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2008.10.2314:52

アメリカの金融危機と世界経済の景気悪化で、GM(ゼネラル・モーターズ)の工場が閉鎖!

アメリカの金融危機と世界経済の景気悪化で、GM(ゼネラル・モーターズ)の工場が閉鎖!

アメリカ最大手の自動車会社であるGM(ゼネラル・モーターズ)が、サブプライムローン問題に発したアメリカの金融危機の影響で、資金繰りが悪化して創業90年の工場を閉鎖することを決めました。アメリカ北東部のウィスコンシン州ジェーンズビルにある1919年創業のGM最古の工場が閉鎖されることになり、近代的なアメリカ産業を象徴してきた自動車産業が大きく縮小することになる。閉鎖を二年前倒しすることになった「GMの工場閉鎖」により全従業員1,300人が解雇されることになるが、これによってアメリカの失業者問題は更なる悪化の様相を見せており国内消費が低下する恐れも強まっている。

第一次世界大戦後の好況期に建設されたウィスコンシン州にあるGMの自動車工場は、100年近くの長きにわたってアメリカの自動車産業を力強く牽引し、アメリカ国民の雇用増大に貢献してきたが、「サブプライムローン破綻後の世界的な金融危機(資金繰りの悪化)」を乗り越えることはできなかった。「原油高騰による自動車離れ(販売台数の売上不振)・日本の自動車メーカーの好調」など、GMにとっての悪条件が重なったことも工場閉鎖の時期を早めることになった。アメリカ経済の中核を占めてきた自動車産業には、GM・フォード・クライスラーの「ビッグ3」があるが、自動車会社三社すべてが業績を悪化させており資金繰りも困難な状況に追い込まれている。

自動車産業には米国の労働者の10人に1人が関係しているといわれ、小さな部品供給工場まで含めると膨大な数の労働者が自動車産業によって生計を支えられている。もし仮にアメリカのビッグ3が相次いで倒れるようなことがあれば、アメリカ経済と労働者の生活に与える不利益は計り知れないものがある。米政府は9月末に、自動車会社に対して総額250億ドル(約2.5兆円)の低利融資を決めているが、アメリカ国内市場で「自動車の需要減少の流れ」が大きくなっており、いくらアメリカ産の自動車を製造しても消費者が買ってくれないという問題は深刻である。2007年度から2008年度にかけて15%以上もアメリカ国内の自動車販売台数は落ち込んでおり、このまま自動車市場の縮小が続けば、いずれはビッグ3が倒れるのではないかという懸念ももたれている。

今のところ、連続的なリストラと経費削減によってビッグ3は何とか経営状態を支えているが、GMは570億ドル(約5.7兆円)の債務超過を既に抱えており、今回の金融危機によって投資家はハイリスクな自動車会社への投資に消極的になってきている。日本人はグローバリズムの自由市場経済を「アメリカ産業の利益」のために作られたシステムだと批判することが多いが、グローバリズムによる国際競争は「アメリカの製造業の代表である自動車産業」を破滅の淵へと追い込もうとしている。GMとフォードのM&Aの話も持ち上がっているが、自動車市場の縮小の流れがとまらない限りはアメリカ自動車産業の未来は暗いといわざるを得ないし、もしかすると10年くらいのスパンでアメリカは自国の基幹的な製造業を失ってしまうかもしれない。

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