の国民の判断力を麻痺させているのではないかという批判があります。

テレビのスピリチュアル番組 「民放連の放送基準違反」

テレビや女性誌では今、霊視や占いのタレントがひっぱりだこのスピリチュアルブームだ。が、特に公共性が問われるテレビで、これらタレントによる過剰な演出が見られ、放送界から民放連の放送基準に抵触するとの声が出ている。さらに、番組ビデオなどが霊感商法などのPRにも使われているというから事態は深刻だ。

オウム真理教の事件以降、テレビ各局では、霊能番組などを自粛していた。それが、こうした番組は視聴率が取れると最近になって次々と復活させたようだ。そして、スピリチュアル番組の悪影響は、社会に広がっている。全国霊感商法対策弁護士連絡会の紀藤正樹弁護士によると、霊感商法の勧誘にも番組ビデオなどが巧みに利用されているというのだ。「口当たりのいい言葉で被害者に近づき、ビデオを見せたりして、まず霊的な関心を持たせます。そして、次第に心を支配し、金品を奪って骨までしゃぶるようになるのです。それも、被害が顕在化するのは、何年もたってからのことが多い」(紀藤弁護士)

マスメディアであるテレビは『公共性のある放送を行う義務』があり公器としての中立的性格が期待されていますから、『客観的事実ではないことを事実であるかのように誤認させる番組』を作ってはならないとされています。スピリチュアル番組や占い番組を制作して放送すること自体は『表現の自由の範疇』ですが、その場合にはスピリチュアルとはどういったものなのか、占いとは何なのかという『視聴者に対する中立的視点からの説明』が為されておく必要があります。つまり、スピリチュアルや占いがバラエティや娯楽(遊び)のために制作されているという前提を視聴者が持っていれば大丈夫なのですが、『本当に死んだ後の人間と話ができる』とか『占いは未来の出来事を正確に予想してくれる』とかいった間違った知識や認識を助長する内容になっていてはいけないということに建前上はなっています。

正しい知識を伝えるためには、番組の前半と後半の何処かに『スピリチュアルや占いは信仰・信念(信じるか信じないか)の領域の問題であって、科学的にその正しさが証明されているものではなく、現実的な問題の解決に直接役立つものではありません。信じることによる気分の安定や生きやすさ、仲間との連帯感が生まれるものは、古代から宗教のカテゴリーに含まれています』といったスーパーを流したほうが良いとは思います。個人的には、スピリチュアルも占いも放送するのは結構だし個人の自己責任でお金を払って利用するのは自由だと思いますが、テレビ局が『これは客観的事実であり、信じない人は魂のレベルが低い』といった迷信的(非科学的)な内容を強く主張してはならないと思います。

どういった伝え方が公共的なのかの判断は難しいですけど、基本的には『科学的な事実ではないこと・信じる人にとってのみ効果があること・信じることに意味があるものは宗教・信仰に分類されるものであること』を伝えれば良いと思います。科学(モノ的な事実性)と宗教(ココロ的な事実性)のどちらが優位であるかは人それぞれですし、モノやお金よりもココロの安定や幸福感のほうが価値があると思う人は、どんなに科学と事実性の話をしても宗教的な活動に高額のお布施(料金支払い)をしてしまうと思います。

宗教的サービスの料金に自分が本当に納得できているのであればそれも一つのビジネスなのでしょうし、恐喝や脅迫など違法な手段を用いずに『こういう教え(世界観)を信じれば、気分が楽になって生きやすくなります。無意味に思えていた自分の人生に、確固とした意味を実感できるようになります。』といった勧誘をするのであれば、それを受けるか受けないかは個々人の問題となります。ただ、その前提として適切な判断力を培うための科学教育の充実は必要でしょうし、『金銭・商品・精神・宗教・人間関係』といったものの何にプライオリティ(優先順位)を置くのかは自己責任で判断していかなければならないのでしょう。国家や学校、テレビ局の公共性・教育目的という観点でいえば、『無知ゆえに被害に遭う国民を減らすこと』にあるのであって、十分な知識と判断力を持った国民が敢えて、非科学的な世界に魅力を感じて踏み込んでいくのを止めるものではありません。

しかし、2006年から続くスピリチュアルブームで、『霊能力による死者との共感的対話』で視聴率が取れると踏んだテレビ局が、過剰な演出を使って『スピリチュアルな世界の実在性(事実性)』を煽ったことで、霊感商法・悪質商法による被害も急増しているといいますから『お金のかかるスピリチュアル』に気をつけてもらいたいと思います。『遊び・話題・コミュニケーションの潤滑油としてのスピリチュアルや占い』には実害はないですし、科学的世界観のほうにシンパシーを感じる僕も、遊びの気楽な話題で知人とそういった話を楽しむこともあります。しかし、『法外なビジネス・人生の重要課題への対応・宗教団体への参加としてのスピリチュアルや占い』には大きな危険性が潜んでいることがありますので、お金の話題や団体活動への参加などが出てきた時には少し距離をおいて冷静に『自分にとって本当に大切なもの』を判断していって欲しいと思います。

すべてを科学的世界観(物理的な事実レベルの判定)でドライに割り切る必要もありませんが、科学を全否定してスピリチュアル(霊能力)や超常現象(超能力)などに依存してしまうのはやはり危険なことではないかなと思います。この種の問題で被害に遭わないポイントとしては、『超能力・霊能力・宗教的カリスマを持つと自称する専門家に近づかないこと・テレビや書籍だけで楽しむこと・大金のかかる話から遠ざかること』が大切になってくるのかもしれません。

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