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2008.09.2403:07

三菱UFJが、モルガン・スタンレーに9000億円規模で出資、筆頭株主に!野村HDのリーマン買収と並んで日本の金融が米国金融の再編を促す!

三菱UFJが、モルガン・スタンレーに9000億円規模で出資、筆頭株主に!野村HDのリーマン買収と並んで日本の金融が米国金融の再編を促す!

サブプライムローン問題の悪影響やリーマン・ショックの余波を受けて、経営状態が悪化している米国2位の証券会社モルガン・スタンレーに、日本の三菱UFJフィナンシャル・グループが9000億円規模の巨額出資をすることを決めました。三菱東京UFJ銀行を傘下に持つ三菱UFJフィナンシャル・グループが、モルガン・スタンレーの第三者割当増資に応じたことで、最大20%出資し筆頭株主の地位に立つことになります。去年まで世界最大の金融大国として君臨したアメリカが、日本の金融機関のM&Aに呑み込まれていくという『逆転の図式』が生まれ、今まで余りぱっとしなかった日本の金融業界が救済策を講じる形で『米国の金融再編』が進められていきそうです。

このモルガン・スタンレーに対する三菱UFJの救済的買収は、海外金融機関を対象にしたM&A(合併・買収)では過去最大となる見通しで、世界経済に対する日本の金融機関の存在感と責務がいっそう強まってきそうです。証券大手の野村ホールディングスも、経営破綻したリーマン・ブラザーズのアジア部門の買収で基本合意していますが、更にリーマンの欧州・中東部門も買収するというニュースがでてきていますね。モルガン・スタンレーは三菱UFJの巨額増資によってとりあえず経営上の危機を回避することができましたが、世界最高と呼ばれる金融技術・金融工学を駆使した米国金融の中枢がここまであっけなく瓦解するというのは去年までは想像できませんでした。結局、サブプライムローンの責任所在とリスク管理がめちゃくちゃにいい加減であり、『不動産バブル・住宅ローン神話』にとりつかれていたアメリカ金融は日本のバブル崩壊と同じ轍を踏むことになりました。

アメリカ証券会社の最大手ゴールドマン・サックスの経営状況もやや悪化していますが、ゴールドマン・サックスは三井住友フィナンシャルグループと歴史的に親密な関係にあることから、もしかすると三井住友フィナンシャルグループが救済的なM&Aに動くのではないかという臆測も呼んでいます。しかし、バブル崩壊によっていったんは経営破たんの危機に晒された日本の銀行が、今度はふたたびアメリカ金融業界を呑み込んで再編する立場に回ったというのは非常に面白い歴史の推移であると思います。以前として金融危機と信用市場の収縮は続くと思いますが、日本の金融業界にとっては『死地に活路を見出す』といった予期せぬ幸運が転がり込んできたのかもしれません。

野村ホールディングズは、リーマン・ブラザーズのアジア・太平洋部門の買収に続いて欧州・中東部門の買収を決めましたが、米国4位だった証券会社の各種資産や顧客リストを破格の安さで手中にできるというのは野村HDにとっては願っても無かったチャンスになりますね。野村HDが買収する対象は、英国、ロシア、アラブ首長国連邦(UAE)、クウェートなどリーマンの欧州・中東事業のうち、株式売買、M&A(合併・買収)のアドバイザリーを担う投資銀行業務など主要な事業部門ということですが、大幅な人員削減などは行わず約2500人の従業員も大半を引き継ぐことを決めているそうです。野村HDはいままで地盤・ネットワークが弱かったヨーロッパ・中東地域に、リーマンの大きな遺産を手に入れて有力な営業拠点を築くことになっていきますね。

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テーマ : リーマン破綻
ジャンル : 政治・経済

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