--.--.----:--

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2008.02.2016:19

東芝のHD-DVDがSONYのBlu-rayに敗れて市場から撤退!厳しさを増すデジタル映像の市場競争!

東芝のHD-DVDがSONYのBlu-rayに敗れて市場から撤退!

過去の記事でも次世代DVDの規格争いの話題について触れましたが、ワーナーやディズニーを取り込んで優勢に立っていたSONYと松下電器(Panasonic)の「Blu-ray(ブルーレイ)」が東芝の「HD-DVD」に勝利して、次世代DVDの規格はBlu-rayに一本化されることになりました。一般的には、東芝のHD-DVDのほうがDVD一枚あたりの「価格優位性」があり、SONYのBlu-rayのほうが「データの保存容量」が大きいなどと言われていましたが、結局、市場競争の決め手となったのは「映画会社などコンテンツ業者の支持」でした。

つまり、HD-DVDが撤退した最大の理由は「HD-DVDで鑑賞できるコンテンツがほとんどなくなったから」であり、性能面や価格面で必ずしもBlu-rayに劣っていたわけではないのですが、「コンテンツ獲得競争」においてSONYが圧倒的な勝利を収めたことが東芝の撤退の経営判断を早めたと言えます。ビデオのVHSとベータの規格争いの決着がつくまでに13年間の歳月がかかったことを考えると、今回の次世代DVD規格のグローバルスタンダードを巡る争いはわずか2年で決着がつきましたから、「消費者の損失・DVDレコーダーの買い控え」の悪影響は小さくて済みました。しかし、パソコンやDVDレコーダーのHDD(ハードディスクドライブ)によって「わざわざDVDに録画しないというユーザ・有料の映画DVDなどを購入しないというユーザ」もかなりいますから、SONY陣営のBlu-rayがVHSと同じくらい広範囲の家庭・個人に普及するかは予断を許さないと思います。

鮮明で美しい画質というものにどこまで強くこだわるユーザがいるのかというのははっきり分からない部分があり、液晶テレビのほうがプラズマテレビより売れていて、ワンセグが普及していることを考えても、ユーザがテレビやDVDを選択する基準が「画像の美しさ」のみにあるわけではないことが分かります。後は、テレビやDVDレコーダー内部のHDDに映像を保存したほうが便利という事情もあり、まだ割高なBlu-rayのレコーダーを値下げしていかないと大量に販売することは難しいでしょう。パソコンのDVDドライブにもBlu-rayディスク対応のものが出てきていますが、一般のDVDマルチドライブよりも1万円以上割高なので、パソコンで頻繁に映画や音楽のDVDを見るというユーザ以外の需要が殆どありません。

ブロードバンドのインターネットを利用した映像配信サービス(ストリーミングサービス)も充実してきており、YouTubeやニコニコ動画といった動画共有サイトも高い人気を誇っていることから、オフラインでの次世代DVDがどこまで需要を高めていけるか、販売数を伸ばしていけるかに注目したいと思います。これからのデジタル映像市場では、『レコーダーやPCのHDD(ハードディスク)・Blu-rayのDVD・携帯電話のワンセグ・インターネットの動画配信(動画共有)』が激しくユーザのアテンションと時間を奪い合う構図になっていくでしょうね。消費者やユーザにとっては「映像を楽しむ為の選択肢」が増えるので良いことなのですが、デジタル映像のコンテンツや技術・レコーダー・DVDなどに関わる事業者にとっては非常に競争が厳しい時代に入っていくと思います。

関連記事

テーマ : 気になるニュース
ジャンル : ニュース

コメントの投稿

非公開コメント

スポンサード リンク


最近の記事
カウンター

カテゴリー
Amazon Associates

月別アーカイブ
プロフィール

東雲 遊貴

Author:東雲 遊貴
現実とウェブに溢れる膨大な情報の海から、『重要で役に立つニュース』を紹介したり、『面白くて便利な情報』を記録したりしていきます。

e-mail:noble.desire@gmail.com

最近のコメント
最近のトラックバック
ブログ内検索
RSSフィード
リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。