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2008.02.0219:28

Microsoftが米Yahoo!の巨額買収(446億ドル)を提案!ヤフー株が上昇し、グーグル・MS株がやや下落!

Microsoftが米Yahoo!の買収を提案!ヤフー株が上昇し、グーグル・MS株がやや下落!

Microsoft(マイクロソフト)が、検索連動型広告を中心とするウェブビジネスでシェアを挽回するために、米Yahoo!に446億ドル(約4兆7500億円)という巨額の買収を提案しました。検索エンジン事業の世界市場では、Googleが60%以上の圧倒的シェアを持っており、アメリカの検索エンジン市場では70%以上のシェアを誇っていますから、MicrosoftとしてはYahoo!を傘下に組み入れることでインターネット市場におけるGoogleのシェア(利益)を奪いたいのでしょう。Yahoo!の営業利益もいまいち伸びておらず、GoogleとYahoo!の検索エンジンのシェアの差もかなり開いてきていますから、Yahoo!の株主にとっても悪い買収案ではありませんが、ジェリー・ヤンCEOをはじめとするYahoo!の経営陣にとっては厳しい選択を迫られることになりそうです。

MicrosoftはOSのWindows VistaとOfficeの売上を順調に伸ばしており、現四半期でも莫大な営業利益を上げていますから、余剰資金を何に投資するのかの判断に迷っている状況でもありました。Microsoftがソフトウェア分野やローカルのアプリケーションで現在以上の売上を上げられる可能性はあまり高くありませんから、Microsoftの目線がこれからの成長が期待できるインターネット事業(ネット広告事業)に向かうのは必然的であったと言えます。Googleが現在ほど巨大な企業に成長していなかった時には、Google本体をMSが買収しようとしたこともありましたが、その買収に失敗したMSは、独自にネット事業のMSNやLiveサーチを展開していました。しかし、MSNのトラフィックやLiveSearchの検索回数を思ったように伸ばすことができず、ネット事業における行き詰まり感が濃厚になってきていたこともあり、MSがYahoo!の買収という経営判断に至ったと考えられます。

今回のMSが提示した買収案では、Yahoo!株に62%のプレミアがつけられており、この報道が流れると同時に、米Yahoo!株が50%以上も急騰するという異常な事態になりました。MSは現金と株式を組み合わせてヤフー株1株を31ドルで取得するという案を出していますが、これが実現すればYahoo!の株の相対的価値が上がりますから、早めにYahoo!株を入手しておいて買収が決まった時に高値で売り抜けようという人が増えたためと思われます。しかし、米Yahoo!は『取締役会は提案について慎重かつ迅速に検討する』という回答を返しており、実際に買収が成立するかはまだ定かではありません。しかし、米Yahoo!の経営がやや行き詰っていて成長が鈍化していることから、株主の側から買収を支持する声が強まってくるとの見方もあり、米Yahoo!がMSとの合併以上の経営改革案を出さないとこの買収を否定することは難しいかもしれません。

2月1日、米Yahoo株の急騰(前日比48%高の28.38ドル)とは対照的に、買収側のMS株(前日比6.6%・終値が30.45ドル)の下落とYahoo!のライバルであるGoogle株(8.6%安の515.90ドル)は株価を下げました。もし、MSがYahoo!を買収することに成功したとしても、現在Yahoo!の技術開発やサーバ管理、広告営業などに携わっている優秀な人材を引きとめられるかどうかが大きな課題となってきそうです。ライバルであるGoogleやその他の新興IT企業に、米Yahoo!の優れた人材を流出させないための経済的インセンティブ(ストックオプションなど)や労働環境の提供(仕事における自由裁量の範囲の拡大など)が必要になるでしょうね。

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