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2008.06.1907:53

日本の最低賃金を5年かけて時給755円に引き上げると、政府方針!セブン&アイ・ホールディングスが食品の国産志向を受けて「農業」に参入!

日本の最低賃金を5年かけて時給755円に引き上げると、政府方針!

正規雇用者と非正規雇用者の「所得水準・社会保障の格差」の問題が議論されるようになって長いですが、日本の雇用環境における重要な問題点の一つとして「最低賃金水準の低さ」があり、この最低賃金の低さによってワーキングプアから抜け出せないといった人たちが多くいます。ここ数年で、深刻化する「格差社会の弊害」といったものがさまざまな場面・分野で出てきており、「消費マインドの冷え込み」や「若年層の未婚化・晩婚化・少子化(出産回避)」にも経済格差(可処分所得や貯蓄の少ない非正規雇用・無職の増大)が大きな影響を与えているといいます。

最近はガソリン・食料品の値上げなど「生活必需品の物価上昇の影響」が消費減少に拍車をかけていますが、政府は18日に、国が法律に基づいて決めている最低賃金(全国平均)の時給について、現在の「687円」から5年かけて68円増の「755円」へ引き上げることを目標とする方針を固めたそうです。住んでいる地域によっても最低限の生活コストは変わってきますが、正規雇用のパイが増やせなかったり不当に安い給与で働かせる悪質な企業の問題があったりするので、「最低賃金の底上げ」によってある程度は最低限度の文化的生活が可能な所得ラインを守っていく必要があると思います。

しかし、この最低賃金の引き上げが実現したとしても、月給ベースで約12万円が約1万2000円程度増えるだけなので、フリーター・派遣労働者の安定した自立的生活は困難であり、抜本的対策としては「正規雇用のパイの増加・職業能力の訓練や特殊なスキルの向上」などが必要になってくるでしょうね。政府の狙いとしては、食料品・ガソリンなどの物価高に配慮する姿勢を示したいということなのでしょうが、1日8時間働いているようなアルバイトやパートには月額での最低給与の保障なども求められるかもしれません。しかし、市場原理を完全に無視して最低賃金を引き上げれば、「企業の倒産による雇用減少」の副作用もあるので、経済にどこまで政治が踏み込めるかというさじ加減は相当に難しいものがあると思います。

セブン&アイ・ホールディングスが食品の国産志向を受けて「農業」に参入!

最近は、「食の安全と品質・食品業界の倫理」を問うような事件が多く起こったこともあり、「国産の安全な食品・材料」の付加価値が高まっているといいます。こういった消費者の食品の志向をとらえたセブン&アイ・ホールディングズが、3年以内に全国10カ所に農業生産法人を新設して、生産した野菜を傘下のイトーヨーカ堂全170店で販売するといった経営方針を発表しました。株式会社が本格的に「農業」に参入するというのは珍しいケースですが、「食の安全性へのニーズ」はますます高まっていますから、イトーヨーカ堂やセブンイレブンなどで自社栽培した野菜を用いれば、大きな付加価値と消費者の評価を生み出せる可能性はあると思います。

国内で農作物を自社生産することには、「今後の海外調達コストの増大」に対するリスクヘッジという意味合いもありますが、世界規模で進行すると見られる「食品・エネルギーの需要増」というのは確かに輸入に頼る日本の未来にとって大きな懸念要素ではあります。世界全体での人口爆発傾向も50年以内には抑制するという見方もあるようですが、いつになったら人口増加と食品受容の増加に歯止めがかかるのかの具体的な兆しというのは全く見えてきません。

一般企業の農業参入では最大規模となり、小売業でここまで本格的に農業に取り組むのはセブン&アイホールディングズが初めてということで、これを契機にして「農業の企業経営化」という規制緩和が進むという見方も出ています。生産から販売まで一貫して手掛けることで食の安全志向に応えるというセブン&アイの経営方針の転換が、どのような形で業績や営業利益に影響してくるのかに注目したいと思います。エコロジーにも十分な配慮をしたいということで、店舗から出る食品ごみなどを肥料として活用するそうですが、巨大なグループ内部で「食品資源の循環網」を構築できれば「理想的な大規模農業のモデル」にもなってくるのではないかと思います。

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