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2008.02.0805:48

4月頃から自販機でのたばこ購入にtaspo(タスポ)が必要に!WHOが日本にたばこの値上げ求める!

4月頃から自販機でのたばこ購入にtaspoが必要に!WHOが日本にたばこの値上げ求める!

昨年から話題になっていたタバコを買うために必要なICカードのtaspo(タスポ)ですが、いよいよ3~7月頃にかけて全国各地の自動販売機に本格導入される見込みとなっています。ICカードによる本人確認のシステムであるtaspo(タスポ)は「未成年の喫煙防止」を目的として導入されたものですが、大人の喫煙者にも「個人情報を顔写真込みで登録することに抵抗がある」というような批判的意見があったり、「未成年者が買い難い環境つくりができるのであれば賛成」というような肯定的意見もあるようです。僕も5年くらい前までは喫煙をしていたのですが、ふと禁煙を思い立ってからそのままやめることに成功し、今は自発的にタバコを吸うことはありません。

自分が吸っている立場だったらtaspoのようなIDカードを作るのは非常に面倒に感じるので、カードを作らずにコンビニなどの店舗でまとめ買いをしていたと思いますが、実際、このtaspoの普及率がどれくらいまで高くなるのかに興味があります。周囲の喫煙者の中には、積極的にtaspoを作ろうという人はあまりいないのですが、自販機で買う頻度が多いから仕方なく作るという人もいるみたいです……顔写真の貼付に抵抗があるという意見の人もいるのですが、国際的な禁煙運動の流れもあり、運転免許証なみのセキュリティ(確認)が必要とされる時代になりつつあるのでしょうね。

taspoでずっと自販機を利用していたら、その人の購入個数とかの統計データが蓄積されていそうな感じもするのですが、もしかすると、将来的には一日二箱以上のペースで買っている人などに自販機が「少し吸い過ぎのペースなので、定期的に健康診断を受けたほうが良いです」などのメッセージを返してくれるようになるのかな。それはそれで、「余計なお世話だ、分かって吸っているんだから」と思って憤慨する人も出てきそうですが、世界的な禁煙の流れの要因にはWHO(世界保健機関)が主張するような「個人の健康保護」とは別に「公的な医療保険の抑制」という目的もありますから、そういった健康留意のメッセージが自販機から流れてくる可能性は多いにあります。とはいえ、個人のタバコの購入数を勝手に統計データとして収集することは、個人情報の侵害に当たるという別種の問題があると思いますが。

タバコからの税収と健康保険での公的負担のどちらが大きいのかの数量的データというのは余り見たことがありませんが(タバコとの因果関係を確実に立証できない呼吸器系・循環器系以外の疾患も多くありますので、正確な数字は出せないでしょうが)、おそらく欧米でここまで急速に喫煙関連の規制が進んでいるからには「個人の健康・迷惑・不快感(人道的・権利的な配慮)」といった問題以外に「財政的な理由(国の歳出を減らしたい意図)」があるでしょう。WHOは日本に対して「たばこ税が安すぎるからもっと上げよ」という政治的圧力をかけてきていますが、恐らくWHOの最終的な到達点は「喫煙行動の廃絶」なのだと思われます。イギリスや北欧をはじめとするヨーロッパ先進諸国では、一箱1000円以上する国が多いので、日本の300円前後の価格設定は安すぎるというわけですね。

僕は、個人的にリスクを引き受けて副流煙(煙・臭い・有害物質)を他人に吸わせないのであれば、それほど規制を強めたり価格を引き上げたりする必要はないと思いますが、WHOの報告書などを見ると「本人のリスク承認があっても喫煙の被害は見過ごせない」という健康至上主義と人道主義の色彩が非常に濃いものだと言えます。喫煙者の主張がなかなか国際的な議論の場で通り難い理由としては、いくら本人が自己責任で吸うといっても、本当に身体を壊して重篤な病気になったら健康保険を使わせないということが、人道上不可能であることというのが一番大きいように思います。そもそも、生活習慣病の発症は複数の危険因子(遺伝・環境・食事・物質)に基づくものであり、リスク評価という形以上の因果関係を特定することは不可能でしょう。

とはいえ、仕事の合間の一服を楽しみにして肉体労働を頑張っているおじさんや趣味が少ない中で唯一の楽しみとしてたばこを楽しんでいる人などもいるので、一律的に、すべての喫煙を害悪視して排除するような動きはどうなのかなと思う部分もあります。たばこは「他人への迷惑」の要素があるので公共の場での喫煙には制限があって然るべきですが、ギャンブルにも「家族を路頭に迷わせるリスク」があり高カロリーのファストフードにも「循環器疾患のリスク」があるわけですから、それぞれが自分のリスク許容度の中で「自分にとって必要と思える行動」を選択できる社会、個人の選択に社会・政治が必要以上に干渉しない社会であって欲しいと思います。大半の嫌煙家は「自分(たばこが嫌いな人)の近くで吸わないのであればそれでいい」という主張であり、喫煙者に強引にたばこをやめさせようとするほどの強硬派は少ないのだとは思いますが、法規制と喫煙のバランスというのは難しい問題ですね。

喫煙者の側からすると、90歳以上になるまで60年以上たばこを吸っても何の問題もない老人がたくさんいるじゃないかという経験主義的な反論を言いたくなるものですが、統計学的根拠は長期喫煙者の健康リスクを明確に示しているので確率的に元気な人がいても有効な反証にはならないという問題がありますね。たばこだけではなくて遺伝的因子(がん発現因子)を持っているか否かが重要であるという意見もありますが、「たばこを吸わない方が健康には良い」という結論自体はなかなか覆すことが難しそうです。ストレス解消や気分転換できるという意見も過去の実体験からは納得いくものですが、医学的見地からは「ニコチンへの精神・身体依存」の現れに過ぎないという反論が有りえますし……。まぁ、人間の数少ない化学的嗜好品の一種ですから、たばこが完全に無くなってしまったら無くなってしまったで、また新たな嗜好品が開発されるのかもしれませんが、他者に流れていく「煙・臭いの要素」を無くさないとこの種の嗜好品が容認されにくい世論状況になってきています。ほんの10年くらい前までは、どこにいっても喫煙者比率が高かったのですが、最近は若年世代を含めて吸わない人のほうが多数派になってきていますから。

最後に、taspoは事前に現金をチャージしておけば、電子マネー「Pidel(ピデル)」として利用できるICカードであり、現金を持ち歩かなくても気軽に自販機を利用できるというメリットもあります。自分が実際に買う機会はなさそうですが、タバコ自販機で電子マネーが使える時代がきたのかという感傷を感じる部分もありますね。

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