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2008.07.1910:52

メリルリンチとシティグループ、サブプライムローン関連の損失計上により赤字拡大!

メリルリンチとシティグループ、サブプライムローンの損失計上による赤字拡大!

信用力の低い低所得者向け高金利住宅ローンであるサブプライムローンの破綻が、アメリカの金融業界に与えたダメージは予想以上に大きかったようです。アメリカの金融関連企業(銀行・証券会社)によって、世界中にばら撒かれたサブプライム関連の証券(金融商品)が大幅に下落しており、アメリカの金融大手が次々に巨額の赤字決算を発表しています。米証券大手のメリルリンチは17日に、08年4~6月期決算が46億5400万ドル(約4930億円)の大幅赤字になったと発表していますが、メリルリンチの赤字計上は4四半期連続となっており、過去1年間の赤字は累計で約187億ドルという信じられないような数字になっています。

2年くらい前までメリルリンチの経営状況が非常に好調だったことを考えると、金融証券市場の不安定さというのはほんとに怖いなと思うのですが、低所得者向け高金利住宅ローン(サブプライムローン)の焦げ付きによる証券化商品の資産評価損などが97億5000万ドル(約1兆335億円)に膨らんだことが赤字決算の最大の理由のようです。こういったサブプライム関連のニュースやアメリカ経済下落のニュースを見ていると、アメリカの実体経済と金融経済がどれだけ住宅市場に大きく依存していたのかということを強く思い知らされます。

アメリカ国民は日本国民とは比較にならないほどマイホーム主義者が多く、「家族の住む持ち家(マイホーム)」を購入することが大半の労働者(中流階層と低所得者層)の夢だと言われます。しかし、本人の返済能力を超えた住宅ローンを軽々しく組ませて、証券化するというビジネスの手法というのは軽率というか悪質だなと思いますね。4~6月期の四半期の損失には、住宅ローン担保証券(RMBS)などサブプライム絡みの証券化商品の価格下落による評価損に加え、投資ファンドなどへの融資の焦げ付きや住宅ローンの焦げ付き、保有銀行株の値下がり分なども含まれているといいますが、売上高を考慮しない単純な損失の累計は1~6月期で、計419億5000万ドル(約4兆4470億円)にものぼるということです。

メリルリンチは巨額赤字を穴埋めするために、米金融情報大手ブルームバーグの株式(発行済みの20%)を44億2500万ドルで売却し、金融関連の事務管理業務を行う子会社を35億ドルで売却する方針を示しており、メリルリンチの資産規模は大きく縮小する見込みとなっています。1~6月には、メリルリンチの従業員の4200人の人員削減を実施していますが、退職金として4億4500万ドルを特別損失として計上しています。

米金融大手シティグループも厳しい経営状態が続いており、18日に08年4~6月期決算が発表され24億9500万ドル(約2700億円)の赤字決算となっています。前年同期は62億3000万ドルの最終黒字でしたから、サブプライムローン関連の評価損により営業損益が急速に悪化していることが伺われます。赤字決算は3四半期連続ですが、赤字幅は1~3月期の51億ドルからほぼ半減しており、もう少しでサブプライムローン関連の損失計上も底を打ちそうですが。シティグループの過去1年間の累計損失額は、582億ドル(約6兆2000億円)となっていて欧米金融機関では最大規模の損失だということですが、アメリカ最大の金融グループのシティはこの金融危機を乗り越えられるのでしょうか。

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テーマ : サブプライムローン問題
ジャンル : 政治・経済

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