Googleの把握しているウェブの規模が“1兆ページ”を突破!マイクロソフトが「コンピュータ」→「コンピューター」に表記ルールを変更!
Googleの把握しているウェブの規模が“1兆ページ”を突破!
毎日膨大な数のウェブページが作成されて、そのウェブページをGoogleやYahoo!、Microsoftの検索エンジンロボットが収集してインデックスしています。検索エンジンの精度や有用性、利便性は『インデックスされているウェブページの量』と『検索キーワードに対応して表示される検索結果の質』によって規定されますので、最新の情報を反映させるという意味でも『インデックスのスピードと総数』が重要になってきます。今までGoogleやYahoo!の検索エンジンには数百億のウェブページがインデックスされているといわれてきましたが、Googleに限って言えば実際にはその規模を大きく上回るインデックスを作成していたようです。
米GoogleのWeb Search Infrastructureチームに所属するJesse Alpert氏とNissan Hajaj氏によると、同社のシステムが把握しているWebの規模は独立したURL数で、1兆(1,000,000,000,000)の大台を突破しているということです。インターネットには重複したコンテンツやプログラムで機械的に生成された無意味な言葉の羅列のウェブページも多いですが、そういった情報価値の乏しいページをできるだけ排除した独立したURLの数で1兆を突破したそうです。実際にGoogleがインデックスしている数は1兆よりもかなり少ないということですが、『ウェブ全体の規模』が大まかに分かるというのはなかなかスリリングですね。
今現在も一日に数十億ページのスピードでウェブは拡大しているそうなので、ウェブ世界が天文学的な数字のページ数にまで広がっていくのは時間の問題ですが、21世紀の後半にはいったいどれくらい広大なウェブ世界が出来上がっているのかを考えると『ウェブ世界の増殖のスピード』には圧倒されますね。
マイクロソフトが「コンピュータ」→「コンピューター」に表記ルールを変更!
少し前までは、『コンピュータ・ブラウザ・プリンタ・アダプタ』のように末尾に長音符号(ー)をつけない表記が一般的でしたが、最近は『コンピューター・ブラウザー・プリンター・アダプター』のように長音符号をつけたほうが実際の発音と一致して分かりやすいということで、表記が長音符号つきに変わってきているようです。この流れを受けて、ソフトウェア・OSの最大手であるマイクロソフトも、同社製品・サービスの一般的表記を実際の発音に近い『長音符号つきの表記』に統一することを決めたそうです。変更するのは314語にものぼるそうで、製品バージョンアップの際にマイクロソフトは表記を新しいものに変更していく計画を立てています。まず手始めとして、8月にリリース予定となっているブラウザーの『Internet Explorer 8 Beta2』に新表記を実装します。
『コンピュータ・ブラウザ・プリンタ・アダプタ』といった長音符号のない表記のほうに馴染みがあるユーザも多いと思いますが、この表記はJIS規格の表記ガイドライン(JIS Z 8301)に準拠したもので、テキスト容量を削減したり文字面積を減らして画面を広く使うというメリットがあったそうです。しかし、パソコンのメモリの性能が向上し、ディスプレイの表示面積が拡張したことで『長音符号のない短い表記』をする必要がなくなり、『実際の発音(呼び方)』と表記が異なるなどの指摘も増えたことから、実際の呼び方と一致する新表記に改めることになったということです。新聞やテレビ、一部のIT機器メーカーでは既に長音符号のある一般的な表記に改められていて、富士ゼロックスやリコーなどのメーカーでは『プリンタ』ではなく『プリンター』と表記しているということです。どちらでも分かりにくいということはないですが、ブラウザの音声読み上げソフトなどでは『長音符号のない読み方に違和感がある』という不満も出ていたようですね。
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