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2008.04.1001:51

サブプライムローン問題の損失は、バブル崩壊後の日本の金融危機に匹敵か?!2007年度の倒産件数は18%増加で、1万1333件に!

サブプライムローン問題の損失は、バブル崩壊後の日本の金融危機に匹敵か?!

アメリカの『信用力の低い個人向けの住宅ローン』であるサブプライムローンがもたらした世界的な金融不安はいまだ収まっていませんが、 国際通貨基金(IMF)が出した国際金融安定性報告書(GFSR)の試算によると、サブプライムローン問題による世界の金融機関の損失は最大で9450億ドル(約96兆円)にのぼるとされています。96兆円という損失額は、日本の国家予算の一般会計よりも大きな金額であり、サブプライムローンの不良債権化がいかに『世界の富の消失』につながったのかをリアルに感じることが出来ます。返済できる可能性の低い住宅ローンを低所得者層に次々と販売して、「不動産評価額(住宅・土地の価格)の上昇」によってその焦げ付きをカバーできると予測したアメリカの住宅産業・金融業界の危険な賭けが見事に外れた形ですが、このサブプライムローン問題は「マネー経済のバーチャルな肥大」をまざまざと見せ付けた出来事でもあったと思います。

サブプライムローンの悪化によって生まれた『住宅ローン市場の損失』と『住宅ローン債権を組み込んだ関連証券』だけであれば損失は5650億ドルの推定にとどまっていたとされますが、この住宅ローンの債券を細かく証券化して世界にばら撒いたことで更に損失が拡大して、最終的に潜在的な累計損失は9450億ドルまで増加すると見られています。アメリカ経済がリセッション(景気後退)に入ったという見方も強まっており、アメリカ経済の建て直しの目途は未だ立っていません。新聞記事ではこのアメリカの巨額の損失が、バブル崩壊後に日本が負った金融危機にも匹敵すると書いているものもありますが、バブル崩壊後の日本の株価・地価の下落と比べると長期的損失はそれほど大きくならないのではないかと個人的には思います。ただ、日本のように『失われた10年』にまではならなくても、アメリカ経済の停滞・成長鈍化は数年単位で続くという予測もあり、世界の株式市場や金融投資部門が受ける影響は予想以上に大きなものになりそうです。

2007年度の倒産件数は18%増加で、1万1333件に!

2007年度の日本経済は、東証一部上場の大企業では史上最高の利益を出した会社もありまずまずの業績だったと思いますが、中小零細企業や個人消費者向けのビジネスには、非常に厳しい不景気の風が吹き荒れているようです。帝国データバンクが発表した「全国企業倒産集計」によると、07年度の倒産件数(負債額1000万円以上)は、06年度比18.4%増の1万1333件となったそうですが、この倒産件数は比較可能な01年度以降では最多ということです。企業の負債総額も同5.2%増の5兆5322億8600万円となっており、大手企業の新卒売り手市場が加速化する中で「内需の低迷」を受けて企業間の生き残り競争が激化している状況があります。

この不況の一番の要因はやはり『個人消費の減少・国内市場の低迷』であり、小規模な小売販売業・建設業・個人事業者の倒産が顕著に増えているということです。企業間ビジネスである「B to B」よりも、個人の顧客(消費者)に直接商品やサービスを販売する「B to C」のビジネスが停滞しているようで、年金不安・景気悪化などで将来の生活に備えるためにモノを買わずに貯蓄する国民が増えたことも影響しているのかもしれません。特に、富裕層マーケットはともかくとして一般的な大衆層マーケットでは「買っても買わなくても良い商品」の販売が滞っている感じがあり、大手の企業が販売する完成度の高い商品・サービス以外はなかなか売れ難い状態になっているのかもしれませんね。

インターネットを通して大抵の情報や娯楽的コミュニケーションは手に入ることもあり、今後も国内市場向けの小売・販売の業界は厳しい経営が続きそうです。最近は、公的資金を公共事業(道路建設・港湾空港整備・建物の建設)に投じることに対して国民の反発も強まってきているので、道路特定財源が凍結されるようなことにでもなれば、更に建設業の中小企業の経営状況は悪化することになるかもしれません。国内需要は行政・政策が作り出す部分も多くあるので、税金をどのように再分配していくのかというのも難しい問題だとは思いますが、国民が安心して消費活動を楽しく行えるような市場環境・政治状況(社会保障分野の再建)の改善が急がれるところだと思います。

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